2022-01-01から1年間の記事一覧
あっという間の大晦日。 今日も今日とて、巨大化した庭木と闘ううちに暮れてしまった。 書きたいことは山ほどあれど、時間と気力がいまひとつ。 とりあえず、毎月恒例の読書記録でお茶を濁すか。 2022.12 ★★『吼えろ道真』★『夢も定かに』澤田瞳子 ★★…
2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒うらかわ優駿ビレッジ⇒二風谷アイヌコタン⇒炉ばた魚千(帯広) 3日目のハイライトは、この店だった!! 普段は夜も明るい首都圏の道を走り慣れているので 日没と同時に漆黒の闇に包まれる十勝・帯広あたりの車道…
2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒うらかわ優駿ビレッジAERU⇒二風谷アイヌコタン&文化博物館 二風谷アイヌ文化博物館。メノコマキリの緻密な細工に見とれる。 馬たちのところでのんびりしてしまったので そこから先は駆け足。 太平洋岸に出たとこ…
Section 1 恐竜とはどんな生き物か ◎強者どもは夢のなか ここで、もう一つ共通認識をもっておきたい。私達がイメージする恐竜像は、じつは非常に儚-はかないものだということだ。 恐竜研究の進展は日進月歩だ。毎年のように新発見があり、次々に過去の説が覆…
2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒道の駅忠類⇒翠明橋公園⇒うらかわ優駿ビレッジAERU(引退名馬) スズカフェニックス。美しい。しかも明らかにこちらを気にしていた。 せっかくの「朝食付き」なのだから 美しいと評判の中庭をに面した席で食べよう…
一章 ひととして恥ずかしくないぐらいには 最弱のマナー 昨今では運動会などでも順位をつけない、と聞いたことがあるが、それは負けん気や向上心の芽を摘むような、おおげさに言えば人間の本能と矛盾するシステムである気もする。そこで、いっそのこと「最弱…
お金の貯め方・使い方をゼロから考え直すことによって 自らの人生そのものを再構築していく、四人の女性(家族)の物語。 ひとことで言えば、こんな内容かな。 ご存じのように、本年最大級のベストセラー作品だ。 表題に「三千円」という具体的な金額が示さ…
カタールで開催されたワールドカップ2022が、閉幕した。 見事なまでに、"予想通り"のストーリーだった。 いったいなにがどう"予想通り"なのか? 「こうなったら面白い(理想的)だ」という展開に終始したからだ。 後出しジャンケンの結果論だと笑われか…
2022年10月27日(木) 然別湖温泉⇒駒止ガレ場⇒真鍋庭園⇒北海道ホテル ロビーに馬車まで置いてある。"皇室御用達の宿"北海道ホテル なーんか、場違いだな~。 森のスパリゾート北海道ホテルのエントランスを前にして まっさきに浮かんだ感想は、これ…
アングリ降臨 Second Going 「天使は、神聖な存在のなかではいちばん下の階級だということは、ご存知かな?」と彼がわたしにたずねました。「なにか、なされるべきことがあると、炎の剣をふりまわすとか、だれかに警告するとか、メッセージを届けるとか――と…
第一章 斑鳩の里 1 法隆寺 対談 大野玄妙(法隆寺管長)✖小川三夫 伽藍で感じ取れるもの 小川 千三百年建物が建ち続けている。いろんな修理があって建っているんですけど、建ち続けている。そのエネルギーとか、木の強さとかいろんなものが、ここでしか味わ…
予想を超える番狂わせが続いたり 前代未聞のジャイアントキリングが頻発したり 近年まれに見る「波瀾万丈のワールドカップ!」である。 だがいっぽうで、主力選手の苦言や抗議もひっきりなしに湧き上がっている。 そう。重要な試合を任された主審の仕事ぶり…
旅だから出逢えた言葉――Ⅰ フランス/パリ、スペイン/バルセロナ Paris,France & Barcelona,Spain 旅の時間で“流れる風景”を見つめる時が一番安堵します 鉄道の旅に根強い人気があるのは、さまざまな理由があるのだろうが、私は、あの車窓を流れる風景にある…
【朝ごはん】上高地のパンケーキ 上高地はマイカー規制もあって、空気の清らかさはほとんど天上的。蓼科の空気だって清澄なのだが、上高地の空気は別格。都会から来た人々は、逆に肺が「え?何これ⁉」とびっくりしてしまうんじゃないか‥‥なんて思うくらいだ…
