圧倒的な音響空間! 耳は少々痛いけど、愛聴せずにいられない。 QUIETCONFORT ULTRA EARBUS レビュー

故障した「BOSE QUIETCOMFORT EARBUDSⅡ」の交換品として

昨年10月に発売された「QUIETCONFORT ULTRA EARBUS」が届く。

予想外の"無料バージョンアップ"に浮かれ、調子に乗ってレビューを書いてみた。

 

デザイン、携帯性などは先行機(EARBUDSⅡ)とほぼ同じ。
耳に装着する際、ミスタッチによる誤作動を繰り返すのも相変わらず。
接続が不安定だとか操作に反応しないなど、使い勝手にも大きな改善は見られない。

しかし音に関しては、全音域に渡って予想以上にレベルアップしていた。
特に低温部は、先行機にあった強引な強調ぶりが抑えられ、より自然で聴きやすくなった。
BOSEならではの広がりある音造りも手伝って、生演奏を聴くようなライブ感に胸が熱くなる。
少なくとも音に関しては、現時点で最高峰と言えるのではないか。

「フイット感」と「外音遮断性」の星4つは、個人的な事情による。
正しく装着できれば強力なノイズキャンセルが得られるのだが、耳の形が特殊なのか耳孔が痛むまで強くねじ込まないと、その状態にならないのだ。
先行機(EARBUDSⅡ)も同様だったので、鈍痛覚悟で聴くしかない。

なにはともあれ、音がスゴイ!!
正直この1点だけでも、本製品に出逢えてよかった。

・・・などと絶賛したものの、本製品は正式に購入したものではない。
2か月前に先行機(EARBUDSⅡ)を購入したが、右側だけ音量が低下する事態が発生。
修理に出したところ、代替品として本製品が郵送されてきた。
故障の多い製品とは聞いていたが、"無償バージョンアップ"とは太っ腹だ。
※ちなみに再生機はSONY NW-A55

 

ではでは、またね。