明日から石垣島 何に出逢えるかな・・

明日(5日)から9日まで、石垣島に行ってくる。

大潮ではないものの、干潮時間に合わせて日程を組んでみた。

主な目的は、白保海岸のワタンジ散策と、名蔵アンパルの干潟遊び。

それから、夕景スポットめぐりと星空観測など。

他には、地元の美味しい物を手頃な値段で楽しむぐらいか。

残念ながら現地の天気予報は曇りがちだが

晴れ男&女のパワーで、なんとかひっくり返したい。

 

近況報告だけでは物足りないので

毎月記録してる「今月読んだ本」を書き出してみた。

今回は先月(11月)分となる。

煩雑になるので、マンガや雑誌類は除外した。

・・にしても、ヒマなはずなのに読書量が増えないなぁ。

 

2021.11 

〇『白貌の伝道師虚淵玄

★『86-エイティシックス-』⑦⑧安里アサト

★『まほろ駅前狂騒曲』三浦しをん

〇『おしまいのデート』★『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

〇『シャーロック・ホームズ 絹の家』アンソニーホロヴィッツ

★★『有川浩の高知案内』有川浩 案内

★★『イタリア発イタリア着』『イタリアの引き出し』内田洋子

★★『土 地球最後のナゾ』藤井一至 

★『若冲 JAKUCHU』狩野博幸

 

ではでは、またね。

"たかが土"・・なんて、言えなくなるよ。 『土 地球最後のナゾ』藤井一至 周回遅れの新書Rock

こんな疑問を抱いたことは、ないだろうか。

 

「なぜ日本など東アジア地域でばかり、稲作が盛んなのか?」

「もっと世界中で作物を育てれば、飢えに苦しむ人は少なくなるのに。

 どうして"ほったらかした"ような荒地ばかりが、無駄に広がっているのか。

 単に農作業が面倒だから怠けてるだけなんじゃないの?(ひどい偏見だね)」

 

物心ついたころからず~~っと、ぼんやり心の中に浮かんでは消えていた

「土地(土)」と「人の営み」に関する様々な"ハテナ"が

体育館をいっぱいに使ったドミノ倒しのように

雪崩をうってバタバタバタと〈タネ明かし〉されてゆく・・。

そんな、恐るべき知的快感に満ち満ちた、"気づきと発見の書"である。

 

たとえば、「なぜ地球上の限られた場所でしか農業が行なわれていないのか」。

農業に関する基礎知識さえ持っていれば、あっさり解答できるのだろうが

あいにくうたた(俺だ)のような"一般人"には、永遠の謎に等しい「難題」だ。

で、本書を読んでわかった〈正解〉は――

水や気候に恵まれ、多少の肥料を投入したとしても

箸にも棒にもかからぬ"残念な土地(土壌)"が、いっぱいある。

むしろ地球規模で考えば、"農業に適さない土地(土)の方が広い"ぐらいだ。

――という「常識」を、著者は世界中の土を掘りに行っては

大きく12種類に分かれる〈世界の土壌〉を、ひとつひとつ紹介してくれる。

 

その途上で、淡々と「驚愕の事実〈常識?〉」が明かされる。

泥炭土は、地中深く数千万年も眠れば石炭に化ける。それは私たちの使う電気の燃料になるだけでなく、ジーンズを染めるインディゴの原料にもなっている。植物から絞っていたインディゴを石炭から合成することに成功したのは、世界最大の化学メーカーであるBASF社だった。染料で発展したBASF社は、石炭を使って窒素肥料と火薬の大量生産に成功した。窒素肥料は世界人口を倍増させた一方で、火薬は戦争での死傷者数を倍増させた。泥炭度土は世界の陸地面積の1パーセントに過ぎないが、その影響力は大きい。                             〔80ページ〕

 

砂質土壌で肥料をやらなかった場合、作物はほとんど育たない。粘土質土壌で無肥料栽培をするよりも、収穫量の落差が大きい。とはいえ、化学肥料は元手がかかるし、サトウキビの買取価格は、農民の都合と関係なく国際市場が決めてしまう。多くの肥料投入が必要な砂質土壌では、純利益が小さい。結果として、農民は貧しくなる。 〔85-6P〕

