いきなりの「商品レポート」。
新規購入したノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンが
思わぬ"掘り出し物"だったので
つい調子に乗ってレビューしてしまった。
⓵最低4時間は連続再生が可能。
➁ノイズキャンセリング機能は平均以上の性能が欲しい。
③イアホン本体で音量調節ができる。
Sonyの1000XM3とXM4が共に1年半以下で故障&使用困難になり
他のメーカーで上の3条件を満たす機種を探していた。
最有力候補はBoseのQuietComfort Earbuds Ⅱだったが
高値安定傾向が続いており迷っていたら
たまたま9000円に値下げした本機を発見。 3分の1の値段だったらダメ元でもいいか・・・と、購入した。
昨夜自宅に届き、現時点でも3~4時間しか使っていないが
とりあえず、買って正解だったと喜んでいる。
以下、「どこがどう良かったのか」具体的に並べてみよう。
ちなみに、比較対象はSonyの1000XM4と、DENONAH-C830NCW。
まずは、本体・ケースともコンパクトで使いやすい。
取り出す時に注意は必要だが、Sonyよりはマシだと思う。
装着感はメチャメチャいい。
本体がすっぽり耳たぶに隠れる感じで、全くといっていいほどジャマにならない。
接続も文句なしにスムーズ。
再生機はSonyNW-A55を使い続けているが
蓋を開けたら既に接続ができており
1000XM4のときの「待ち時間」が不要になった。
続いては肝心の、音質とノイズキャンセリングの性能。
さすがに音は、Sony&DENONに負ける。
中音域はまずまずだが、高音の伸びが足りず、低音はさらに物足りない。
奥行き(広がり)や楽器ごとの分離も十分ではなく
"これまで気づかなかった楽器の音が聴こえた"といった、思わぬ発見も期待できない。
とはいえ、これらはあくまで〈直接聴き比べた場合〉だ。
意識的に比較せず、聴き慣れてしまえば、十二分に満足できる高レベルだ。
2~3倍という価格差を考慮すれば、文字通り大健闘と言えるだろう。
でもって、やたらと評価〈ランキング〉が高かったノイズキャンセリング機能。
レビューのなかには「あまり期待しない方がいい」と書いたものもあって
そこそこ効けばオッケー!、と割り切っていたのだが・・・
いい意味で"期待外れ"だった。
確かに、Sony1000XM4ほど強力ではない。
だが、それに準ずるレベルの高性能。
少なくとも、DENONAH-C830NCWを遥かに上回る遮音性で
路上を行き交う車の騒音も、シャー音以外はほぼ抑えてくれていた。
正直、思わぬ"掘り出し物"だと実感している。
続いては、音量調節を含めた「操作性」について。
本機の場合、右側を1回長押しすれば音量が大きくなり
左側を1回長押しすれば小さくなる、といういたってシンプルなもの。
短く押すと違う結果(一時停止と外音取り込み)になるので
多少の慣れは必要だが、コツさえつかめば大丈夫だった。
あと、誰も書いてなかった(はず)だけどーー
本機の操作は〈タッチパネル〉ではなく、〈プッシュボタン〉である。 つまり触れただけでは反応せず
側面に内蔵されたボタンをポンと押さないと、起動しないのだ。
SonyとDENONの3機種で〈タッチ操作〉に慣れていたこともあり
わざわざボタン押さなきゃダメなのか、メンドイな・・なんて思ってたけど
散歩・家事・雑用など、あれこれしながら聴く"ながら族"にとっては
なかなか助かる機能だということに、気づいた。
これまでも汗を拭いたりする際、うっかり装着中のイアホンに接触。
突然音楽を止めたり先送りするなどの誤操作?に、見舞われていたからだ。
というわけで、やたら長い前置きだったが
本機に対する総合評価は、あっと驚く5点満点!!
当方の要望をほぼ100パーセント満たしつつ
そのくせ価格は1万切りなのだから
まさに〈無敵のコストパフォーマンス〉と断言してしまおう。
残るチェックポイントのバッテリー持続時間も
とりあえず連続3時間はクリアできたので、たぶん大丈夫だろう。
実際にどこまでいけるかは、明日試してみるつもりだ。
あとは、1年3カ月でバッテリーが30分持たなくなった
Sony1000XM4のような「保障期限切れトラブル」が起きないことを祈るのみ。
・・たとえ起きたとしても、価格が安いから全然痛くないんだが。
何かあったら続報を書くので、"便りがないのは無事の知らせ"ってことで。
ではでは、またね。