異文化は暮らしてみなきゃわからない 『台湾はおばちゃんで回ってる⁈』近藤 弥生子 引用三昧 -51冊目-

ときおり見かける「内側(生活者)から見た台湾ガイド」だろうと思ったら

――えっっ、こんなに日本と違うの!?

と、最初から最後まで唖然愕然の連続だった。

毎年のように台湾に通うトラベラーはもちろんのこと

ほとんど興味がない方もぜひ手に取り

余りにも日本と勝手が違う〇〇や△△や✕✕に、心を揺さぶられてほしい。

 

はじめに――台湾との縁 

今の幸せがあるのは、間違いなく夫や子どもたちのおかげだ。だが、台湾で暮らすことによって、私が長年植え付けられていた呪縛から解放されたのも、砂からず影響しているように感じている。「人に迷惑をかけてはならない」とか「女性は男性を立てるべき」といった価値観は、私が日本で暮らしていた頃は自然とまとっていたけれど、台湾では必要ないから脱ぎ去ることができたものだ。

脱いだ今だから思う。

「あれは、本当に必要があるものだったのだろうか?」  [6]

 

第1章 たくましくて人間味あふれる台湾人 台湾社会におばちゃんは欠かせない 

オードリー・タンさんから教わった「雞婆」

台湾のデジタル担当大臣オードリー・タンさんを取材していた時のこと。

コロナ禍で大活躍した台湾政府の「マスクマップ(医療用マスクの在庫がリアルタイムで分かるアプリ)」が、もともとは民間人がボランティアで開発したものであり、オードリーさんはそれを参考に政府版を作ったのだと聞いた私は驚いて、

「なぜ台湾人はこんなにも社会問題を自分ごととして捉え、解決しようと行動できるのでしょうか」

と尋ねた。オードリーさんの答えはこうだった。

「台湾には『雞婆-ジーポー』という形容詞があります。不公平なことを見かけた時、警察や町内会の会長のような人が解決してくれるのを待たずとも、どうにかしてもっと良くできないか考え、それを他の人に惜しみなくシェアするような精神です。台湾人は皆、その精神を持っています」

鶏おばさん――オードリーさんから教わった言葉「雞婆」は、その後もずっと、私の心に残り続けた。 [16]

 

子どもを産んだ途端、「おばさん」認定

自分が「おばさん」であることを売れ入れられるようになったのは、台湾における「おばさん」のイメージが、それほど悪いものでもないと思うようになったからだ。台湾で暮らして11年も経つと、台湾社会はおばさんたちで回っており、彼女たちは欠かすことのできない存在だと思うようになった。ただ、「おばさん」というよりは、「おばちゃん」という日本語の方が、元気で、チャーミングで、笑顔が似合う彼女たちのイメージにしっくりくる。  [21]

 

力強く「自分軸」で生きるおばちゃんたち

おばちゃんたちは「自分軸」で生きている。好きなものを着て、好きなように食べる。何歳になっても、自分が着たければ短パンやミニスカートを堂々とはいている。私のママ友たちも、おへそを出してホットパンツをはいている。

人の目を気にする必要はなく、自分が納得すれば良いのだ。  [25]

「台湾の最も美しい風景は“人”(台灣、最美的風景是人)――台湾には、こんな言葉がある。それは主に台湾の人情深い人々のことを指すのだが、そこにおばちゃんたちが大きく貢献しているのは、間違いないのだろう。   [26]

 

同調圧力がない台湾 「当たり前」を押し付けない キャリアにも、「こういう経歴が当たり前」といったものがない。そもそも台湾には日本のような「新卒一括採用」という概念がなく、大学在籍中はもちろん、卒業後も「すぐに就職して当然!」という雰囲気はない。大学院に進学したり、30歳までのワーキングホリデー制度を利用して海外へ出たりする人も少なくない。どのようなキャリアを歩むにせよ、就職活動は各々が卒業後に自分のペースで行なうものなのだ。私の台湾人夫も、リーマンショックで就職先が経営危機に陥ったために自主退職し、そこからは半年ほど単発のアルバイトで食いつないだ後、ワーキングホリデーで日本に行ったのだそうだ。