タイ北東部の"未熟"土では、充分な雨が降るために農業自体は成立した。しかし、多くの砂漠未熟土は農業に適さない。養分も水も保持できないためだ。北米大陸砂丘地帯にはカジノが多い。有名なのがラスベガスだ。周りにはデスバレーと呼ばれる砂丘地帯がある。未熟土の見せる、もう一つの姿だ。世界には農業ができない土壌が存在し、生活の選択肢を限られたものにしている。                   〔86P〕

 

エストニアアカマツ林の広がるポドゾル地帯にはね、マツタケがあちらこちらに生えている。日本では「親兄弟にすら在り処を教えない」といわれる高級キノコが、ぞんざいな扱いだ。マツタケの香り(マツタケオール)とカビ臭の原因物質は化学構造がそっくりで、世界の多くの人々がカビ臭として一括している。日本人は、微妙な違いを嗅ぎ分けてマツタケを神格化している。日本人のほうが珍しい存在なのだ。     〔92P〕

 

なんだか、直接土壌(土)とは関係のない話ぱかりピックアップしてしまったけれど、

こんなふうに著者は世界中を渡り歩いてゆく。

100億人を養ってくれる肥沃な土を探すため(6P)に。

 

熱帯雨林を語る本のたぐいには、豊かな森の下の土壌は薄く脆弱で、伐採すると不毛化する‥‥ということが常套句のように書いてある。しかし、私の調べた限りでは、熱帯土壌が薄いというのは落葉層、腐食層に限った話であって、土そのものは深い。日本の山なら1メートルも土を掘れば岩石面に到達するが、熱帯雨林では数十メートルの深さまで土が続く。高温で湿潤な熱帯雨林では、活発な生物活動が岩石の風化を加速するためだ。                                   〔117P〕

熱帯雨林を伐採してしまうと土はレンガと化し、不毛な大地となるという。どれも真っ赤なウソだ。                             〔122P〕

 

北極圏から赤道直下まで1万キロメートルを駆けずりまわり、ようやく地球の12種類の土をすべて見ることができた。土のグランドスラム達成である。トロフィーがあるわけではない。12種類の土をすべて集めると願いが叶うわけでもない。メガネとスコップに残った多くの傷と引き換えに分かったことがある。               肥沃な土壌は、そう多くないということだ。               〔136P〕

 

私的な発見ポイントを挙げてるとキリがないので、このくらいにしとこう。

おしまいに、本書で最も大きな「そうだったのか!!」を味わった箇所に触れたい。

それは、「なぜ日本中で水田の稲作がこんなに広がったのか?」という

素朴な疑問に対する、明解な回答である。

まず、一般に日本の土壌は酸性が強く、植物生育に必要なリンやカルシウムも乏しい。

そのまま稲を植えても、ろくな収穫は望めない"やせた土"だ。

だが大量の水を取り込むことで、(灌漑用水中の)カルシウムなど栄養分が補給。

すると、粘土にくっついていた酸性物質が中和され、土が中性になる。

おまけに土の中から鉄さび粘土が溶け出し、拘束されていたリン酸イオンが解放。

イネはこれを吸収することで、リンに困ることなく成長できる。

日本の土が抱える二つの問題が、水田土壌ではなくなるのだ。 〔197-8P/一部略す〕

 

山から引いた水を田んぼに張ることで、土壌を酸性から中性へと改良。

水分と栄養分を併せて補給し、余分な肥料を加えずに豊かな収穫を得ているわけだ。

この点に関しては、著者もこんな一文を寄せている。

日本の稲作で水を利用する仕組みは、芸術的だ。            〔202P〕

 

とはいえ、この"芸術的"な日本の稲作は

急峻な山地(養分となる土壌)を削る大量の降雨が必須である。

当然、台風や集中豪雨、洪水、土砂崩れなどの災害と隣り合わせなのだ。

膨大な雨水と、それが運ぶ肥沃な土によって成立する、日本の稲作ーー

まさに、「ピンチとチャンスは紙一重」を地で行く"生きざま"じゃないだろうか。

 

こんなふうに、数多くの発見と、多彩な考察を引き出してくれる

〈触媒書物〉とでも呼ぶべき名著なのだ。

 

