2023年7月11日(火) 札幌/ホテル🚘道の駅三笠🚘ファーム富田
"天気運"強し!「曇り時々雨」予報もなんのその、ファーム富田は晴れだった。
どうせ曇りか雨だから、明日はゆっくり出発しよう。
・・なんて諦めムードとともに目覚めてみたら
朝7時半の時点で札幌の空はほぼ快晴。
この様子なら富良野や美瑛の天気だって期待できるに違いない!
あわてて近所のベーカリーで朝食用のパンを購入。
ホテルに戻って流し込み(小樽でも感じたけど北海道のパンは軒並みウマいぞ)
8時半前にレンタカーで出発する。
せっかくのお天気が崩れる前に、急げ急げ・・
それでも高速には乗らず、一般道をひた走る。最初の中継地は「道の駅三笠」だ。
目当ては「白川とうふ店」。昼食用に稲荷ずしを買い込む。
向かいの市場ではトマトを購入。(いちおう明日の朝食用に)
トイレ休憩も済ませて、あとはひとすら富良野まで一気に行くぞ。
市街地を離れると大半の道はガラガラ。信号もないので"順高速状態"だったりする。
サッポロのホテルを出発して2時間余りで富良野エリアに到着。まだ晴れ間は続く。
何度も訪れた富良野の田園地帯。なんとか天気も持ってくれそうだ。
富良野国道を一気に北上。目指すはファーム富田!
20分ほどかけて、ファーム富田の駐車エリアに到着。
さすがに夏の観光シーズン(=ラベンダーの季節)とあって
ひっきりなしにバスや乗用車が行き交い、観光客もどっと繰り出していた。
それでも、なんとかポピーの舎近くに車を停め
ひときわ鮮やかな紫が広がる、斜面の上方(森のラベンダー畑)目指して登ってゆく。
青空のもと陽射しを浴びるラベンダー畑。景色もだけど、香りもすごい!
7月上旬(11日)ながら、遅咲きのラバンジンが早くも盛りを迎えていた。
紫よりも淡い藤色の花をふわっと咲かせるラバンジン。香りも上品だ。
一番高い場所まで登り、雲間からときどき顔を出す太陽を待つ。
ぱあっと一面に陽射しが降り注いだ瞬間、十勝岳を入れた「記念写真」をゲット。
すぐ隣のポピー畑にも立ち寄ってみた。
・・だが、サンサンと陽射しが降り注いでいたのも
到着してから20分程度に過ぎない。
気がつけば、これまでとは違う、黒っぽい雨雲?が頭上を覆い始めていた。
「晴天」の終わりを告げる黒雲たちの襲来。けっこうギリギリだったのだ。
とはいえ、いきなり土砂降りーーなんてことはないだろうと
トラディショナルラベンダー畑などをながめつつ、のんびり下に降りていったら・・。
ポプリの舎あたりで、いきなり大粒の雨が落ちてきた。
うかつにも車に折り畳み傘を忘れてきた。やむなく雨宿り。
それでも、このときは数分ほどで雨は上がり、花畑見学を再開することができた。
春(秋)の彩の畑。パッチワークのような色遣いが目を引く
倖の畑。ここでも主役はやっぱりラベンダーだった。
花人の畑に行儀よく植えられたケイトウたち。
このあたりで、お昼ご飯を取ることに。
ドライフラワーの舎の側面通路に、人通りのないベンチがあったので
そこに座って、さきほど道の駅で買ってきた稲荷寿司などをぱくついた。
お昼を食べたベンチからの景観。一段高い場所にあり、なかなかの眺めだった。
その後、建物に入って、ドライフラワー・アートを鑑賞。(何も買わなかったけど)
ところが数分後、外に出てみると・・天気は一変していた。
雨粒は見えないと思うが、すでにかなりの土砂降り。
しばらく雨宿りして様子を見たが、雨は上がるどころが激しさを増すばかり。
それでも、雨脚が弱まる時間帯があったので
小降りになったタイミングを待って、ダッシュを繰り返し
なんとかずぶぬれにならず、車まで戻ることができた。
それにしても、なんという悪運の強さか。
もし、ファーム富田への到着が30分遅れていたら
「晴天のラベンダー畑」に逢うことは叶わなかったのだから。
ちなみに時刻は2時ちょっと前。
夕方までに数時間あるけど、これ以上の好転は期待できそうにない。
しかし、「この旅最大の目的=花盛りのラベンダー畑を満喫」は果たせたのだから
これ以上の"高望み"はバチが当たるというものだ。
幸い、美瑛の丘めぐりは去年の秋に済ませているから
あえて☁☂の中を強行する気にはなれない。
あとはホテルに入れる16時ごろまで
のんびりドライブでも楽しむことにしようかな。
ではでは、またね。