日本だと「社会人は定職に就く」とか、「女性は化粧をする」といった「世間の当たり前」にそぐわなければならないような同町圧力が働きそうなものだが、「そういうこともあるよね」となるのが台湾だ。   [28]

       

迷惑をかけることにひるんだりしない

確かに、台湾では「人さまに迷惑をかけること」が日本ほどネガティブではないように思う。むしろ、「人が生きている上で、人に迷惑をかけるのは仕方のないこと」「お互いさま」といった雰囲気だ。コロナ禍でも、ひたすら「同理心-トンリーシン(思いやり)を持とう」という呼びかけが目についた。「コロナに感染しても、周囲から非難されるのが怖くて打ち明けられない人が出てしまうと、結果的に感染を抑え込むことはできなくなります。こんな状況では誰がかかってもおかしくないのですから、感染した人を責めてはなりません。お互いに思いやりを発揮しましょう」と。[31]                                   

台湾に同調圧力がないのはなぜ? 日本に育った私自身、「人と同じでなければならない」と教えられたきた世代だが、台湾で働きはじめて「自分と人は違って当たり前。自分のことを尊重してもらいたいし、私もあなたを尊重する」という姿勢で議論する台湾人たちからはとても刺激を受けた。これも本当に人や職場を業界にもよるのだろうが、私が仕事をしているメディア業界やマーケティング業界、IT業界などでは、実績さえ残せていれば、上下関係なく比較的フラットに意見を出し合えているように思う。[32]  

 

台湾人がよく使う言葉 「歿關係(大丈夫)」――スルー能力がとにかく高い

周囲には申し訳なくて仕方がなかったけれど、皆は口々にこう言うのだ。

「歿關係-メイグァンシー(大丈夫)」

台湾人はつくづく「実を取る」人たちだなぁと思う。要は、その人がやるべきことをやってさえいれば、他はあまり気にしないのだ。[38]

日本人の粘り強さも、個人的には素晴らしいと思う。台湾人は、何かを聞かれるとすぐに「歿辨法-メイバンファ(仕方がない、どうしようもない)」と言う。でも、「台湾人の歿辨法は、そのまま信じてはならない。そこには必ず「辨法-バンファ(対処する方法)」がある。粘りすぎても嫌がられるけれど、本当に必要だと思う時にはしっかり交渉して良いのだと、私は思っている。 [41]

  

 良くも悪くも「差不多(大体、ざっくり)」

台湾で暮らしていると、頻繁に耳にする言葉のひとつが「差不多-チャーブードー」だ。「差が多くない」という字面の通り、「大体」とか「ざっくり」といった意味を持つこの言葉には、助けられる時もあれば、苦しめられる時もある。

まず挙げられるのが、約束時間だろう。

ビジネスマナーで驚いたのが、台湾では「時間ぴったりに訪問するのはあまり好まれない」ということだった。私は、企業を訪問する際には約束の時間の15分前にはビルの1階で待機しておき、会議が始まる5分前になったら訪問するようなバリバリの純ドメスティック日本人なので、これは衝撃だった。良かれと思ってしたことが、相手にとって迷惑になるのなら改めなければならない。

聞けば「日本人は会議の始まりの時間に対してはこだわるのに、終わりの時間は全く守ってくれない」と思われているらしい。これは耳が痛い。台湾人的には、約束の時間ぴったりか、5分過ぎたくらいがちょうど良いらしい。もっとも、日本人慣れした台湾人はの辺りの文化の差は了解済みなので、相手次第ではあるのだけれど。  [41]

                                                 