ではでは、またね。

カードの不正利用を防ぐ方法  MakeMakeの教訓

午前11時頃、ゴールドカードデスクに電話。

15分ばかり待たされた後、対応に出た係の女性に

「身に覚えのない支払いがあった」と伝えると

「現在担当の者が電話に出られないので、後でこちらから連絡します」という。

いったん電話を切り、待つこと・・1時間・・2時間・・3時間。

さすがにしびれを切らし、再度の電話を決意しかけた14時20分すぎ。

ようやく、デスク上のケータイ(ガラケー)がブルブル震えた。

 

その後の対応は、極めてスムーズ。

さすがに先方はこちらの事情をほぼ周知しており

カード情報が漏洩した可能性のあるルートに関して、いくつか質問に答えたのち。

計8件あった「不審な支払い」は、請求書から削除される運びとなった。

同時に、現在使用中のカードは即時破棄。

新しいカードの発行手続きまで、済ませてしまう。

この間、わずか10分足らずだった。

 

――やれやれ、これで一安心。

 

で、せっかく貴重な経験をさせたもらったことだし。

今回の反省をかねて、思っそく肝に銘じた《不正利用対処法》を

2つばかりまとめてみた。

 

カード会社やアマゾン、メルカリなどから「警告っぽいメール」が届いた場合。

以前から、基本すべて「迷惑メール」として削除していたのだが。

なかにはアドレスも内容も本物っぽく細工され

しかも「フィルター機能」をすり抜ける〈極悪メール〉も混じっていた。

(たぶん今回は、そのあたりにハマってしまったんだと思う)

 

そこで、簡単かつどれにでも応用の利く対策法は、つぎの2つ。

 

①当たり前のことだが、どれほど"本物っぽく"見えようと

 カード番号やセキュリティーコードなどの「カード情報」は絶対入力しない。

 

②それ以前に相手が本物だろうと「騙り」だろうと

 届いたメールに記されたアドレスは、絶対にクリックしない。

 まんいち「これって、本物かも・・」と疑いたくなるメールが届いたら

 いったん、それは閉じること。

 改めてこちらから検索をかけ、相手のホームページにアクセスする。

 目指す情報を得るまで手間取るケースもあるが

 少なくとも"この手"を使えば

 カード情報やキーワードが流出する危険性は、限りなくゼロに近くなるはすだ。

 

てなわけで、今後は上記「2つの誓い」を胸に

狡猾な"情報泥棒"のワナに掛からぬよう、細心の注意を払って生きていくぞー。

にしても、マジで、カード決済って、こえ~~~!

間違っても"自分だけは大丈夫"・・とか勘違いしない方がいいよ。

それは、新型コロナ感染といっしょで

ただ単に「運がよかった」ってだけに過ぎないんだから。

 

ではでは、またね。

カードを不正利用されてしまった・・  MakeMakeの泣き言

普段からカード会社を装ったサギには気を付けており

少しでも怪しいと感じた場合は

直接カード会社のホームページからアクセスし

「利用明細書(予定)」などを調べるよう、心掛けていたのだが・・・

 

本日、カード会社から何度も【要確認メール】を受信。

念のため、「支払い予定分のご利用明細合計」を調べてみたら

――まったく身に覚えのない「オンライン決済」が、同じ日にまとめて8件。

金額にして14万円以上も支払っていた・・・

 

とりあえず、明日一番でカード会社に連絡してみよう。

はてさて、どうなることやら。

 

本日は新書の感想を書こうと思っていたが

とてもそういう気分になれないので

次の機会に回すことした。

 

ではでは、またね。_| ̄|○

 

前作(XM3)の課題点をまるっと解決した、最強のノイキャンイヤホン! SONY WF-1000XM4の評価 Make-Makeのススメ

DENON AH-C830NCを1か月使ってみて

勝手に抱いてしまったたジレンマを解消すべく

昨年のSONY WF-1000XM3(使用1年半で突然右側が壊れた)に続き

 WF-1000XM4の購入に踏み切った。

で本日、3時間程度ではあるが

実際に装着して「聴き歩き」してみた結果を発表したい。

 

またまたぁ、購入直後だからテンションが高いだけじゃないの?

