2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今月(2022年12月期)読んだ&揺さぶられた本 MakeMakeの読書録

あっという間の大晦日。 今日も今日とて、巨大化した庭木と闘ううちに暮れてしまった。 書きたいことは山ほどあれど、時間と気力がいまひとつ。 とりあえず、毎月恒例の読書記録でお茶を濁すか。 2022.12 ★★『吼えろ道真』★『夢も定かに』澤田瞳子 ★★…

"イマイチ"を捨てる道産子魂 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 3日目(3)二風谷アイヌコタン・文化博物館⇒帯広市内/炉ばた魚千

2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒うらかわ優駿ビレッジ⇒二風谷アイヌコタン⇒炉ばた魚千(帯広) 3日目のハイライトは、この店だった!! 普段は夜も明るい首都圏の道を走り慣れているので 日没と同時に漆黒の闇に包まれる十勝・帯広あたりの車道…

「ゴールデンカムイ」とアイヌ文化博物館 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 3日目(2)北海道ホテル⇒うらかわ優駿ビレッジAERU⇒平取町二風谷アイヌコタン

2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒うらかわ優駿ビレッジAERU⇒二風谷アイヌコタン&文化博物館 二風谷アイヌ文化博物館。メノコマキリの緻密な細工に見とれる。 馬たちのところでのんびりしてしまったので そこから先は駆け足。 太平洋岸に出たとこ…

『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』川上 和人 /引用三昧 13冊目

Section 1 恐竜とはどんな生き物か ◎強者どもは夢のなか ここで、もう一つ共通認識をもっておきたい。私達がイメージする恐竜像は、じつは非常に儚-はかないものだということだ。 恐竜研究の進展は日進月歩だ。毎年のように新発見があり、次々に過去の説が覆…

スズカフェニックスに懐かれる 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 3日目(1)北海道ホテル⇒道の駅忠類⇒翠明橋公園⇒うらかわ優駿ビレッジAERU

2022年10月28日(金) 北海道ホテル⇒道の駅忠類⇒翠明橋公園⇒うらかわ優駿ビレッジAERU(引退名馬) スズカフェニックス。美しい。しかも明らかにこちらを気にしていた。 せっかくの「朝食付き」なのだから 美しいと評判の中庭をに面した席で食べよう…

『お友だちからお願いします』 三浦 しをん /引用三昧 12冊目

一章 ひととして恥ずかしくないぐらいには 最弱のマナー 昨今では運動会などでも順位をつけない、と聞いたことがあるが、それは負けん気や向上心の芽を摘むような、おおげさに言えば人間の本能と矛盾するシステムである気もする。そこで、いっそのこと「最弱…

"おとぎ話"が愛される時代 『三千円の使い方』原田ひ香 周回遅れの文庫Rock

お金の貯め方・使い方をゼロから考え直すことによって 自らの人生そのものを再構築していく、四人の女性(家族)の物語。 ひとことで言えば、こんな内容かな。 ご存じのように、本年最大級のベストセラー作品だ。 表題に「三千円」という具体的な金額が示さ…

"カタール王プロデュース"のワールドカップ。 本日の"なんだかなぁ"

カタールで開催されたワールドカップ2022が、閉幕した。 見事なまでに、"予想通り"のストーリーだった。 いったいなにがどう"予想通り"なのか? 「こうなったら面白い(理想的)だ」という展開に終始したからだ。 後出しジャンケンの結果論だと笑われか…

モール温泉と焼肉天国 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 2日目(4)北海道ホテル👞十勝トテッポ工房👞焼肉平和園本店👞北海道ホテル

2022年10月27日(木) 然別湖温泉⇒駒止ガレ場⇒真鍋庭園⇒北海道ホテル ロビーに馬車まで置いてある。"皇室御用達の宿"北海道ホテル なーんか、場違いだな~。 森のスパリゾート北海道ホテルのエントランスを前にして まっさきに浮かんだ感想は、これ…

『あまたの星、宝冠のごとく』 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア /引用三昧 11冊目

アングリ降臨 Second Going 「天使は、神聖な存在のなかではいちばん下の階級だということは、ご存知かな?」と彼がわたしにたずねました。「なにか、なされるべきことがあると、炎の剣をふりまわすとか、だれかに警告するとか、メッセージを届けるとか――と…