「EQ高い」が褒め言葉

日本で人を褒める時によく使う言葉というと、どんなものがあるだろう。

「気遣いができる」や「上品でスマート」といったところだろうか。私が台湾の企業で働いたり、ママ友たちとおしゃべりしたりする中でよく使われているのが「高EQ」だ。「EQ(心の知能指数)が高い」という意味で、ニュースの見出しやSNSなどでもよく使われる。〈中略〉

世代や人にもよるので一概には言えないが、台湾には「お金や名声」よりも、「心」などの実質的なものを大切にする人が多いように思える。そしてそれは、すぐそばにある大国が「人口や経済の規模」で迫ってくることへの抗いのようにも見えるのだ。  [46]                                                   

あけすけでパワフルな処世術 遠慮なく買い物を頼む

「台湾人はたくましいな~」と思うのが、彼らの「ダメもとでも一度は頼んでみる」精神だ。特におばちゃんはずば抜けて強い。

中でも日本人の私が多く頼まれるのが、日本での買い物だ。「日本での買い物代行」は専門業者もあるが、一般台湾人の間でも割の良いお小遣い稼ぎとしてずっと存続していて、電子レンジや炊飯器などの家電から、薬品やコスメなど、その範囲は多岐にわたる。シングルマザーで生活が苦しかった頃には、台湾人の友人から「ヤエコもやればいいのに。稼げるよ!」と言われていた。    [50]

 

悪気なくストレートな物言い 日本のように周囲に気を遣わなくていい代わりに、台湾の――特におばちゃん界隈では――コミュニケーションが直球ストレートだ。最近の私は、コロナ禍と執筆ラッシュのおかげですっかり体重を増やしてしまったのだが、久しぶりに会ったママ友から、会った瞬間に、

「ヤエコ。あなたは太ったの、それとも妊娠したの?」と、真顔で言われた。

普通そこは「久しぶり~!」とかじゃないの? と思ったが、台湾人はいつでも悪気なしにストレートだ。ショップで洋服を見ている時も、店員さんから、

「あなたにそれは似合わない。こっちの方が顔色が明るく見えるね」

「その服は太って見えるからやめた方がいい」

などと、バッサリ斬られる。こればっかりは今でも慣れず、ちょうど良い距離感で接客してもらえる日本の方が落ち着くので、台湾で洋服を買うことはほとんどない。[52]                                                         

自分軸の仕事観 「石の上にも三年」は皆無

一般的な台湾人にとって「石の上にも三年」という考え方は皆無なのだろうということだ。専門職だったり、待遇が良かったり、家族や知人が経営しているなどといった事情がない限り、ほとんどの台湾人が、数年間だけ在職してキャリアや経験を積み、それを糧に転職しようとする。目的はただ一つ、転職時により待遇の良いポジションを得たり、経験が積める役職につくためだ。  [62]

それと、台湾では経営者がとても尊敬されている。会社に対する不平不満があるのが会社員の常かもしれないが、自分の責任で会社を経営している人は、不平不満を言うことができない。もちろん、やりたいこと/やりたくないことを自分で決められるという自由さは持っているが、失敗しても成功しても、自分でその責任を取っているからだ。口先だけでなく、行動が伴っている人を、台湾人は評価する。 [64]                                                  

見切り発車でOK、やりながら考える 

コロナ禍でも、政府の補助金や医療用マスク支給などの施策が見切り発車でスタートし、「外国人も税金を納めているのだから対象にすべきだ」といった社会からのフィードバックを取り入れる形でアップデートされていった。社会全体が「物事は思い立ったが吉日、始めてみてやりながら考えればいい」といった雰囲気なのだ。だからみんな本当に気軽に起業したり、プロジェクトを始めたりする。[72]

 

第2章 とにかく「食」を大切にする 朝ごはんはお店で食べる

食べたらそのまま登校・通勤 台湾人は根っからの旅行好き。人口に対する出国率は72・5%という驚異的な数値を叩き出し、日本政府観光局の報告書には「台湾人にとって外国旅行は生活の一部と言える」と記載されるほど。

