鍋貼餃子の隠れた名店 台湾(梨山)うたた旅 2024.6.29-7.4  1日目② 成田空港✈桃園国際空港🚊🚇板橋駅🚍中原?👣SL Motel👣香珍鍋貼水餃店👣SL Motel

2024年6月29日(土) 

成田空港✈桃園国際空港🚊🚇板橋🚍中原?👣SL Motel👣香珍鍋貼水餃店👣SL Motel

台湾最初のご飯は、地元で大人気の鍋貼餃子!

 

運行停止中のMTR路線を繋ぐ代替バス(無料)に乗車したおかげで

予約したホテルに近い停留所で下車

MRT駅から徒歩20分以上かかるところが、10分少々にまで半減した。

午後5時過ぎだったとはいえ、濃厚な蒸し暑さが残る街のなか

片手にスーツケース、背中にデイバック、貴重品バックをたすき掛けした状態で

長時間歩きたくなかったので、このショートカットは嬉しい誤算だった。

 

あとはグーグルマップで現在地を確認しつつ、ホテルを目指すだけ。

インターネットが使えなかった昔と違い、目的地をマークすれば迷いようもない。

まっこと、便利な時代になったものだ。

スマホの表示通り、歩くこと10分足らずでこの日の宿に到着した。

「君迪商旅」、アゴダでの予約時は「SL Motel」の名称だった。

高速インターそばに立つビジネスホテルで、宿泊客の大半は乗用車を利用。

駅から20分もかけて歩く物好きは我々ぐらいだろう。

幸いフロントの対応はとても親切、バスタブ付きの広い高層階を用意してくれた。

歩行距離こそ短かったが、板橋駅での迷走など緊張とストレスのてんこ盛り。

部屋に到着したとたんベッドに放り投げた荷物が、この日の苦闘ぶりを語っている。

 

毎回のことだが、台湾のホテルはダブルベッドが基本。

ツインルーム必須の我ら(当方のいびきのため)は、いつも予約に苦労する。

この日も週末だったこともあり、3カ月前から手頃なツインルームが軒並み満室。

台北中心地から遠く離れ、しかも最寄駅から徒歩20分という不便なホテルを

泣く泣く予約するハメになったのだ。

しかも予約時先払いのキャンセル不可物件だったため

地震後の値下がりに乗じて条件のいいホテルに変更することもできなかった。

 

とはいえ、バスタブ付きツインルーム一泊が朝食込みで7500円程度。

目くじら立てるほど割高でもないんだけどね。

(宿泊後、目くじらを立てまくったのが梨山のリゾートホテル。

 詳しくは、7月1日の旅行記で・・)

 

なにはともあれ、ご飯に行こう。

思えばお昼前、成田空港でおにぎりを食べたきり、何もお腹に入れていなかった。

すでに時刻は午後7時過ぎ、日本時間なら8時を回っている。

周囲は完全に普通の住宅街だったが、出発前にチェックしてみたら

歩いて7~8分の所に高評価のお店を発見。

夜間も入れる店はそこだけだったので、迷わず直行した。

ほの暗い路上の一角に店の照明が明るく灯り、その周りだけ人の姿が。

これは、期待できそうだぞ。

「香珍鍋貼水餃店」。鍋貼餃子(ほぼ焼き餃子)と水餃子を提供している。

店内で食べる人は少なく、自宅に持ち帰るテイクアウト客がほとんど。

おかげで待つこともなく、空いたテーブルにつくことができた。

待つこともなく、溢れんばかりにスープの入ったカップがポンボンと置かれた。

左は、コーンの入った優しい味の卵スープ。

右は酸辣湯風スープ。中には豚の血の煮凝りがどっさり。

初めて口にした煮凝りは、癖も臭みもなくほぼ無味。

待つこと数分、焼きたての鍋貼餃子が登場。

思ったよりボリューミーで10個は多かったかな?と思ったけど

お腹が空いていたのだろう、あっという間に完食。

水餃子より圧倒的に人気が高く、店内・テイクアウト問わずこちらを注文していた。

 

本音を言えば、冷えたビールと一緒にいただきたいところだったけど

一般的な台湾の食堂の例にもれず、この店でもアルコール類は置いてない。

酒があると客の回転が悪くなるという事情もあるのだろうが

アツアツの鍋貼餃子が旨かっただけに、ここにビールがあれば!!と思ってしまった。

 

ほんと、お酒が飲めるレストランが少ないことだけは

台湾を訪れるたび、残念に感じるんだよな~

結局、店を出たあと近所をぶらぶら散策

ホテルに行く途中に見つけたスーパー(しまむらの所)で缶ビールとつまみを購入

入浴後、改めて台湾第一日終了を祝して乾杯するのだった。

 

ではでは、またね。