『宮大工と歩く奈良の古寺』 小川 三夫 /引用三昧 10冊目 

第一章 斑鳩の里 1 法隆寺 対談 大野玄妙(法隆寺管長)✖小川三夫 伽藍で感じ取れるもの 小川 千三百年建物が建ち続けている。いろんな修理があって建っているんですけど、建ち続けている。そのエネルギーとか、木の強さとかいろんなものが、ここでしか味わ…

「面白くなるほう」へ向けて操作してない?  カタールワールドカップ2022の"作劇感" 

予想を超える番狂わせが続いたり 前代未聞のジャイアントキリングが頻発したり 近年まれに見る「波瀾万丈のワールドカップ!」である。 だがいっぽうで、主力選手の苦言や抗議もひっきりなしに湧き上がっている。 そう。重要な試合を任された主審の仕事ぶり…

『旅だから出逢えた言葉Ⅱ』伊集院 静 /引用三昧 9冊目

旅だから出逢えた言葉――Ⅰ フランス/パリ、スペイン/バルセロナ Paris,France & Barcelona,Spain 旅の時間で“流れる風景”を見つめる時が一番安堵します 鉄道の旅に根強い人気があるのは、さまざまな理由があるのだろうが、私は、あの車窓を流れる風景にある…

『やっぱり食べに行こう。』 原田 マハ /引用三昧 8冊目 

【朝ごはん】上高地のパンケーキ 上高地はマイカー規制もあって、空気の清らかさはほとんど天上的。蓼科の空気だって清澄なのだが、上高地の空気は別格。都会から来た人々は、逆に肺が「え?何これ⁉」とびっくりしてしまうんじゃないか‥‥なんて思うくらいだ…

真鍋庭園の秋は"花盛り" 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 2日目(3)然別湖温泉⇒道の駅おとふけ⇒真鍋庭園⇒北海道ホテル

2022年10月27日(木) 然別湖温泉⇒駒止ガレ場⇒道の駅おとふけ⇒真鍋庭園 十勝の紅葉は"キレッキレ"! 念願?のナキウサギに3回も逢うことができたので 本日の残りは"オマケ"のような気分。 明日決行予定のロングドライブ(帯広~浦河~平取~帯広)…

『牛を屠る』 佐川光晴 /引用三昧7冊目

2 屠殺場で働く ナイフ 渡されたナイフは新品ではなく、使い込まれたものだった。刃渡りが十五センチほどで、やくざ映画に出てくるドスのように柄(つか} と刃とが一直線に繋がっている。 「いいか、鍔(つば)もねえから、刃先がつかえりゃ指が刃の上を走…

ナキウサギに逢える散策路 帯広ふたり旅 2022.10.26-29 2日目(2)然別湖温泉⇒然別橋👣駒止ガレ場👣然別橋

2022年10月27日(木) 然別湖温泉・ホテル風水⇒然別橋⇔駒止ガレ場 山道の両側は美しいコケでいっぱい。植物好きなら、こちらも必見。 然別橋そばの空き地に車を停め 左手に延びる踏み分け道をゆっくり登り始める。 午前10時頃とあって、周囲の地面…

ナキウサギは"のんびり屋"  帯広ふたり旅 2022.10.26-29 2日目(1)然別湖温泉⇒然別橋👣駒止ガレ場👣然別橋

2022年10月27日(木) 然別湖温泉・ホテル風水⇒然別橋⇔駒止ガレ場 こんなに簡単に逢えるなんて・・しかも、逃げないし。 朝起きると、目の前に白い靄がたちこめる湖面。 太陽は昇ったばかりだが、いっぱいに広がる蒼空が今日の晴天を約束していた。 …

先月(2022年11月期)読んだ&揺さぶられた本 MakeMakeの読書録

昨夜、高知から帰って来たのだが 現地のホテルで未明の対スペイン戦を観てしまったため 帰宅後にはヘロヘロの状態となり、即寝落ち。 かと思えば今日も(昨夜か)、ゲーム終了間際に韓国が大逆転。 さらに休む間もなく今夜から怒涛の決勝トーナメントがスタ…