なかでも日本は大人気の旅行先で。訪日観光客のうち、台湾はここ5年以上、上位3位以内にランクインしている。観光・レジャー分野における訪日リピータートップは台湾で、日本を訪れる台湾人観光客の9割が訪日回数2回以上のリピーターだ。旅行消費額では中国に次いで第2位と、日本にとって大切なVIPであるといっても過言ではないのが台湾人だ。

そんな彼らから口々に言われるのが、

「日本に行った時はいつも朝ごはんに困る。朝食店はないの? 日本人はみんなどうしているの?」

ということだ。私は日本の『&Premium』という雑誌で「台北の朝ごはん」というコラムの連載をかれこれ4年以上続けており、台湾の朝食文化の豊かさには、日々驚かされている。定番の豆乳と蛋餅-ダンピン(ネギを加えたクレープ状の生地に卵など好きな具材を挟み、お好みでソースを付けていただく)、台湾式おにぎり「飯團-ファントゥアン」、スープなし麺「乾麺-ガンミエン」、肉つみれのとろみスープ「肉羹-ロウゲン」‥‥例を挙げればきりがないほど、バラエティ豊かな朝食店が街の至るところにひしめきあっており、人々はその日の気分で朝食を選ぶことができる。 [74]                    

なお、台湾では公立私立問わず、幼稚園でもお粥や中華まんといった「午前のおやつ」が提供され、それを子どもの朝ごはん代わりにする家庭が多い。家族で身支度を整えたらまずは子どもを幼稚園に送り、親はどこかで朝食を取ってから出社するのだ。  [76]                                             

台湾の朝食店は、往々にして街に開かれたような作りをしていることが多い。

道に沿った店先部分が調理台で、その奥が店内といった形だ。それは単に調理台が外にある方が煙が店内に充満しないとか、冷房の効いた店内にお客を通すことができるといった利点からなのだろうが、私はその、店と道路の境界線が曖昧であることに魅力を感じている。いつも街からはおいしい匂いがして、朝食店で働く人々の視線は道ゆく人に向けられている。通行人がヒョイっと店に入ると、

「いつもの?」

と訊かれるような人と人との距離感だ。

台湾で「こんにちは」の挨拶は、「吃飽了嗎-チーバオラマ?」(ご飯食べた?)」と表現することが多い。相手を気遣う時に、「ご飯だけはしっかり食べなよ」と表現するのが台湾流というわけだ。私には、そんなカルチャーを体現しているのが朝食店であるように思えてならない。  [78]

 

昼食とお昼寝はセット 昼休み、職場は消灯 

東京の出版社でがむしゃらに働いていた私が台湾に来て驚いたのは、みんなが本当に「無理をしない」ということだった。

就業時間ひとつとっても、ぴったりに出社する人はほとんどおらず、5分10分の遅刻は当たり前。悪びれる様子もなく、出勤の道すがらテイクアウトしてきたと思しき朝ごはんをビニール袋から取り出し、食べ始める。

「え? 遅刻しておきながら朝ごはんは食べるの? そもそも朝ごはんを買わなければ遅刻しなかったのでは?」

なんと考えるのは私だけ。なかには、出社してタイムカードを打刻してから、悠々とコンビニに朝ごはんやコーヒーを買いに行く強者も(これも台湾では普通の感覚)。

会社によっても違うが、私が働いていた会社は昼休みが1時間半もあった。

お昼ごはんを食べた後、オフィス内は消灯され(クーラーは付けたまま)、皆がデスクで昼寝を始める。うつ伏せ寝ができるマイ枕とひざ掛けが常備され、快適な睡眠環境がしっかり整えられている。   [80]

 

