2021-01-01から1年間の記事一覧

また来年。

大掃除etcのため、時間が取れず。 今月読んだ本のリストを、添えることに。 ちょっと寂しいので、マンガ(単行本)の読了リストも併記する。 2021.12 ★『烏に単(ひとえ)は似合わない』『烏は主を選ばない』阿部智里 ★『夏化粧』池上永一 ★『ミノタ…

"疑うこと"の大切さを、改めて心に刻む。 『立ちどまって考える』ヤマザキマリ 周回遅れの新書Rock

相方と話していると、たま~に話題が政治の話に及ぶときがある。 (現在の日本における新型コロナ対策など) んで、率直に自分の意見を述べると、決まって彼女はこんな言葉を返してくる。 「どうしてそんなに、人を疑ったりキツいことばかり言うの? みんな…

美味も絶景も"3日で慣れる"。つくづく、人間って強欲だ。 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 3日目(その4)名蔵アンパル⇒パンナ展望台⇒観音崎⇒島料理・南の島 

2021年12月7日(火) 川平湾~ウシのカドデ~石垣島ミルミル本舗~名蔵アンパル~観音崎~島料理の店「南の島」 観音崎付近で日没を観る。"光の道"はニライカナイへ続く・・といいな。 潮が満ちてくるまで干潟を探索するぞ! なんて気負っていたもの…

われ腰痛めミナミトビハゼとたはむる? 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 3日目(その3) 石垣島ミルミル本舗⇒名蔵アンパル

2021年12月7日(火) 川平湾~ウシのカドデ~石垣島ミルミル本舗~名蔵アンパル 無人の名蔵アンパル。この干潟に、多彩な生き物が!・・いるはず。 正直、それほど時間に余裕はない。 だけど、「何か口直しを!」という"ラーメン後の衝動"に押し切ら…

"ゆし豆腐"のカタキを"中華そば"で討つ 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 3日目(その2) 川平湾⇒とうふの比嘉(前)⇒ウシのカドデ

2021年12月7日(火) ファーマーズマーケット~川平湾~ウシのカドデ 「本格中華そば」との運命的な出逢い!? やや悔いの残る楽しめたグラスボート観光は、30分ほどで終了。 ちょうどお昼過ぎと、いい頃合いになたので 前日から決めていたランチの…

グラスボートは"満ち潮"で乗るべし! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 3日目(その1) ファーマーズマーケット⇒川平湾

2021年12月7日(火)ファーマーズマーケット~川平湾 2日続けて、ここに来てしまった・・ 本日のメインイベントは、名蔵アンパル(干潟)。 白保ワタンジ同様、干潮時を狙ってマングローブの森や干潟の生き物を見に行く。 ちなみにこの日の干潮時刻…

暴力と混沌の、否定できない"魅力"。 『ミノタウロス』佐藤亜紀 周回遅れの文庫外Rock

暴力で解決できることなど、ひとつもない。 まして戦争など、検討の余地もなく絶対に反対だ。 誰もが争いを憎み、平和を愛している。 過去の歴史や現実の世界を見る限り、それは理想に過ぎないのかもしれない。 実際「平和」の意味を、「戦争と戦争の間の小…

"石垣パワー"全開の〈なんくるファンタジー〉 『夏化粧』池上永一 周回遅れの文庫Rock

国内・海外を問わず、旅に出るときには 普段より五割増しほど多めの本(小説&エッセイ)を持って行く。 常に身の回りに(未読の)本がある暮らしを続けて、かれこれ60年。 万一旅先で未読本が切れたら、不安で仕方ないからだ。 実際には、100の大台に…

"旅の記憶"が、雪崩のように押し寄せる! 『旅だから出逢えた言葉Ⅱ』伊集院静 周回遅れの文庫Rock

思うように国内から出られなくなってから 早いもので、2年近くもの時間が過ぎてしまった。 もっともうたたsはギリギリまで粘り 20年2月末発のキューバ+メキシコ旅行を果たしたが。 それでも、昨年秋に更新したパスポートは、いまだ未使用状態。 広重の富…

「死」もまた楽しからずや。 『死神の精度』『死神の浮力』伊坂幸太郎 周回遅れの文庫Rock

くだんの床屋の主人は、「死ぬのが怖い」と洩らしたこともあった。私はそれに対して、「生まれてくる前のことを覚えているのか?」と質問した。「生まれてくる前、怖かったか? 痛かったか?」 「いや」 「死ぬというのはそういうことだろ。生まれる前の状態…