なーんて、冷たくあしらわれるかもしれないけど

ひとことで言うと・・

 

なにこれ、最高じゃん!!! ―—なのだった。

 

まず、前作SONY WF-1000XM3に感じた"気がかりな点"が

ほぼ完全に解決されていた。

たとえば"耳の穴が引っ張られるようだった"重さ」は、実感で半分以下に低減。

さらに、コンパクトな形状と段違いに改善された装着感のおかげで

"汗拭きやマスク着脱の際に接触して誤操作or落下する"といったリスクも

ほとんど〈心配無用〉の域に達している。

 

ここに、左イヤホンでのボリュームコントロールスマホで設定変更可)と

5~6時間の連続再生は余裕でクリアのバッテリーが加わった結果

2年ほど前からノイキャンイヤホンに抱いていた不満が

あっさり解決してしまったのだ。

 

それだけではない。

なによりも驚いたのは、ノイズキャンセリング機能だ。

前作WF-1000XM3の時も凄いとは思ったが、さらにさらに性能アップ。

"ここまでノイキャンは進化したのか"と、感心してしまった。

もちろん、100%完璧に「無音」なわけではない。

・・というより、"100%だと危ない!"という事実を痛感させられた。

実際、本品で静かな音楽を聴きながら歩くと

背後から近づく車に気づかない場合が、何度もあったのだから。

 

これからは、しっかり周囲を目視して歩かなければ。

――散歩の間に交通安全を強く意識させられた、恐るべきノイキャンパワー!

 

〈改良点〉にばかり気を取られ、触れるのを忘れてしまったが

肝心の「音質」に関しても、文句なし。

SONYならではの、クリアでメリハリの利いた、それでいて自然な音が

低・中・高の全域に渡って、バランスよく歌っている。

特に、リズム楽器が活躍するロック・ポップス・ジャズ系の音楽は

気持ちよく聴くことができた。

ただ、あくまで個人的な好みなのだが・・

弦楽器が中心となるクラシックあたりに限ると

先月購入したDENON AH-C830NCの柔らかく繊細な音色に、軍配を上げたい。

 

それと、もはやこれは〈ないものねだり〉の域に入るが・・

イヤホンパッドの密着効果が高すぎるのだろう。

"聴き歩き"していると、地面に足が着地する時の音が、頭の中に伝わってくる。

特に、早足だったり下り坂or階段を歩くとき、踵にかかった衝撃が

「ズン、ズン、ズン」という感じで、耳の奥に鳴り響くのだ。

たぶん〔骨伝導〕に類するもので、遮音効果と引き換えに生じた"音"だと思うので

四の五の言わずに諦めるしかないのだろうけど

もし、有効な対処法があれば、ぜひともご教授願いたい。

それまでは、踵に余分な衝撃がかからぬよう、なるべく静かに足を運び

下り道の"つま先歩き"を心掛けることにしよう。

 

ずいぶん細かいところに文句をつけてしまったけれど

実際、半日ほど使ってみた結果

そのぐらいしか〈問題点〉は見当たらなかった。

要するに、本品の評価は、限りなく100点(満点)に近い、ということ。

あとは、このまま最低3年は元気でいてくれることを、祈るだけだ。

当分、他のイヤホンに"浮気"することはないと思う。

 

ではでは、またね。

 

 

 

 

 

 

 

 

装着感は最高。音も絶妙。だが「本体での音量調整」と「早すぎる警告音」がツラい DENON AH-C830NC、1か月目の評価 Make-Makeのススメ

突然壊れたワイヤレスホンSONY WF-1000XM3から

DENON AH-C830NCに変え換えて、ほぼ1カ月が過ぎた。

最初のうちは、快適な装着感(軽い!)と美しい音がすっかり気に入り

「聞き歩き派には絶対オススメ!」的な感想を寄せたのだが・・

 

使い込んで(聞き込んで)いくうち

個人的な"使い勝手の悪さ"が、見過ごせなくなってしまった。

あんなに絶賛していたのに、いったいどこが不満だというのか?

