2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

内に向かって潰れ続ける自民党の末路は、白色矮星? それとも中性子星?  MakeMakeの遠吠え

今回、自民党総裁選挙の経緯を眺めていたら ふと浮かんできたのが、太陽などの恒星がたどる〈最後の姿〉だった。 なぜ、そんな突拍子もないことを思ったのかというと あまりにも既得権益を死守する老人たちが選挙戦をコントロールし 誰もが"自分の足元"しか…

75歳で"若く健康な身体"をゲット。だがその代償は・・ 『老人と宇宙(そら)①②③』ジョン・スコルジー 周回遅れの文庫Rock

75才になったとき あなたの前に「2つの道」が提示される。 ひとつは、そのまま時の流れに身を任せ、寿命が尽きるまで生き続けること。 もうひとつは、若く健康な身体を再び手に入れる代わりに 10年間の〈兵役=コロニー防衛軍〉に志願する。 もちろんそ…

軍を"護衛"する「民間警備会社」の《不都合な真実》 『戦場の掟』スティーヴ・ファイナル 周回遅れの文庫Rock

無知の恐ろしさを、改めて痛感させられた一冊だ。 これまで漠然と抱いていた「傭兵」のイメージたるや 世界中の紛争地を飛び回る(と伝え聞く)フランス外人部隊をはじめ 命の奪い合いに魂を奪われた"兵隊崩れ"など ごく一部の、極めて特殊な〈ならず者〉の…

一瞬の絶景! 富士山ぐるり旅 2021.9.21-22 2日目

2021年9月22日(水) 宿の食堂。徹底した感染症対策に、ちょっとビビる。 明日の日の出は、5時31分。 もし晴れていれば、数分間、赤富士が楽しめますよ。 夕食後、宿の主人が発した言葉のせいではないが 妙に正確な「体内時計」のおかげで 明け方…

絶品の"和風フレンチ?"に食い倒れる 富士山ぐるり旅 2021.9.21-22 1日目(その3) 

2021年9月21日(火) 自宅⇒道の駅どうし⇒忍野八海⇒宿 どこか「ゴッホの絵」のような、ススキ野原 澄み切った伏流水をボーっと眺めていたら あっという間に時刻は2時半越え。 じっくり見ようと思っていた売店の品々を横目に 駐車スペースへと急行し、…

伏流水、なめたらいかんぜよ 富士山ぐるり旅 2021.9.21-22 1日目(その2) 

2021年9月21日(火) 自宅⇒道の駅どうし⇒忍野八海⇒山中湖(宿) 忍野八海。とりあえず、これだけで"元"は取れたかな。 道の駅を出発し、国道413を一路西へ。 エアコンを切って窓を全開 心地よいそよ風と木漏れ日を浴びながら走ること、20数分。 …

辛抱たまらず山中湖へ 富士山ぐるり旅 2021.9.21-22 1日目(その1) 

2021年9月21日(火) 自宅⇒道の駅どうし⇒忍野八海⇒宿 何度見ても、富士山には慣れない。出逢うたびに、胸がドキッ!と跳ねる。 いまだ緊急事態宣言中ではあったが ふたりとも2回目のワクチン接種から、はや2カ月が経過した。 相変わらず決断も強制…

コインブラに漂う"ハリポタ臭" ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 4日目(その2) ポルト⇒コインブラ⇒リスボン

2016年6月10日(金) ポルト~コインブラ~リスボン 700年前の・・・「ハリポタ」!? 思ったより人気のない坂道を、折り返すように登っていく。 すると、ちょうど大学の手前に来たところで 人通りの多いもう一本の道と合流した。 駅前から直登す…

"お高い"ポルトに背を向けて・・ ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 4日目(その1) ポルト⇒コインブラ⇒リスボン

すっかりご無沙汰していたポルトガル旅行(2016年)の続き。 2016年6月10日(金) ポルト~コインブラ~リスボン ドン・ルイス1世橋からポルト旧市街を臨む 静かで快適な睡眠をとり、朝8時前に起床。 庭を渡って本館(城)の2階へ。 重厚な絨…