2022年10月27日(木) 然別湖温泉⇒駒止ガレ場⇒道の駅おとふけ⇒真鍋庭園 十勝の紅葉は"キレッキレ"! 念願?のナキウサギに3回も逢うことができたので 本日の残りは"オマケ"のような気分。 明日決行予定のロングドライブ(帯広~浦河~平取~帯広)…
2 屠殺場で働く ナイフ 渡されたナイフは新品ではなく、使い込まれたものだった。刃渡りが十五センチほどで、やくざ映画に出てくるドスのように柄(つか} と刃とが一直線に繋がっている。 「いいか、鍔(つば)もねえから、刃先がつかえりゃ指が刃の上を走…
2022年10月27日(木) 然別湖温泉・ホテル風水⇒然別橋⇔駒止ガレ場 山道の両側は美しいコケでいっぱい。植物好きなら、こちらも必見。 然別橋そばの空き地に車を停め 左手に延びる踏み分け道をゆっくり登り始める。 午前10時頃とあって、周囲の地面…
2022年10月27日(木) 然別湖温泉・ホテル風水⇒然別橋⇔駒止ガレ場 こんなに簡単に逢えるなんて・・しかも、逃げないし。 朝起きると、目の前に白い靄がたちこめる湖面。 太陽は昇ったばかりだが、いっぱいに広がる蒼空が今日の晴天を約束していた。 …
昨夜、高知から帰って来たのだが 現地のホテルで未明の対スペイン戦を観てしまったため 帰宅後にはヘロヘロの状態となり、即寝落ち。 かと思えば今日も(昨夜か)、ゲーム終了間際に韓国が大逆転。 さらに休む間もなく今夜から怒涛の決勝トーナメントがスタ…
帯広旅行2日目(10/27)に出逢ったナキウサギ。詳しい話は高知旅行の後で 【上巻】「小説家と自動手記人形-オート・メモリーズ・ドール」 人間は飽きる生き物で、悲しむことも、嬉しがることも、ずっとは続けられない。 そういう風に、出来ている。[14] オ…
基礎編――これだけは知っておきたい 一 仏像の基礎知識 古寺の三大要素 今、仏像、建築、庭園が古寺の三大要素だと言いましたが、実はこの三大要素をすべて兼ね備えている寺は、ほとんどないと言ってもいいぐらいです。なぜかというと、たとえば飛鳥・奈良時…
第一巻 絵本と児童書 ことわざ絵本/ことわざ絵本PART-2 五味太郎 幼稚園から小学校に上がる時分に、いちばんそばにあって手に取った本だと思う。まず、ボリュームがある。一度開いたら、かなり長い間眺めていられる。 そしてどのページからでも読める…
対ドイツ戦の劇的な逆転勝利で日本国中が一気に盛り上がった 今回のワールドカップ。 そんな"ドーハの歓喜"と並び、大きな話題になっているのが もはや、恒例化した選手&サポーターたちの〈立つ鳥跡を濁さず行動〉だ。 圧倒的多数が、彼らの清掃行動を絶賛…
Chapter1 失踪時代 ――少女からおばあちゃんまで全部の要素を持っていて、それが大きくなったり小さくなったりするのが女性だと思うんですよ。 [58] Chapter1 アル中時代 アルコールだって薬物だから、薬物依存と変わらないよ ――アル中時代は一番安くてすぐ…
2022年10月26日(水) 羽田空港⇒帯広空港⇒カレーショップ・インディアン⇒道の駅ピア21しほろ⇒ナイタイ高原牧場⇒然別湖温泉・ホテル風水 窓いっぱいに然別湖が広がる。たしかにこれは絶景だ。 「あら、いいじゃな~い!」 宿の部屋に入ってすぐ、相方…
2章 凍土のめぐみ 居住霧とたった四時間の太陽 「マイナス40度以下になると、ヤクーツク市内での撮影はむずかしくなりますよ」と前から現地のテレビ局の人に言われていました。 “居住霧”が発生するためです。これは、人間や動物のはく息、車の排ガス、工…
硝子越しに囁く4 携帯電話のカメラを不用意に突き出してパシャパシャ撮っている人たちに違和感を覚えるのは、自分だけはカメラを向ける側にいる、自分だけは安全圏にいるという根拠のない思い込みの傲慢-ごうまんさのせいなのだろう。 [23] 一人称の罠 ここ…
2022年10月26日(水) 羽田空港⇒帯広空港⇒カレーショップ・インディアン⇒道の駅ピア21しほろ⇒ナイタイ高原牧場⇒然別湖温泉・ホテル風水 見渡す限り牧草地! 十勝のスケールはハンパない。 晴れ渡った空の下、どこまでも広がる十勝平野を北へと向かう…
2022年10月26日(水) 羽田空港⇒帯広空港⇒道の駅なかさつない⇒カレーショップ・インディアン エアチケットを購入し直し、予定通り帯広へ! 出発2日前に、他のツアーと勘違いして予約をキャンセルする。 そんな大チョンボの果て、航空券を買い直し実…
500ページを楽々と超える「超大作」が幅を利かすなか 本文280ページに満たない本書を手に取ると "軽く読める小品"というイメージを抱くかもしれない。 だがそんな予想は、見事に裏切られる。 第一話から第五話まで、連作短編集の体裁をなしている本作…