MRT板橋駅で謎の"逆走" 台湾(梨山)うたた旅 2024.6.29-7.4  1日目① 成田空港✈桃園国際空港🚊🚇板橋駅🚍中原?

2024年6月29日(土) 自宅🚃成田空港✈桃園国際空港🚊🚇板橋駅🚍中原?

桃園国際空港まであと少し。海岸沿いに並ぶ発電用風車を見下ろす。

このあたりまでは順調だったんだけどなぁ・・

 

以前として高止まり状態の航空運賃。

少しでも安く上げようと、成田発のLCCスクートで行くことにした。

結果、羽田を利用した際の倍以上の時間をかけ

田園都市線+半蔵門線+成田アクセス特急という準最安モードで

成田空港第一ターミナルへと到着。

搭乗ゲートにほど近いソファを確保し、コンビニで購入したおにぎりをパクつく。

(機内に預ける荷物の料金は含まれていたが、機内食は有料だった)

まもなく搭乗する機体を眺めつつ、おにぎりをパクパク。

座席指定にもお金がかかるので、どこでもいいやと任せていたら・・

翼の上とはいえ、運よく窓側からの並び2席だった。ひょっとして高齢者優遇?

ともあれ、外を眺めながら旅できるのは幸先が良かった。

きっと今回も幸運に恵まれるぞ!・・なんて根拠のない自信を抱きつつ成田の空へ。

ちなみに搭乗便は、スクート航空TR899 成田空港1220⇒1455桃園空港。

石垣島行きと大差ない所要時間(2時間半)で、台湾桃園空港へと到着。

現地の気温は35度、いまどきの都内に負けない猛暑だった。

 

入国審査、荷物のピックアップ、台湾元への両替など、いつもの手順を終えて

まずは入国ゲート近くにある「台湾観光局キャンペーン」のブースへ。

抽選に当たれば、5000元(2万5千円相当)がもらえるという太っ腹な企画だ。

案外当選率が高いとの評判だったので、1回ぐらいゲットできるだろうと挑んだのだが

。。。二人ともあっさり落選。

抽選方法は、画面上を次々落ちるランタンを選んで選びクリックする、というもの。

時間制限もあって慌てて選んでしまったが、後になって考えると、

いかにも「選んで!」とばかりゆっくり中央を落ちて来るランタンではなく

両端をごちゃごちゃ集団になって落ちるランタンを選べばよかった、と大反省。

(自分の次にトライする相方に「端っこを選べば?」と声をかけようと思ったけれど

 口に出す前に彼女もまた誘われるように真ん中のランタンを選び、落選した)

もしキャンペーン期間中に再訪できたら、次は絶対端っこをクリックするぞ!!

 

てな感じて、どうやらこのあたりから我らの旅行運は右肩下りへと転じたらしい。

実際、空港駅から乗った快速列車は満席でずーっと立ちっ放し。

台湾最初の食事は絶対ここだ! と気合を入れて途中下車。

店までの道筋を確かめようとグーグルマップを起動させてみたら

なんと「本日定休日」との表示(ガイドブックには年中無休と書いてあった)。

それでも幸い改札を出る前だったので、気を取り直しホテルに直行することに。

 

んで、MRTを乗り継ぎ、あと二駅でホテルの最寄り駅だ。

とようやく先が見えた板橋駅にて。

列車はしばらく止まったまま、動かない。

妙に停車時間が長いな~~、なんて首をひねっていたら

なんと、逆方向に動き出したーー折り返し運転を始めたのだ。

 

え? どういうこと? 

訳が分からぬまま、次の駅でホームに降りて

貼り出されていた路線図を調べて見ると

板橋駅から先が太いバッテンマークで塗りつぶされているではないか。

・・これは何らかの理由で運行停止なのだ、とようやく気付く。

※具体的にはMRT板南線の板橋⇔中和間が不通。

 我々はその途中「中原」で降りてホテルまで歩く予定だった。

 

ならば、不通区間を結ぶ代替手段(バスとか)が走っているはずだ!

反対側のホームに渡り、改めて板橋駅まで乗車。

改札口でガイドブックのMRT路線図を広げ

中原駅を指さして「ここに行きたい」とジェスチャーで示した。

するとこちらの意図に気づいた駅職員(イケメン)が、すばやく駆け寄り

この先の階段を降りたところから無料の代替バスが出ている、と教えてくれた。

 

セーセー! と台湾語で感謝の思いを伝え

言われた通り階段を下りてみると、そこは板橋駅のバスターミナル。

その奥の方に、教えてもらった「中和」行きの乗車口があり

すでに数人の先客が列を作って待っていた。

板橋駅と中和駅を結ぶ臨時運行バスの乗車口。

10分ほどの間隔で運行されており、乗車賃は無料。

ここまで来るのに随分右往左往したけど、その代わり色々と親切に教えてもらえた。

優しさはプライスレスーーーなんちゃって。

 

その後、ほどなくやってきた代替バスに無事乗車。

しかもこのバス、MRT駅以外の主要スポットにも停車してくれた。

おかげで、当初予定していたよりホテルに近い場所でバスを降り

10分足らず歩くだけで、この日の宿に辿り着けたのだった。

(中和駅から歩いたら20分近くかかっていた・・)

今回の1泊目は、台北南郊の住宅街にあるホテル。

観光地とは縁のない"普段着の台北"を、のんびり歩いてゆく。

ようやく先が見え、デジカメを取り出す余裕も戻る。

上の写真は、ホテルまであと数分という街並み。

右手のスーパーマーケットには、ご存知「しまむら」が入っていた。

 

ではでは、またね。