安くて美味しいグルメタウン・京都へGO! 『京都の中華』姜尚美(カン・サンミ) 周回遅れの文庫Rock

ずいぶん長い間、京都には「ちょっとお高い和食の都」 というイメージを持ち続けていた。 しかし去年の秋、GoToキャンペーンに背中を押され 二十数年ぶりに訪れた京都で 絶品地中海料理&イタリアンに出逢えたおかげで (しかも値段は居酒屋レベルと格安!)…

本編に魅了され、番外編でホロリ。"ラブコメの女王"降臨  『恋愛ラボ』(全15+1巻)宮原るり 周回遅れのマンガRock

同じ作者の『僕らはみんな河合荘』でもベタ褒めしたけど 面白いのだから、仕方ない。 男前度マックスの"ワイルドの君"、倉橋莉子が "恋に恋しすぎる"妄想美少女生徒会長・真木夏緒と出会い 二人を中心に繰り広げられる〈ヘッポコラブラブ中学生ライフ〉を描…

10年後の"再再読„が、楽しみだ 『獣の奏者 Ⅰ闘蛇編/Ⅱ王獣編/Ⅲ探求編/Ⅳ完結編/外伝 刹那』上橋菜穂子 周回遅れの文庫Rock

『闘蛇編~完結編』の4冊に関しては 単行本が出た10年以上前に、一度読み終えていた。 その後、『外伝』の文庫版を入手したが ずーーっと本の地層に埋もれっぱなしだった。 このたび、ようやく順番が巡り 改めて揃えた4冊の文庫とあわせて再読する機会を…

上手に「発信」してれば、2期目もあったのに・・ バイバイ菅総理  本日の”なんだかなぁ”

純然たる"後出しジャンケン"にすぎないが 二階長老の逆鱗に触れ わずか一年で総理の座から蹴落とされた菅先生に ひと言、上から目線の忠告を贈りたい。 「二階降ろし」から一転 総裁選への出馬断念を宣言したとたん 今になってかよ・・な感じで 「菅総理は(…

身体は"奇跡"でできている 『新・細胞を読む 「超」顕微鏡で見る生命の姿』山科正平 周回遅れの新書Rock

我々の身体は、すべて細胞でできている。 ――誰もが知っている、生物学の基礎知識だ。 当然、"常識"のひとつとして、理解しているつもりだった。 しかし、本書を読み、「超」顕微鏡で数千~数万倍に拡大された写真に接するうち そうした"常識"が、どれほどい…

板子一枚下は"地獄" 『シリア 隠された傭兵たち』(NHK-BS1.6/13O.A.)『混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る』(Nスぺ8/22O.A.) Make-Makeの遠吠え

オリンピックと大谷関連に時間を取られ HDレコーダーいっぱいに溜まっていた録画済み番組を ようやくまとめて視聴できる環境になってきた。 その過程で、今回続けてチェックしたのが、表題に挙げた2つの番組と 5/23OAのBS1スペシャル『市民たちの不服従 北…

忘れていた"あの味"が、舌の奥でむくりと起き上がる 『世界ぶらり安うま紀行』西川治 周回遅れの文庫Rock

最後の海外旅行(キューバ&メキシコ)から そろそろ1年半が過ぎようとしている。 人生初の国境越え(解放間もない中国を放浪)以来 かくも長い間パスポートを開かなかったことは なかった気がする。 予想外に広がり長引く「新型コロナ禍」のため この先も…

有名人は〈ストレスの捌け口〉じゃないよ 「綾瀬はるかコロナ入院」批判にウンザリ  本日の”なんだかなぁ”

いちおう「業界人(元)」なので 本人と挨拶ぐらいは交わしたことがある。 だからといって、とりわけファンでも"お気に"でもない。 単に「メジャーな女優の一人」という程度の認識だ。 なので、ごく客観的な一般論として 今回の「言いがかり」について論じて…