2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2018年12月3日(月) ハノイ⇔ハイフォン ハイフォンの"癒しスポット" 花市場 なにはともあれ、空腹は満たされた。 昼食をとったレストランは繁華街の反対側、いわば"駅の裏手"に位置していたので もういちど踏切を渡り、市民劇場や大聖堂が建つ北西方…
2018年12月3日(月)ハノイ⇔ハイフォン この日のメインは、"のんびりうたたね"列車旅 二日続きで熟睡できず ぼやけた頭のまま、一階に降りて朝食を摂る。 目先を変えてクラブハウスサンドをオーダーするが サンドイッチの両面をちょっと炙っただけで…
本のタイトルにもなっている 冒頭の『うどん キツネつきの』を読んだ後の感想は "ふむふむ、なかなか面白いぞ。 タイプとしては、日常からちょっとハズレた〈すこし不思議系〉かな~" なんて、懲りない上から目線でわかったつもりになっていた。 だが、二作…
「世界が注目する北欧ミステリ」の中でも 代表格といえるだろう、人気シリーズの第6弾だ。 相変わらず、見事なまでの"ダメオヤジ"っぷりを披露してくれる (強烈に共感してしまう)主人公カール・マーク警部補。 巻を重ねるたびに、謎の素顔がチラリチラリ…
いまから15年前の「読書日記」だが 何よりも、著者のジャンルに囚われない"乱読傾向"に 勝手に強い共感を抱いてしまった。 当初は、「日記」の中で紹介する本の多さに "どうしてそんなに早く読めるんだ!?"と、驚いていたが 半分近くは以前読んだものの〈…
歴史的事実に関して "あ、これはウソついてるな!"と気づくとき そこには、必ずいくつかの共通項が存在している。 なにより、「ウソをつくことで得をする人々(組織)がいる」こと。 ほとんどの場合、それは当時権力を握っている為政者たちだ。 〈ウソをつか…
山での死は決して美しいものではないし、「ロマン」という言葉の意味を抹消してしまうほどである。だからといって、アルパイン・クライマーは死を完全に取り去ることはできないし、その必要性もないと思う。世の中では安全登山ばかりを叫ぶが、本当に死にた…
ゴシップ記事や芸能ニュースの見出しだったら 「相次ぐトップアスリートの不祥事!(ダサっ)」とでも書くのだろうか。 箱根駅伝アンカーに続いて 今度は大相撲の人気大関が〈キャバクラ通い〉で自粛休場となった。 世間一般で通用する《常識》に沿って、そ…
どさくさに紛れて"うっぷん晴らし"に声を上げるヤカラに うんざりしている。 たとえば、東京オリンピック開催に対するバッシング報道。 「五輪開催か人の命か」という ひところ巷で流行った"人の命は地球より重い"並に乱暴な二択には もはや返す言葉もないが…
2018年12月2日(日) ハノイ市内 暴走族? いやいや、これが"ベトナム式祝勝パレード"。 すっかり暗くなったロンビエン・バスターミナルに、戻ってきた。 それまでピタリと止まっていた鼻水が、待ってましたとばかりに流れ出す。 これはもう、大気汚…
2018年12月2日(日) ハノイ市内 ハノイの"癒しスポット"、発見! 冷房の効いた路線バスのおかげで ロンビエン・バスターミナルに戻ったときには そこそこ元気を取り戻し、食欲も戻ってきていた。 時刻は、1時半ちょっと回ったところ。 なにか軽くお…
2018年12月2日(日) ハノイ市内(バチャン往復) ロンビエン駅すぐの鉄橋。本数が少ないので、地元民のたまり場に。 夜半過ぎまで下の歩道で若者たちが騒いでいたが 部屋と通りを隔てるのは、スダレみたいなスリットが入った木の扉一枚。 (おまけに…
『チ。』の拷問シーンにほとんど"痛み"を感じなかったのは 並行して読み進めていた本作(特にEp.4)のおかげ?かもしれない。 こちらの「差別」やら「暴力」が凄まじすぎて、麻痺していたのだと思う。 命をすりつぶす戦闘シーンの連続もさることながら 声を…
どうして、これが大賞を取らなかったのか、理解に苦しむ。 いきなり読者を試すように、血なまぐさい拷問シーンで始まるから? 多少絵が雑だったり、ときどき文字だらけになったり 構図やらコマ割りが乱暴だったりしたから? まさか、そんな細いことで優劣つ…
いまや日本で(世界でも?)トップクラスの人気を誇る 17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメールが遺した わずか三十数点の作品。 それらに出逢うため、一人の女性ジャーナリストが 欧米各都市の美術館を訪ねて回った記録である。 作品それぞれの出自と…
出口の見えないトンネルを手探りで進むような、いまこの時期。 23年間描き続けられた本作の完結に立ち会えたのは 何かの巡り合わせのように思えてならない。 多少なりとも幕末史の知識を持っている方なら 新選組の3人(近藤勇、土方歳三、沖田総司)が織り…
「小説新潮」2011年5月号の特集を文庫化したアンソロジー『Story Seller annex』そのなかに、心揺さぶられる一編があった。 有川浩『R-18 二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談』である。 本文40ページに満たない短編だが、そのインパクトは…
緊急事態宣言などどこ吹く風とばかり、増え続けるコロナ感染者数。 掛け声ばかりで、いっこうにはかどらないワクチン接種。 行き場のない不安が際限なく膨れ上がり ぶちまける相手=敵を求め、右往左往しはじめた。 たとえば、"奇跡の復活"を遂げたスイマー…
2018年12月1日 ルアンパバーン⇒ハノイ ベトナム航空VN930 ルアンパバーン1915⇒2015ハノイ ハノイ旧市街の夜。こんなに喧しいとは思わなかった。 飛行機は、定刻通りハノイ国際空港に着陸。 ハノイに降り立つのは、今回で確か4回目になる。 …
2018年12月1日(土) ルアンパバーン市内(⇒ハノイ) メコンの旅人(自動車付き) 昨日のバンビエンと同じく ホテルの宿泊費に朝食が含まれていたので 朝8時10分過ぎごろ、指定された入り口近くカフェに向かう。 シンプルな木のテーブルが並ぶ食事…
2018年12月1日(土) ルアンパバーン市内(⇒ハノイ) 「プーシーの丘」に登る途中にあった、お供え物? 朝、5時半。 真夜中のような暗闇のなか、相方と共にホテルを後にする。 目指すは、ワット・シェントーンの南面、東西に延びるサッカリン通り。 …
1960年代の「任侠映画」シリーズ 73年の『仁義なき戦い』に始まる「実録路線」シリーズ 『極道の妻たち』『柳生一族の陰謀』・・ さらに83年、カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)に輝く 『楢山節考』をプロデュースした東映プロデューサー・日下…
歴史的快挙! 世紀の大発見! といった大仰な枕詞付きで紹介される出来事は 最近やたらと多くなってきたが これに関しては、決して言い過ぎではないだろう。 "生きた化石"シーラカンス発見にまつわるエピソードと その後の大騒動を記録した物語である。 こと…
三度目の緊急事態宣言も、もはやカエルの面にションベン。 「不急じゃないが"不要"でもない」と言い訳のもと 開き直って出かける方々が続出。 新型コロナ感染者数も、相変わらずの高止まり状態を続けている。 いっぽう、オリンピック開催を目指す「お上」へ…