この日いちばんのご馳走は「夕焼け空」  札幌&美瑛ふたり旅 2023.7.10-13 2日目② ファーム富田🚘ラベンダーイースト🚘CoroCoro🚘美瑛駅前

2023年7月11日(火) 札幌/ホテル🚘道の駅三笠🚘ファーム富田🚘

ラベンダーイースト🚘CoroCoro🚘美瑛駅前(夕食&散歩)

        美瑛駅前、午後7時。この日2度目の青空を見上げる。

 

頭上を覆う雲はどっしりと厚みを増し、雨もしばらく止みそうにない。

とりあえず車で富良野周辺をぐるっと回ってみた。

ガイドマップに「日本最大規模のラベンダー園」と記されていた

ファーム富田ラベンダーイーストを目指すことに。

ファーム富田とは違って、人の姿はほとんどない。

空模様はいまひとつだったけど、思わず深呼吸したくなる雄大な眺めだった。

よく見ると、こちらも遅咲きの「ラバンジン」が中心っぼい。

本来7月下旬に盛りを迎える品種なので、それだけ今年の暑さは厳しいのだろう。

自由に座れる休憩施設があったので、そこでしばらくのんびり。

しかし、突然団体客が押し寄せて、ソフトクリームのカウンターに行列を作った。

どうやらここも、バスツアーの立ち寄りポイントになっているらしい。

早々に立ち去ることにした。

 

時刻はまだ3時の手前。

チェックインにはまだ間があるから、車でもうひと回り。

下見を兼ねて、明日の朝訪れる予定の「青い池」の近くまで足を延ばし

道の駅びえい「白金ビルケ」という施設に入ってみた。

 

道の駅というより、観光インフォメーションやアウトドアショップなど

キャンピングカーで車中泊したりレンタサイクルで回ったり

アクティブな野外活動を楽しむ拠点っぽい施設。

レンタカー+徒歩がメインの"オールドタイプ"には、やや縁遠い雰囲気だった。

結局青い池には行かずに、手前でUターン(駐車料金500円也)。

チェックイン(午後4時)の直後、この日の宿に到着した。

 

素泊まりホテル「CoroCoro」。とても親切な女主人が迎えてくれた。

美瑛周辺で1泊1万少々とコスパが良く、海外の予約客も多い。

この日も我ら二人以外は、タイと台湾からやって来た家族連れだという。

 

 

宿泊したツインルームからの眺め。

ベランダも付いていて、夜晴れてくれたら星空観測も楽しめたのだけど・・

 

宿の人に「美瑛周辺で食事できるとこは早い時間に閉まっちゃうよ」と言われたので

5時半ごろ車で駅近くの無料駐車場にレンタカーを停め

歩いて行ける範囲で居酒屋・ファミリーレストラン四川料理の店など

チェックしておいた店を訪ねてみると・・

休業(居酒屋)、売り切れ(ファミレス)、予約客以外受け付けず(四川料理

と、3連発で門前払いを食らってしまった。

1度しかない、美瑛での夕食チャンス。

まだ6時過ぎだったから、もっと粘って探せばよかったのだろうけど

なんかもういいや・・みたいな気分になり、手近な駅前メシ屋?に入ってしまった。

 

ネットでの評判は決して悪くなかったのだが

素材や味で勝負!ではなく、「安くてボリュームたっぷり」が売りだったらしく

やや濃い目の味付け(ハンバーグ)が、いまひとつ口に合わなかった。

料理を待つ間、グーグルマップで調べてみたら

こちらの希望を叶えてくれそうな居酒屋が二軒ほどあったので

"失敗した!"感は、さらに膨らむことに。

・・やっぱ、なにごとも簡単に諦めちゃダメだよな~~。

 

とはいえ、ガッカリだけで終わってしまわないのが

お天気に関してはやたら"悪運の強い"我らの、真骨頂。

いささかガッカリ気分で、晩ごはんを食べた店を出ると・・

いきなり、まぶしい夕日に照らされた。

この時間になって、一気に空が晴れてきたのだ。

 

 

雨上がりも手伝って、これでもか!と言わんばかりに澄み切った美瑛の空。

ひと気のない駅前通りを、ぶかりぶかりと浮かぶ雲を見上げながら

夕暮れ時の"美瑛散歩"を満喫した。

 

人も車もほとんど通らない町の上、どこまでも絶景は拡がる。

 

美瑛に暮らす人々にすれば、こんな風景は"あたりまえ"なのだろう。

 

ああ、北海道(美瑛)で暮らしたいなぁ・・・春から秋の間だけ。

 

午後7時半、無人のメインストリートに赤い灯が点る。

 

なにはともあれ、いいもん見させてもらいました。

よし。次回は美味しい晩メシもゲットするぞ!

 

ではでは、またね。