B級グルメ散歩in斗六 台湾南部うたた旅 2023.11.27-12.2 5日目/台南⇒斗六③ 太平老街👣雲中街文創聚落👣斗南米糯甲👣呉記肉圓👣凱登商務旅館

2023年12月1日(金)

👣鐵道大飯店👣西羅殿牛肉湯👣孔子廟👣郭家粽👣徳記豆花店👣台南駅🚃斗六駅👣凱登商務旅館👣太平老街👣雲中街文創聚落👣斗南米糯甲👣呉記肉圓👣凱登商務旅館

とぼけた看板の「凹凸珈琲館」、斗六の観光スポット「雲中街文創聚落」の一軒。

 

いつまで行ったり来たりを続けてもきりがないので、太平老街を後にする。

ほかに見るべき場所はないかと地図を開くと、日本統治時代の木造警察宿舎を修復した建物群が近くにあるようなので、訪ねてみた。

いかにも昔の日本家屋といった平屋が並ぶ。合わせて7、8軒あるだろうか。

どれもこじゃれた商店が入っていた。

ガラス戸越しの赤い照明が手招きするが、客の姿はほとんどない。

可愛い暖簾に手招きされ、ちょっくら中へ。

・・若い人向けのファンシーグッズショップが並んでいたので、早々に退去した。

その後も三店舗ほど立ち寄ってみたけど、いずれも若者向け。

おじさんおばさんには縁のないスポットだった。

ビルの壁に描かれたポップな街並み。宜蘭出身の絵本作家、ジミーの作品かも。

冒頭の「凹凸珈琲館」前にいた"招き猫"。用がないから帰っておくれ、と厳しい視線。

目つきは鋭いがインドシナ半島の猫と違って丸顔なので、親しみが沸いてくる。

 

結局、10分足らずで雲中街文創聚落を後にする。

時刻は午後4時、台南の豆花以降なにも食べてなかったので、だいぶ腹が減ってきた。

晩飯には少々早いが、気になっていたお店に向かうことに。

駅のすぐ近く、場通りの先にある南ある軽食屋へ。

1945年創業の老舗・斗南米糯甲(※「糯」の字が見つからず代用)。

目当ては名物「米糯」、もち米を小さなカップに入れて蒸した"プリンもどき"だ。

ほら、プリンそっくり。魚丸湯と一緒に食べるのがセオリー?らしい。

両方合わせて50元≒200円ちょいの"小腹塞ぎ"だ。

2人で分けたから、当然満腹には程遠い。

すぐさま、二軒目を目指した。

狭い市場通りをふさぐようにドンと構える「肉圓」の立て看板。

青い矢印に従って右へ曲がると・・・

二軒目の軽食店、呉記肉圓の店先へ。

空いているテーブルにつき、壁のお品書きを眺める。

10個、12個の"まとめ売り"がある一方、イートイン客向けの2個セットを発見。

迷わずオーダーする。

忙しそうな厨房。店内で食べる人より、テイクアウトする客のほうが多いようだ。

2個セットの肉團(バーワン)と、総合湯(ミックススープ)がテーブルに並ぶ。

「肉圓」とは、肉やタケノコをイモ類などで作るデンプン質の皮で包んで揚げたもの。

ブニプニモチモチした食感の奥から、甘辛のアンがじわっと広がる。

見た目より食べ応えがあり、これだけでそこそこ満腹になってしまった。

時刻はようやく5時半過ぎ、夜市の喧騒もなく夜は始まったばかり。

しかし、この後改めて夕食を口に入れる気にはなれなかった。

腹ごなしになればと、宵闇迫る斗六の街をふらふら歩いてみたものの

お腹がすく気配は一向にない。

結局、途中で見かけたスーパーマーケットでおこわ風のおにぎりを買い求め

ホテルに帰ったあとで、風呂上りのビールと一緒にいただくことに。

・・この日は、最初から最後まで"B級グルメ尽くし"だったなぁ。

ホテル(商人宿)の窓から、夜まだ浅い斗六の街を見降ろす。

 

そうそう、明日はお昼ごろ台北まで戻る予定。

朝7時16分の電車(各駅停車)に乗らなきゃだった。

とっとと風呂に入って寝ることにしよう。

 

ではでは、またね。