日中最高気温35度という灼熱ラオス(ルアンパパーン)から無事帰還したものの
寄る年波には逆らえず、午前中に帰宅した後は一度買い物に出た以外は
本日の昼近くまでず~~っとダウン状態が続いていた。
爽やかな秋風が吹き始めた夕方になって
ようやくパソコンの電源を入れる気力が戻り
録り溜めたテレビ番組をチラ見しつつ、「先月読んだ本」を書いている。
一カ月半掛かりで読破した〈伝説シリーズ(全十巻)〉の勢いなのか
ラオス旅行突入による数日のロスがありながらも
文庫&新書だけで16冊を数えていた。
単に、たまたま読み易い作品が続いただけかもしれないが。
ともあれ、先月中に読んだ書籍(文庫&新書)は以下のとおり。
2023.9
★★『悲球伝』『悲終伝』西尾維新
★『烏百花 白百合の章』阿部智里
★※『美の旅人 スペイン編 Ⅰ』伊集院静
★『美の旅人 スペイン編 Ⅱ・Ⅲ』伊集院静
★★『月まで三キロ』『八月の銀の雪』伊予原新
★『ささや さや』『てるてるあした』『はるひのの、はる』加納朋子
★『比-ならぶ者なき』馳星周 ★『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦
★『多様性を楽しむ生き方』ヤマザキマリ
★★『大きな約束』『続 大きな約束』椎名誠
〔コミックス〕(※は再読以上)
★『蒼き鋼のアルペジオ』Ark Performance ①-㉔(㉒まで※)
★『太陽と月の鋼』松浦だるま ①-⑤
結果、《今月揺さぶられた本ランキング》は
【小説】①『月まで三キロ』『八月の銀の雪』 伊予原新
※1カ月半がかりの〈伝説〉シリーズがダントツトップかと思いきや
数日後へーじを開いた伊予原新の2作にあっさり抜き去られてしまった。
詳しい感想は別の日に書いているので繰り返さないが
かくも幸せな〈科学と家庭?恋愛?小説のマリアージュ〉は
これまで読んだ記憶がない。
文句なしに9月期ぶっちぎりのナンバーワンだ。
➁『伝説シリーズ』(全10巻) 西尾維新
※いや、ホントに面白かったんだよ。
けれども、「りすかシリーズ」「忘却探偵シリーズ」「物語シリーズ」と
多数の西尾作品を読んでおり、その分、どうしても新鮮さには欠けちまう。
ま、巡り合わせが悪かったと諦めてくれ(誰に対して書いてるんだ)。
【小説以外】①『大きな約束』『続 大きな約束』椎名誠
※相変わらずのスピード&リズム感あふれる文章は健在だ。
普段なら「ふーん、そう。よかったね」
程度の冷めた読後感を抱くだけでオシマイなのだが
ちょうどシーナ氏の年齢や生活環境(複数の孫持ち)などが
ものの見事に当方とかち合っており、いちいち他人事と思えない。
そうやって共鳴した分、高評価になった次第。
※これも『ハクメイ』一択かと思いきや
どこか煮え切らなかった『シャンピニオン』が④⑤巻で徐々に挽回。
『アリス』時代のワクワク感が戻って来た気がする。
今後の期待を含め、あえて2作を同率トップに並べてみた。
・・・な―んて、いちいち偉そうだなぁ。
ではでは、またね。
写真の整理が追いつかず、前回訪問時のモノでお茶を濁す(2018.12.1)
※ちなみに今回は雨季の終わりで川の水量が多く、この橋はかかってなかった。