「公式認定」って、・・ナニサマ? 『シャーロック・ホームズ 絹の家』アンソニー・ホロヴィッツ 周回遅れの文庫Rock

生れて初めて自分の小遣いで買った文庫本が 「シャーロックホームズ・シリーズ」の一冊であることは いまでも記憶に残っている。 たしか小学4年生の時で、作品名は「事件簿」だった気がする。 (なぜ「事件簿」なのか? 理由は、値段に比べて一番ページ数が…

相変わらず快適。しかし、わずかに不満も・・ SONY WF-1000XM4の評価(その2) Make-Makeのススメ

SONY WF-1000XM4を聴き始めて、はや3週間。 当初絶賛した"使い勝手のよさ"に変わりないものの (特にノイズキャンセリング機能には大満足) 「あれれ?」と感じた点が、ふたつばかり浮上してきたので そのあたりついて、経過報告したい。 まず、バッテリー…

絶品「島料理」にほっぺたを落とす 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 2日目(その5) 御神崎⇒石垣市内・えいこ鮮魚店

2021年12月6日(月) 白保海岸⇒ヤエヤマヤシ群落⇒川平湾⇒御神崎⇒市内 今回イチオシの居酒屋「えいこ鮮魚店」のオススメメニュー! 日没(午後6時)から、20分ほど経ったろうか。 これ以上空が赤くならない様子だったので、「特等席」から立ち上が…

"特等席"で観る「日没スペシャル」 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 2日目(その4) 川平湾⇒御神崎

2021年12月6日(月) 白保海岸⇒ヤエヤマヤシ群落⇒川平湾⇒御神崎 西表島(上空の雲)に沈む夕陽 ヤシ林入口(バス停)から10分たらずで、右手にⓅの文字を発見。 道に沿った10台分ほどスペースに車を入れれば そこが「川平湾を望むパーキング」だっ…

「ぱぱや」の生ジュースで蘇生する 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 2日目(その3) 白保海岸⇒ヤエヤマヤシ群落

2021年12月6日(月) 白保海岸~ヤエヤマヤシ群落・パーラーぱぱ屋 今回の旅で、文句なしの「No.1ジュース・ショップ」! さーて、どうしようか・・・ サンゴの浜辺を歩くこと、およそ500メートル。 船着場の手前に停めた車まで戻ったものの 次に…

遠すぎた"ワタンジ" 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 2日目(その2) 白保海岸

2021年12月6日(月) 石垣市内→白保海岸(ワタンジ)→川平湾→御神崎 ひとっこひとりいない白保海岸。その理由が、やがて判明する。 おそらく、自然保護の観点から手控えられているのだろう。 白保海岸のワタンジに関する情報は、とても少ない。 ガイ…

20年越しの"ワタンジ歩き" 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 2日目(その1) 石垣市内/公設市場→白保海岸

2021年12月6日(月) 石垣市内→白保海岸(ワタンジ)→川平湾→御神崎 朝7時半ごろ、ホテルの窓から。 かれこれ、20年ほども前になるだろうか。 沖縄行き航空便(ANA)の機内で流す、PR映像の仕事を受けた。 内容は、沖縄の魅力をアピールするドラ…

"島一番のソーキそば"を食べにいく 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 1日目(その2) 石垣島空港→明石食堂→石垣市内(ホテル)

2012年12月5日(日) 羽田空港石垣島空港~明石食堂~石垣市内ホテル 今まででいちばんおいしかった「ソーキそば」 島の北東へと伸びる半島目指して車を走らせること、十数分。 夕焼けの赤みが残っていた空は、一気に夜へと転じた。 すると、周囲はす…

甘い空気と遅い日没 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 1日目(その1) 自宅⇒羽田空港⇒石垣島空港

2021年12月5日(日)羽田空港✈石垣島空港明石食堂ホテル 何回見ても、富士山には見とれてしまう。 朝10時40分頃、自宅からスーツケースを転がすこと10分余り。 最寄りの駅に到着し、電車でたまプラーザへ移動。 予定より1本早い11時30分発…

明日から石垣島 何に出逢えるかな・・

明日(5日)から9日まで、石垣島に行ってくる。 大潮ではないものの、干潮時間に合わせて日程を組んでみた。 主な目的は、白保海岸のワタンジ散策と、名蔵アンパルの干潟遊び。 それから、夕景スポットめぐりと星空観測など。 他には、地元の美味しい物を…

