安くて旨い"街なか寿司"!  札幌&美瑛ふたり旅 2023.7.10-13 1日目➁ キッチンファームヤード🚘パレットの丘🚘支笏湖🚘札幌/ホテル👣男鹿寿し

2023年7月10日(月) 羽田🛫新千歳🚘キッチンファームヤード🚘パレットの丘🚘支笏湖🚘札幌/ホテル👣男鹿寿し

  支笏湖「野鳥の森」付近で、数分だけ陽が射した。周囲の緑が一気に輝く。

 

相変わらずの曇り模様とはいえ、開放感に満ちた北海道の景色は格別だ。

黄金色に稔る麦畑とのコントラストも面白く、何度も車窓にデジカメを向ける。

 

近くに「パレットの丘」と呼ばれるヒマワリ畑の名所があるというので

まだ時期には早いと知りつつも、立ち寄ることにした。

 

路肩に駐車スペースが確保されていたので、たぶんこのあたりが「パレットの丘」。

残念ながらヒマワリが咲くのはだいぶ先らしく、周囲は一面の緑だった。

それでも青空が広がっていれば、相当美しく見えたことだろう。

早々に撮影を切り上げ、あとはひたすら支笏湖を目指した。

 

「野鳥の森」というスポットに惹かれ、入口の宿泊施設・支笏湖休暇村に車を停める。

緑の草に覆われた開放的な疎林が広がっていたので、散歩&ひと休み。

 

ときおり聞こえる野鳥のさえずりを聞きながら、目に付いた景色を切り取ってみる。

高床式の「展望台」に登ってみる。木々の間からぼんやりと支笏湖が見えた。

"ムック"のような人型樹木を発見。おーいお日様を出してくれ~!と祈ったら・・

ウソみたいに陽射しが降り注ぐ。わずか数分の日照タイムだった。

その後、湖北の展望台に立ち寄るが、御覧の通りの"どんより模様"。

東の空を見ると、さっき"数分間の晴れ"を作ってくれた青空が残っていた。

一瞬とはいえ陽射しを拝めたので、今日はこれで満足しよう。

もしツキが残っているのなら、明日の美瑛にまとめてベットしときたい気分だった。

 

午後3時半、支笏湖に別れを告げ、国道453号を一路北上。

午後5時前には、北海道大学にほど近いホテルにチェックインできた。

残された本日のミッションは、夕食のみ。

前回(5月末)に小樽に3泊した際は、余市の回転寿司を食べただけだったので

今回はぜひとも"回らない寿司"にチャレンジしたかった。

事前にリサーチした結果、徒歩圏に人気の格安店があることを確認済み。

迷わずそこを目指すことにした。

 

ホテルから歩くこと十数分。住宅街のなかに、その店「男鹿寿し」の暖簾を発見。

完全に地元常連客向けの店なのだろう、一切メニューの類は出ていない。

何の予備知識もなければ、とうてい入る気にはなれないだろうが

前もってクチコミなどで価格帯を知っていたので、えいや!とばかり暖簾をくぐった。

 

まだ午後6時を過ぎたばかりだったが、カウンター席はあらかた埋まっており

近所の常連らしき人たちが、賑やかに話の花を咲かせている。

(禁煙ではなく、そこそこタバコの煙が漂っていた。苦手な方はご注意を)

幸い、かなり年配と見られる店の主人は一見客もにこやかに迎え入れてくれ

ふたつだけ残っていた小上がりのテーブル席に座ることができた。

お品書きを開く。

さすがに"おまかせ"は不安だったので

握りずしの特上に相当する「男鹿寿しセット」を二人前注文。

サッポロビール(ビン)を開けつつ、待つこと数分。

 

「お待たせ!」という声ととともに、鮮やかな大皿に乗った特上寿司が登場。

 

ひとつつまんで口に入れたら、もう止まらなかった。

・・・・うまい、うまい、うまい。

あっというまに大皿がカラになっていく。

ウニ、イクラ、ホタテ、カニなど北海道ならではの定番はもちろんだが

印象的だったのは、滅多においしいと感じない「貝」と「白身魚」。

期待してなかっただけに、思わず目を閉じる旨さだった。

これでピールと合わせて5千円台というのだから

コストパフォーマンスだってハンパじゃない。

 

やっぱ北海道に来たら、一回はちゃんとしたお寿司屋に入らないとな~。

店を振り返りつつ、相方と頷き合う。

安さばかりを追求してきた食事計画も、ここにきて見直しせざるを得なくなった。

・・って、なに大げさなコト言ってんだか。

 

ではでは、またね。