2023年7月11日(火) 札幌/ホテル🚘道の駅三笠🚘ファーム富田🚘
ラベンダーイースト🚘CoroCoro🚘美瑛駅前(夕食&散歩)
美瑛駅前、午後7時。この日2度目の青空を見上げる。
頭上を覆う雲はどっしりと厚みを増し、雨もしばらく止みそうにない。
とりあえず車で富良野周辺をぐるっと回ってみた。
ガイドマップに「日本最大規模のラベンダー園」と記されていた
ファーム富田ラベンダーイーストを目指すことに。
ファーム富田とは違って、人の姿はほとんどない。
空模様はいまひとつだったけど、思わず深呼吸したくなる雄大な眺めだった。
よく見ると、こちらも遅咲きの「ラバンジン」が中心っぼい。
本来7月下旬に盛りを迎える品種なので、それだけ今年の暑さは厳しいのだろう。
自由に座れる休憩施設があったので、そこでしばらくのんびり。
しかし、突然団体客が押し寄せて、ソフトクリームのカウンターに行列を作った。
どうやらここも、バスツアーの立ち寄りポイントになっているらしい。
早々に立ち去ることにした。
時刻はまだ3時の手前。
チェックインにはまだ間があるから、車でもうひと回り。
下見を兼ねて、明日の朝訪れる予定の「青い池」の近くまで足を延ばし
道の駅びえい「白金ビルケ」という施設に入ってみた。
道の駅というより、観光インフォメーションやアウトドアショップなど
キャンピングカーで車中泊したりレンタサイクルで回ったり
アクティブな野外活動を楽しむ拠点っぽい施設。
レンタカー+徒歩がメインの"オールドタイプ"には、やや縁遠い雰囲気だった。
結局青い池には行かずに、手前でUターン(駐車料金500円也)。
チェックイン(午後4時)の直後、この日の宿に到着した。
素泊まりホテル「CoroCoro」。とても親切な女主人が迎えてくれた。
美瑛周辺で1泊1万少々とコスパが良く、海外の予約客も多い。
この日も我ら二人以外は、タイと台湾からやって来た家族連れだという。
宿泊したツインルームからの眺め。
ベランダも付いていて、夜晴れてくれたら星空観測も楽しめたのだけど・・
宿の人に「美瑛周辺で食事できるとこは早い時間に閉まっちゃうよ」と言われたので
5時半ごろ車で駅近くの無料駐車場にレンタカーを停め
歩いて行ける範囲で居酒屋・ファミリーレストラン・四川料理の店など
チェックしておいた店を訪ねてみると・・
休業(居酒屋)、売り切れ(ファミレス)、予約客以外受け付けず(四川料理)
と、3連発で門前払いを食らってしまった。
1度しかない、美瑛での夕食チャンス。
まだ6時過ぎだったから、もっと粘って探せばよかったのだろうけど
なんかもういいや・・みたいな気分になり、手近な駅前メシ屋?に入ってしまった。
ネットでの評判は決して悪くなかったのだが
素材や味で勝負!ではなく、「安くてボリュームたっぷり」が売りだったらしく
やや濃い目の味付け(ハンバーグ)が、いまひとつ口に合わなかった。
料理を待つ間、グーグルマップで調べてみたら
こちらの希望を叶えてくれそうな居酒屋が二軒ほどあったので
"失敗した!"感は、さらに膨らむことに。
・・やっぱ、なにごとも簡単に諦めちゃダメだよな~~。
とはいえ、ガッカリだけで終わってしまわないのが
お天気に関してはやたら"悪運の強い"我らの、真骨頂。
いささかガッカリ気分で、晩ごはんを食べた店を出ると・・
いきなり、まぶしい夕日に照らされた。
この時間になって、一気に空が晴れてきたのだ。
雨上がりも手伝って、これでもか!と言わんばかりに澄み切った美瑛の空。
ひと気のない駅前通りを、ぶかりぶかりと浮かぶ雲を見上げながら
夕暮れ時の"美瑛散歩"を満喫した。
人も車もほとんど通らない町の上、どこまでも絶景は拡がる。
美瑛に暮らす人々にすれば、こんな風景は"あたりまえ"なのだろう。
ああ、北海道(美瑛)で暮らしたいなぁ・・・春から秋の間だけ。
午後7時半、無人のメインストリートに赤い灯が点る。
なにはともあれ、いいもん見させてもらいました。
よし。次回は美味しい晩メシもゲットするぞ!
ではでは、またね。