"たかが土"・・なんて、言えなくなるよ。 『土 地球最後のナゾ』藤井一至 周回遅れの新書Rock

こんな疑問を抱いたことは、ないだろうか。 「なぜ日本など東アジア地域でばかり、稲作が盛んなのか?」 「もっと世界中で作物を育てれば、飢えに苦しむ人は少なくなるのに。 どうして"ほったらかした"ような荒地ばかりが、無駄に広がっているのか。 単に農…

カードの不正利用を防ぐ方法  MakeMakeの教訓

午前11時頃、ゴールドカードデスクに電話。 15分ばかり待たされた後、対応に出た係の女性に 「身に覚えのない支払いがあった」と伝えると 「現在担当の者が電話に出られないので、後でこちらから連絡します」という。 いったん電話を切り、待つこと・・…

カードを不正利用されてしまった・・  MakeMakeの泣き言

普段からカード会社を装ったサギには気を付けており 少しでも怪しいと感じた場合は 直接カード会社のホームページからアクセスし 「利用明細書(予定)」などを調べるよう、心掛けていたのだが・・・ 本日、カード会社から何度も【要確認メール】を受信。 念…

前作(XM3)の課題点をまるっと解決した、最強のノイキャンイヤホン! SONY WF-1000XM4の評価 Make-Makeのススメ

DENON AH-C830NCを1か月使ってみて 勝手に抱いてしまったたジレンマを解消すべく 昨年のSONY WF-1000XM3(使用1年半で突然右側が壊れた)に続き WF-1000XM4の購入に踏み切った。 で本日、3時間程度ではあるが 実際に装着して「聴き歩き」してみた結果を…

装着感は最高。音も絶妙。だが「本体での音量調整」と「早すぎる警告音」がツラい DENON AH-C830NC、1か月目の評価 Make-Makeのススメ

突然壊れたワイヤレスホンSONY WF-1000XM3から DENON AH-C830NCに変え換えて、ほぼ1カ月が過ぎた。 最初のうちは、快適な装着感(軽い!)と美しい音がすっかり気に入り 「聞き歩き派には絶対オススメ!」的な感想を寄せたのだが・・ 使い込んで(聞き込ん…

すべての人の遺伝子に刻印された"宿命" 『BLACK LAGOON ①~⑫』広江礼威 周回遅れのマンガRock

"命の値段"が、恐ろしいほど安い物語だ。 当然——こんな野蛮なマンガ、認めるわけにはいかない! などと、目くじらをビンビン立てて叫ぶ"ヒューマニスト"も少なくないだろう。 だが、そもそも我々人類(少なくとも哺乳類)は 数十億のライバルと命懸けでレー…

崖っぷち みんなで立てば 怖くない? 『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』ブレイデイみかこ 周回遅れの文庫Rock

厄介ごとに正面から向き合うことが苦手な方(大多数の日本人)には おそらく頭のてっぺんから尻尾の先まで 「見ないふりをしてる間に、事態はこんなにヒドイことになっていたのか・・」 とため息をついたり、頭を抱たくなる"現実"がてんこもりだ。 『ぼくは…

人生がつまらないのは、あなたが冒険していないからだ。 『イタリア発イタリア着』『イタリアの引き出し』内田洋子 周回遅れの文庫Rock

前回(『ジーノの家』)のときは "ドキュメンタリー至上主義"を信奉する解説文にすっかり気分を害され 読後感より「ドキュメンタリーってそんなに偉いのか?」と 反発心ばかり書き連ねてしまったけれど、今回は大丈夫。 脱力系を演ずる偽悪家・宮田珠己氏の…

善意と肯定で彩られた"優しさ100%"の物語 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ 周回遅れの文庫Rock

なによりも、この圧倒的な『肯定力』が、眩しい。 「梨花が言ってた。優子ちゃんの母親になってから明日が二つになったって」 「明日が二つ?」 「そう。自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未…

"シメは抹茶"で正解だった 京都ふたり旅 2021.10.4-7 4日目(その4) 清水一芳園~亀屋陸奥/京都市内

2021年10月7日(木) 京都市内⇒横浜市内 獅子舞のような「雨除け」。京都はディテールも面白い。 この日は、バスや地下鉄の一日乗車券は購入せず ホテルから歩いて行ける範囲を回ることを、決めていた。 なので、京都駅から徒歩五分の殿田食堂で昼ご…