台南B級グルメを食べ歩く 台湾南部うたた旅 2023.11.27-12.2 5日目/台南⇒斗六① 鐵道大飯店👣西羅殿牛肉湯👣孔子廟👣郭家粽👣徳記豆花店

2023年12月1日(金)

👣鐵道大飯店👣西羅殿牛肉湯👣孔子廟👣郭家粽👣徳記豆花店

たっぷりかかった粉末ピーナツが粽の味を引き立てるーー郭家粽。

 

この日は昼過ぎの電車に乗って斗六まで移動する予定。

それまで台南グルメを堪能するべく、朝から大忙しだった。

まずは7時半過ぎに起床。

荷造り後チェックアウトを済ませ、ホテルに大荷物を預けて街に出る。

北東方向に向けて歩くこと5、6分。

高い縦看板と大きな横看板を組み合わせた店が見えてきた。

青い看板に「西羅牛肉湯」の文字が躍る。

朝ごはんは台南名物のひとつ「牛肉湯」に決定だ。

だいぶ年季が入ってるけど、台南の人々に愛されてきた感が濃厚に漂う。

朝の喧騒を過ぎて、店内は5分の入り。じっくり味わえそうだ。

メニューは新鮮な牛肉を使った品々がメイン。例によって解読に苦労しそうだな・・

と思ったら、手渡された注文票は日本語バージョン!いっぱい来てるんだなぁ。

庶民向けの店とあって、お値段はすこぶるリーズナブル。いろいろ食べ比べよう。

五日目の朝ごはん。メインはもちろん、レアな牛肉にスープをかけた「牛肉湯」

骨や野菜と一緒に煮込んだスープは、うまみがたっぷり。

一緒に頼んだ肉そぼろ飯と野菜炒めも抜群で、言うことなし!

 

お腹いっぱい食べたあとは、腹ごなしのお散歩へ。

なるべく細い道を選び、南を目指す。

ガジュマルの木が覆いかぶさる木造家屋。あいにく開店前だった。

台南で最古の目抜き通りのひとつ、民権路に出た。

以前食べたことのある巨大粽の名店・再發號の看板が目の前に。

レンガ造りの丸い建物は、昔の気象台・台湾南區気象中心。

台湾最古の孔子廟もさくっと見学。

今回は無料エリアを通り過ぎるだけ。それでも細部まで美しい軒裏に見とれてしまう。

花のように赤い葉を持つこの樹木は・・・沖縄の城にも生えていたっけ。

夜とは違った顔を見せる林百貨。百年近い時の重みがじわじわ伝わってくる。

 

街のあちこちに立つ観光案内。でも、目指すスポットは載ってない。

だって、街の片隅にある小さなお店なのだから。

白い暖簾が下がる小さな市場・友愛街に足を踏み入れると・・

白いカウンターと数脚のテーブルだけがその店の在り処を示す。

知る人ぞ知る粽の名店・郭家粽だ。

店の隅には作り立ての粽が山をなしていた。

粉末ピーナッツをたっぷりかけた肉粽と野菜粽、一杯45円!の味噌汁も欠かせない。

濃厚なタレとピーナッツが、予想よりあっさりした味付けの粽を引き立てる。

さっき牛肉湯他を食べたばかりなのに、あっという間に平らげてしまう。

・・・この日いちばんの美味だった。

 

これで台南食べ歩きは終了ーーではない。

もうひとつ、気になっていた店があったのだ。

とはいえすでに時刻は11時過ぎ。

残された時間は多くない、と承知しつつも速足で第三の目的地へ。

昨夜デザートを食べた莉莉水果店のほど近くに、「豆花」の看板が。

とても評判が良かったので食べてみたかった豆花の店・徳記。

果たしてそのお味は・・!?

細かく記されたメニュー表。どうやら様々な種類のトッピングが選べるようだ。

店の主人にもレモン味のトッピングを薦められたけど、シンプルな豆花をチョイス。

ーーー食べた感想は、う~~ん、まあまあ・・かな。

じっくり味わう余裕がなかったからからもだけど(写真も撮り忘れた)

個人的には、高雄で食べた「呉家金桔豆花」に軍配を挙げたい。

 

ともあれ、時計とにらめっこしながら豆花をかきこみ

速足でホテルまで一直線。

預かってもらった荷物をフロントでビックアップし、そのまま台南駅へ。

焦ったわりには5分以上の余裕を残し、斗六へ向かう各駅停車に乗れたのだった。

◎台南駅発1249🚃斗六駅着1441

 

ではでは、またね。