気分はハイジ!? 日本最大の山岳牧場へ  帯広ふたり旅 2022.10.26-29 1日目(2)カレーショップ・インディアン⇒ナイタイ高原牧場(ナイタイテラス)

2022年10月26日(水) 羽田空港帯広空港⇒カレーショップ・インディアン⇒道の駅ピア21しほろ⇒ナイタイ高原牧場⇒然別湖温泉・ホテル風水

 

       見渡す限り牧草地! 十勝のスケールはハンパない。

 

晴れ渡った空の下、どこまでも広がる十勝平野を北へと向かう。

なんだかもうこの景色(空気や匂いも)だけで、満足してしまう自分がいる。

とはいえ、実際の旅はまだ始まったばかり。

本日の宿(然別湖畔)にチェックインするのはまだ早いので

その東にあるナイタイ高原牧場に立ち寄ることに。

 

    道の駅ビア21しほろ。地元の特産物が豊富で、眺めるだけでも楽しい。

     いろんな種類のプチトマトが勢揃い。後先考えず買いそうになった。

    やっぱカレーの後は"甘いもの"。きなこクリーム大福に手が伸びた。

 

途中、道の駅ピア21しほろで小休止。

腹いっぱいカレーを食べたばかりなのに・・いや、だからこそか。

地元産オリジナルスイーツの中から、きなこクリーム大福を買い食い。

十勝産小豆の芳醇な美味しさに、この日何度目かの「来てよかった」がこぼれる。

 

      広い広い青空と、まっすぐ伸びる道。高原牧場まであと少し。

 

さらに国道27号を北上し、左に分かれる道へと進入。

レストハウス風の建物前でさらに左折すると

いつの間やら、あたり一面起伏に富んだ草地が広がっていた。

どうやら、すでに牧場の敷地内に入り込んでいるようだ。

それにしては、肝心の牛がどこにも見当たらない。

時刻は14時を過ぎたあたり。

陽射は強いが風は冷たいので、早々と牛舎に帰ったのかもしれない。

そういえば帯広を代表する観光地のはずなのに

行き交う車の姿がほとんどない。

その分、独り占め感がハンバなく、気分は最高なんだけどね。

 

          走っても走っても、牧場のなか・・

でもって、くどいようだけど、周囲の風景の美しいこと!

しばらく道を登った先に展望台&レストハウスがあるらしいので

とりあえずそこ目指してゆっくり登っているのだがーー

斜めに傾きかけた陽射しが色づき始めた山の斜面を照らし出し

絶妙なコントラストを創り出しているものだから

何度も車を停めて貰っては外に飛び出し、デジカメを構えてしまう。

例によって、肉眼で感じたほどキレイには映らないが。

 

     展望台から十勝平野を臨む。暖かそうに見えるけど、風が冷たい!

 

かれこれ10分ほども登っただろうか。

ようやく車は、広い駐車場が待つ丘の上へと到着。

東に向いた斜面とその先の十勝平野に面して、低い建物が入口を見せていた。

これが「ナイタイテラス」と称するレストハウスのようだった。

駐車スペースのすぐ隣は、屋外の展望台になっているが

山の上だけあって風が強く、ダウンジャケットを着ていても寒さがキツイ。

非難するように、レストハウスへ向かった。

 

    ナイタイテラスのカフェ。ビカビカのガラス窓越しに絶景を楽しめる。

 

2019年に新規オーブンしたという「ナイタイテラス」は

黒を基調にした、牧場の中とは思えないほどオシャレでシックな建物。

内部にはカフェとショップ、牧場を紹介するコーナーが揃っている。

十勝平野に面した東側は一面の巨大なガラス張りで

その絶景を堪能できるテーブル席には

今までどこにいたのかと驚くほ数多くの人々(大半が若いカップル)の姿が。

地元でもデートスポットとして、そこそこ人気を集めているようだ。

(・・といっても、十数名ぐらいなんだけど)

 

       大画面で映す牧場の四季。やっと牛の姿を確認できた。

 

こちらも十勝平野を眺めつつお茶でも・・といきたいところだったが

先ほど食べたボリューミーな「きなこ大福」が、腹の中で自己主張を続けていた。

壁のモニターに映る牧場のドローン映像(主役は牛の群れ)を眺めただけで

ナイタイテラスを後にする。

気が付けばすでに時刻は15時近く。

のんびりしていると、然別湖に着く前に暗くなってしまう。

慣れない山間部の夜道だけは、絶対に避けたい。

名残惜しさを覚えつつも、絶景のナイタイテラスを後にするのだった。

 

         山を下りて然別湖へ。それにつけても、車が少ない。

 

ではでは、またね。