2022年10月27日(木) 然別湖温泉⇒駒止ガレ場⇒道の駅おとふけ⇒真鍋庭園
十勝の紅葉は"キレッキレ"!
念願?のナキウサギに3回も逢うことができたので
本日の残りは"オマケ"のような気分。
明日決行予定のロングドライブ(帯広~浦河~平取~帯広)に備え
帯広近辺でのんびりすごすことに。
それでも、ホテルで入手した「然別湖周辺マップ」に
「白樺峠」と「千畳くずれ」の案内があったので
帯広市内に戻る途中、立ち寄ってみた。
しかし、マップに記されたほど大きな地形ではないのか、よくわからない。
ややガッカリしつつ車に戻る。
白樺峠にて。何はなくとも、空が青い!
同じような風景だけど、ついつい撮ってしまう。
あとは一路帯広市内へ。
相変わらず雄大な車窓風景に見とれては、何度もデジカメを向ける。
気が付けば時刻はお昼過ぎ。
何かお腹に入れないと。
だがせっかくの好天、ランチタイムに時間を奪われるのはもったいない。
途中、道の駅おとふけに立ち寄り
「十勝産小麦100%ベーカリー」が売りの「ますやパン」で
一番人気のメロンパンその他を購入。
空いていたテラス席で食べた。
ますやパン店先。残念ながら「牛のつのパン」は売り切れ。
どれにしようかな。迷った末に購入したのは・・
心地良いテラス席(エリア)で、いただきます。
前回(今年の5月末)に来た時も実感したことだが
ここの十勝地方は何を食べても美味しく感じる。
パンに使われている小麦や乳製品も、明らかにひと味違うのだ。
不思議なことだが、同じ北海道でも札幌旅行の時は
ここまで農産物の旨さに感動した経験はない。
本当にそれほど素材に違いがあるのか
日本離れした雄大な景観に味覚が勘違いを起こしているのか
はたまた「十勝」という言葉に騙された、単なる気分の問題なのか。
真相は分からないものの、今後の北海道旅行は
十勝地方など道東エリアを中心に計画することは、間違いなさそうだった。
それくらい、どれをとっても魅力的に感じられたのだ。
さて、残る日没までの4時間ほどを、どこで過ごすか
すでに予定は決まっていた。
帯広市の南にある「真鍋庭園」だ。
実はここも、前回(5月末)の訪問時には天気に恵まれず
どうせ入るなら晴れの日にしたいなあ、なんてワガママを言いつつ
ショップや「なつぞらセット」を見学するだけで、庭園には入らずじまい。
しかし、今回は見事なまでのドピーカン。
おまけに季節は、紅葉にドンピシャリ。
リベンジにはうってつけの好条件が、見事に揃っていたのだった。
てなわけで、本年2回目の「真鍋庭園」訪問。
受付で入園料金千円✖2人分を払って、いざ園内へ。
(最終日に立ち寄った駅ビル内の観光案内所で見つけたパンフレットには
200円の割引券が付いていた。ツメの甘さは、いつまでたっても治らない)
今度こそ入園料を払って、散策スタート!
最初の見所・日本庭園。
とにかく、紅葉の"グラデーション"が凄い。
庭より紅葉を見上げてる時間の方が長かったかも。
園内のルートや見どころなどは
真鍋庭園のHPあたりをチェックしてもらったほうが分かりやすいはずだ。
ただ、10月末という時期のおかげで、まさに紅葉の真っ盛り。
360度どちらを向いても、赤・黄・橙etc.に色づいた木々の葉が視界に飛び込み
眼福!眼福!の無限リフレインと相成った。
しかもこんなに美しいというのに、入園者の姿はポツリポツリ。
鑑賞のペストポイントを確保するために行列するどころか
ほとんどストレスなしの、"貸し切り状態"を堪能することができたのだ。
確かに、色とりどりの花が咲き誇る春・夏の方が見応えがあるかもしれないけど
個人的には、ワガママな庭園散歩が楽しめる紅葉期に軍配を挙げたい。
おなじみのエゾリスも走り回っていた。
ひときわ紅い木を発見。モミジではなかった。
展望デッキ近くで、童話に登場するようなキノコがふたつ。
京都にあってもおかしくない、紅葉の小径。
何度足を止めて、ぼーっと眺めていただろうか。
ともあれ、コース案内に従い日本庭園~ヨーロッパガーデン~展望デッキ~風景式庭園
~ニジマスの池~リスの教会と、小一時間ほどかけて園内を一周。
最後に立ち寄ったガーデンセンターで、ドングリの人形(1個60円!)を購入し
2022年10月訪問の記念とした。
1時間余り、のんびりゆっくり庭園巡り。次回は花の季節かな。
このなかの一人が、自宅のリビングに引っ越してきた。
そろそろ時刻は、15時なかば。
本日泊る「森のスパリゾート北海道ホテル」に向かうのに、ちょうどいい時間だ。
今回の旅を諦め切れなかった理由のひとつが、これ。
2000円弱の追加料金を払うだけで
帯広を代表する名門ホテルを、宿泊先に選ぶことができたのだ。
いつも味気ない駅前ビジネスホテルばかり泊まっていたので
鉄道敷設以前の開拓時代に創業された伝統ある宿泊施設に泊まれるというのは
とても大きなイベントだったりする。
もちろん、大人気の"朝食付き"というのも大きかったけど。
なにはともあれ、ウワサの「北海道ホテル」へGO!!
ではでは、またね。