前回の【散歩編】に続く【旅行編】の体験記。
5泊6日の台湾旅行から帰ってきた。
この間、旅客機内・電車内・バス内などで
それぞれ本製品とSony WF-1000XM4(以下XM4と記す)を交互に使用。
各状況におけるノイキャン性能を確かめてみた。
以下は、その結果。
飛行機や電車内など、低い騒音が長時間続く環境下でのノイズキャンセリング効果は XM4と同等かそれ以上だった。
しかし、アナウンスや会話の音声はかなりはっきり聞こえてくる。
そのたび、音楽への集中が阻害されるのには参った。
さらに長距離バスに乗車した際、上下に揺れる道に入るなり
ボワンボワンという大きなハウリング音?が、繰り返し発生した。
XM4の使用時にはなかったトラブルである。
総じて低く継続する騒音はしっかりカットするのだが
他の音域まで含めると、XM4のほうが確実に抑えてくれる。
結局、飛行機・電車・バスいずれの乗車時も、最終的にはXM4を装着していた。
というわけで、再レビューの【総評】も前回とほぼ一緒。
●音は凄くいい。特に低音域は感動モノ。
⇒この高評価は変わらず。現在稼働している5メーカー6機種の中で、最も好きな音である。
●いっぽう残念ながらノイズキャンセリング機能には疑問符がついたまま。
散歩・旅行いずれの場合でもXM4の方が音楽に没頭できる。
今後はむしろ騒音の少ない環境で、この重低音を楽しむつもりだ。
最後に、もうひとつ面倒なことが。
再生機にウォークマン(NW-A55)を使用しているが
本製品をケースから取り出しても自動接続モードは起動せず
毎回手動で操作しないと接続してくれない。
既に所持しているSONY.DENON.YAMAHA.Jabraはどれも勝手に接続していたので いちいちウォークマン本体を操作するストレスはけっこう大きい。
※単にBOSEとSONYの相性が悪いだけかもしれないが
(ひょっとしてノイキャン効果にも影響あり?〕
この一点だけでも、ウォークマン使用者にはお勧めできないかも・・。
ではでは、またね。