2023年10月3日(火)
サイナムカン・リバー・ビュー👣朝市通り👣伝統芸術民族センター
このホテルで三回目の朝食。やっぱりラオス式バゲットサンドがいちばん旨い。
朝八時半。早くも気温は30℃を軽くオーバー。いったいどこまで上がるやら。
天気がいいと寺院の"キラキラ度"もハンパなくなる。
朝市通りに潜入。生鮮品を扱うだけに太陽光は極力シャットアウト。
T磁路に突き当たりからは市場通りの伸びる。こちらは乾物や衣類も扱っている。
Tシャツはどれも格安。だけど化繊ゆえ吸水性はイマイチ(前回購入した)。
一匹丸ごとの魚や肉の塊が無造作に転がる。買うわけじゃないけど衛生面が心配だ。
明日のお土産購入に備え下見した結果はーーカシューナッツのまとめ買いに決定!
ひととおり市場をぶらつくと、特に行くあてがなくなった。
それにしても暑い。
10月初旬の朝10時過ぎだというのに、文字通り焼けるような陽射しだった。
これ以上屋外を歩くのは切り上げ、どこかに非難することに。
明日行く予定だった国立博物館はとっておき
新市街寄りにある「伝統芸術民族センター」という施設を目指した。
この程度じゃ暑い内に入らないのかに、地元の人々はすこぶる元気。
ーーにしても学生のバイク二人乗りって、ラオスでは問題ないのだろうか。
ともあれ、学校の向かい側にある上り坂をしばらく歩いたところに
そこそこ立派な門構えの「伝統芸術民族センター」があった。
強烈な日差しから逃げるように階段を登り
ラオスのお役所ならではのゆる~い雰囲気の係員から入場券を購入。
ひんやりと心地よい館内へと足を踏み入れる。
建物の正面。出た後に撮った記念写真しかなかったので相方にはアイマスク。
部族ごとに衣装や様々な布製品が展示されている。
こちらは蚊帳っぽい寝具。とれも黒い布ばかり。
そういえばムアン・ゴーイ上流の村で買ったゾウと鳥の布も黒だったっけ。
シンブルで可愛い刺繍の模様は、部族ごとに異なっているみたい。
いちばん気に入ったデザイン。広い布地に巨木と小さな家が刺繍されていた。
左隣の部屋には、伝統的なデザインを現代に応用した作品が展示されていた。
もっといろんな民族衣装を見たいと思って、さらに先へ進んでいくと・・
早くもそこは、出口へと続くミュージアムショップ。
ラオス国営「伝統芸術民族センター」は
15畳ばかりのメイン展示室と、6畳足らずの細長いサブ展示室だけという
なんともささやかな博物館だったのだ。
・・・でもまあ、"ひと涼み"するには最適かも。
入場者はとても少なく、冷房の効いた館内で好きなように見学できる。
実際、ミュージアムショップに併設されたあるカフェテラスでは
二人の先客(たぶん欧州人)がゆったりくつろいでいた。
ショップ内の商品もセンスが良く、手頃な価格のものばかり。
相方ともども、魚をデザインしたストラップとキーホルダーを購入した。
恥ずかしそうに説明する店員さんもチャーミング。
この店に来るためだけでも、入場料を払う価値がありそうだ。
※25000キープ≑200円以下
ちょうどいい小休止にもなり、道端の花にもカメラを向ける余裕ができた。
ところが、ひとたび通りに出ると・・ごらんの通りのカンカン照り。
もたもたしてたら、あっという間に熱中症だ。
結局、100メートル歩かぬうちにーーお昼ご飯にしようか
と、今度はレストランで暑さを避けることに決定する。
「影踏み」ならぬ「影隠れの術」を駆使しつつ、ランチスポットへGO!
ではでは、またね。