幼稚園から高校まで昼寝時間がある

台湾では幼稚園から高校までずっと昼寝の時間が設けられており、すっかり習慣になっている。男性は18歳以上での兵役が義務付けられており、その間に昼寝の習慣がさらに強化されるようだ。私の台湾人夫もまた、昼寝が欠かせない人だ。昼ごはんの後に昼寝をしないと、頭が回らないらしい。

では勤務時間中は鬼のように働いているのかというと、実はそうでもない。

もちろん素晴らしい効率で働いている人もいるのだが、勤務中もLINEでチャットしたりネットサーフィンしてニュースサイトやFacebookを見ている人も多い。お菓子や魚などの生鮮食品をグループ購入するお誘いもしょっちゅう回ってくるし、「タビオドリンク飲む人いる~?」などと声を掛け合い、デリバリーで飲み物を頼んだりする。

ワーカホリックの傾向がある典型的な日本人だからか、私などは、

「この状態で残業もしないなんて、仕事はちゃんと終わるの?」

などと思ってしまうが、台湾はそれでもしっかり経済が回っている。私は最近、こう思うようになった。

「従業員が残業したり、ギリギリで無理して働かないと回らないことが前提にされた事業は、そもそも事業の設計自体が間違っているのかもしれない」  [81]

 

「身体を温める/冷やす食べ物」に気を遣う 

成功すれば大富豪。飲食業は儲かる!? おいしいと聞けばとにかく試す

台湾人は食事の時間を本当に大切にする。

そんな食に対する飽くなき探究心からか、はたまた新しい物好きだからか、皆「おいしいと聞いたものはとにかく試してみよう」という好奇心が非常に強い。だから、飲食業界の競争は非常に激しいものの、成功すると大富豪も夢ではないのだそうだ。

観光客から見るとなんてことのない屋台や食堂も、決して侮ってはならない。

人気店になると、オーナー一族たちが店周辺の土地を次々に買い占め、そのエリアの大地主になっていることも珍しくない。   [91]

 

お金持ちになっても行きつけの屋台に通い続ける 巷子の文化

台湾人にとっての“おふくろの味”は、2種類あると思う。ひとつが自分の育ての親や親せきが作ってくれたご飯の味で、もうひとつが近所の「巷子-シャンズ」――台湾で路地のことをこう呼ぶ――にある、行きつけの店の味だ。

台湾人と一緒にご飯を食べていると、みんなこう言う。

「悪くないけど、私の実家近くの巷子にある店の方がおいしいね。あの店は台湾で一番おいしい」

彼らは、自分が幼い頃から食べてきた味を一番に思っているのだ。        [96]

巷子の美食を愛するのは、若者だけではない。日本から来たばかりの頃にびっくりしたのが、社会的に成功したお金持ちも、巷子にある屋台や食堂で当たり前のように食事を取るということだった。お世辞にも衛生的とは言えないような店でも、自分がおいしい、応援したいと思う店であれば、彼らは通い続ける。[97]

 

「おいしいものがあるから、きっと帰ってきてくれます」

人材の海外流出を防ぐ秘策!? 「流出、とってもいいじゃないですか。どんどんしたらいいと思います。台湾人がアメリカで起業しても、台湾にふさわしい環境があると思えばまた帰ってきます。その時、彼らは一人ではなく、仲間を連れて帰ってくる。人材の交流はとても大事なので、海外へ行こうとする人を止めてはならない。大丈夫です、台湾にはおいしいものがたくさんありますから(笑)」 [103]       

 

第3章 台湾での妊娠・出産 私たちは、もっと堂々と甘えていい

「我慢の呪い」から自由になろう 台湾で長男と次男を妊娠し、どちらも台湾で出産した。そんな私が日本に向けて伝えたいのは、毎月の生理はもちろん、妊娠しようと準備している時、妊娠中、出産時、産後といったそれぞれのシーンで「女性はもっと大切にされていいし、甘えていいのでは?」ということ。ここでは私がそんな思いを抱くようになった訳を綴っていきたいと思う。[106]

 

 

ではでは、またね。