 

まずは、当初のレビューでも"気になる点"に挙げていた

イヤホン側でボリューム調整ができない」というところ。

これまた前にも書いたが、うたた(俺だ)は

ウォークマンに収めた多数のジャンルに渡る全1万7000曲を

完全にランダム再生している。

そのため、ドビュッシーのビアノ曲の直後に

アジカンやradなどの激しい曲が並んで再生されると

主観的な音量が、いきなり10倍に跳ね上がり、その場で跳び上がってしまう。

逆の並びになると、今度は曲のアタマがまったく聞こえないことも多い。

そのため、あらかじめ曲の順番をチェックしておき

〈音量差〉が大きくなりそうな場合は

曲の終わりを待ってボリュームを上げ下げする操作が、必須となる。

以前(SONY WF-1000XM3)は、左のイヤホン側をタップすればOKだったのが

今回だと、いちいちウォークマン本体を取り出して、㊤か㊦を押さなければならない。

――これが、メチャクチャ、めんどいのだ。

 

もちろん、全曲シャッフルみたいな聴き方をしてるアホが悪いのだけど

こればっかりは、好みの問題ゆえ、どうにもならない。

結果、〈イヤホン側でのボリューム操作不可〉に対するイライラは

日に日に募るばかりだった。

 

そして、もう1つ。

予想を大きく下回っていたのが――再生時間の短さ。

というか、「警告音が鳴るまでの時間の短さ」がネックになった。

仕様書によると、本イヤホンの連続使用時間は「約4.8時間」となっている。

だからこそ、"4時間以上OKなら問題ないな"、と購入を決めたのだが。

・・あにはからんや

フル充電から3時間経たずに、「ポンポンペン」という警告音が鳴り響く。

しかもその後、数分おきに鳴り続ける。

(バッテリー切れまでは試していないが、4回目程度は確認済み)

きっと他のユーザーは気にならないのだろうが

うたた(俺だ)の場合、この気の抜けた警告音が鳴った瞬間

曲への集中が、ブツッとぶち切られてしまう。

なので、実際には5時間近くイケるのかもしれないが

警告音による「大ガッカリ」を避けるためには

連続使用は2時間半まで」と、自らに課すほかないのだった。

 

しかも、困ったことに、うたた(俺だ)の散歩時間は

あちこちの店に立ち寄るので、4~5時間に及ぶこともザラである。

結果、ウォークマンDENON AH-C830NC のセットの他に

昔から使っていた有線イヤホンと充電用ケースをバッグに放り込んでおき

2時間半が過ぎた頃に「有線」に付け替え、AH-C830NC をケースに入れて再充電。

・・といいった面倒臭い作業が、付き物になった。

以前使っていたSONY WF-1000XM3のときは

散歩中のバッテリー切れ(警告音?)など一度もなかったので

正直これには、参ってしまった。

 

というわけで、使用1か月目におけるDENON AH-C830NCの評価は

だいぶ低い点数を付けざるをえない。

とはいえ「装着感の快適さ」や「音質の良さ」は、前回同様、ほぼ満点をつけたい。

今後は、シャッフルを外した2時間以内の連続使用(屋内用とか)で活用したいと

思っている。

 

でもって、つい1時間ほど前のこと。

新たに購入した「SONY WF-1000XM4」が、自宅に届いた。

期待通りであれば、今後はこいつが〈散歩の相棒〉になってくれるはずだ。

はてさて、どうなることやら・・

 

気が向いたら、また感想でも書いてみよう。

 

ではでは、またね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遺伝子に刻み込まれた"宿命"から目を逸らすな 『BLACK LAGOON ①~⑫』広江礼威 周回遅れのマンガRock

"命の値段"が、恐ろしいほど安い物語だ。

当然——こんな野蛮なマンガ、認めるわけにはいかない!

などと、目くじらをビンビン立てて叫ぶ"ヒューマニスト"も少なくないだろう。

 

だが、そもそも我々人類(少なくとも哺乳類)は

数十億のライバルと命懸けでレースに臨み

宝くじの一等賞にも勝る激烈な競争の葉てに

〈受精=この世への誕生〉という栄冠を手にした、完璧な「勝者」だ。

言ってしまえば、我々一人ひとりがいま存在しているのは

数十億の同胞を"殺した"結果に、他ならないのである。

 

従って、どれほど「戦争反対」「人殺しは悪だ」と叫んだところで

人間を構成する"要素"のなかには、〈戦い〉や〈争い〉が否応なく含まれている。

それがエスカレートし、〈殺人or戦争〉に行きつくことも

21世紀のいまなお世界中で止むことのない〈惨事〉を見れば、明らかだろう。

 

――とかなんとか、一方的な自己弁護を並べたところで

無法と凶悪を文字通り"絵に描いた"快作、『BLACK LAGOON』のお出ましだ。

 

時は20世紀末。

舞台は、東南アジア(モデルはタイっぽい)の港町・ロアナプラ。

ロシア、イタリア、中国、中南米のならず者たちがしのぎを削る無法都市だ。

とある日本人商社マンが「不祥事もみ消し」を理由に

勤務していた商社から切り捨てられ(「わが社の為に死んでくれ」ってヤツ)

海賊まがいの運び屋"ブラック・ラグーン号"に身を寄せるところから、物語は始まる。

以後、アフガン戦争の亡霊らしき旧ソ連軍部隊、戦闘ヘリで襲い掛かる米軍崩れ、

誘拐された南米旧貴族を救出すべく乗り込んできた元革命戦士のメイド?などなど

次から次へと、強烈な個性をひっ提げた〈トラブルメーカー〉が登場。

当然、事態はロアナプラ一都市に収まるはずもなく、東南アジア全域から日本へ

あれよあれよという間に、拡大していく。

 

んで、彼らが何よりも頼りにしているのが「武器」。

手っ取り早く言えば、銃砲の類だ。

だから、ほんのちょっとしたことで引き金が絞られ、死傷者が量産される。

なかでも、「ブラック・ラグーン(四人グルーブ)」のメンバー

紅一点の中国系アメリカ人「レヴィ」の引き金が、軽い軽い。

銃規制に猛反対するアメリカンマッチョマンなど比較にならないほど

なにかというと、すぐドンパチやらかすのだから

「全員無傷で一件落着」なんて結末なんか、一度もない・・はずだ。

 

もろちん、ドンパチだけが本作の見せどころではない。

"裏ストーリー"として、無法者に身を投じた元商社マン(ロック)の葛藤

――俺は何のために生きているのか――なども描かれているが

たぶん、彼がどんな"男"になっていくのか? レヴィとの関係は?

といった「成長」や「人間関係」より、読者が圧倒的に心惹かれるのは

現実にはほぼ有り得ない無茶苦茶な戦闘=殺し合いの、地獄(天国?)絵図だろう。

おまけに、命値段が"超デフレ"なものだから

ドンパチの真っ最中にも、畳みかけるようにギャグが炸裂する。

真面目と不真面目ががっぷり四つでぶつかり合う、このキワッキワのやり取りが

とてつもなく面白い。

 

そしてこうした、マンガならではの「殺し合いギャグ」に

笑いのツボを思っきり突っつかれるたび、うたた(俺だ)は思い知らされるのだ。

やっぱ、俺たち(人間のこと)って

命をオモチャにして遊ぶのが大好きな生き物だ――と。

そうとでも思わなきゃ、ここまで「人殺しを扱った物語」が人気を集めるはずがない。

戦争ものもスパイものも警察ネタもSFも日常をテーマにした作品でさえ

「殺人」のオンパレードじゃないか。

だから、今度も、こう結論付けたくなってしまう。

誰もが心の奥では、"一度でいいからヤッてみたい"と願ってるんじゃないか、って

 

むろん、"それ"を実行に移す人は、ごくごくわずかにすぎない。

けれども、そうした衝動が存在することを認めぬまま生きるのは不自然だし

かえって「差別」や「いじめ」を助長すると思うんだよね。

無理矢理抑え込んだ〈ひずみ〉は、絶対どこかで吹き出すもんだよ。

 

そんなわけで、ある種の"ガス抜き"としても

絶賛オススメ中なのが本作『BLACK LAGOON』なのだ。

2003年に第1巻が出て以来、もうすぐ20年を迎える

マンガとしては恐ろしいほどの遅筆?作だけど

ようやくこの夏、3年ぶりに最新12巻が発売された。

10巻で幕を閉じた「ロベルタ・リベンジ回」の後

このままテンション下がったまま終わっちゃうのかな・・

という心配も、今回の『五本指』登場で杞憂に終わりそうだし。

(実際、作者は"うつ病"で苦しんでいたらしい)

まだまだ、「若さゆえの産物」を振り回し、ガンガン暴れ回ってほしい。

こちとらも命の続く限り、応援するぞ!

 

またもや、マンガの感想じゃなくて

「暴力(衝動)肯定論」みたくなっちまった。

でも、最近のニュースとか見るたびに、どんどん確信が強まっていくんだよね。

 

ではでは、またね。