4月の広島、5月の女満別、10-11月のバリ島に加え
6-7月に台湾旅行を突っ込んでしまったので(航空券のみ確保)
あれやこれやの準備に追われブログが手につかない今日この頃
せめて毎月恒例の「読書録」ぐらいは書き残さねば
台湾旅行の行程&宿の予約は、その後だ
ちなみに今月読了した本(小説・それ以外・コミック)は以下の通り
2024.3
●『この素晴らしい世界に祝福を! 8』暁なつめ
★※『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち』三上延
★★『アンチェルの蝶』遠田潤子
●『むかしむかしあるところに、死体がありました』青柳碧人
★★『希望という名のアナログ日記』角田光代 ★『ナチュラリスト』福岡伸一
★『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』藤谷千明
★『負け犬の遠吠え』 酒井順子 ★『どくとるマンボウ航海記』 北杜夫
★『台湾グルメ350品!食べ歩き辞典』光瀬憲子
〔コミックス〕
★★『ブルーピリオド』①-⑮〔⑭⑮は初読]山口つばさ
結果、3月の《いちばん揺さぶられた本》は
【小説】①『アンチェルの蝶』 遠田潤子
※比較的初期の作品であるためか
表現・ストーリー展開ともに多少の"ご都合主義"を感じてしまう。
それでも、ひとたび読み始めたらページを繰る手が止まらなくなる
圧倒的な吸引力には抗いようもなく
本作もまた"朝まで一気読み"とあいなった。
いまだ未読本が7冊ほど待っているが、いったんひと休み。
楽しみは最後まで取っておくのだ。
中学生の頃から聴いてたけど、特に心に残ってないのが正直なところ
音楽的センスが欠落しているのかもしれない。
【小説以外】①『希望という名のアナログ日記』角田光代
※目の前に誰もいないのに
ページをめくるたび、うんうんその通りだよな~
と虚空に向かって頷いてしまう。
とにかく、めったやたらと共感度が高いエッセイ集なのだ。
人生の重要な部分を「旅」が占めていたり
曲がりなりにも「書くこと」を仕事にしてたりなど
重なり合うエリアが大きいことも手伝っているのだろう。
正直、小説のほうはちょっと"怖い"ので最近遠ざかっているけれど
エッセイに関しては「座右の書」と呼びたいほど愛読している。
※ラストまで破綻させず"風呂敷"を畳んでくれた頑張りに、まずは感謝。
様々な側面にスポットを当てながら楽しむことができた。
作者の次回作に期待したい。
※残念ながらアニメ版のほうは、いまひとつ。
ぶっちゃけ原作に忠実なだけで、アニメ化ならではの!がなかった。
(その点「フリーレン」は秀逸。早く第二期を観たい)
②『ブルーピリオド』①-⑮山口つばさ
※相変わらず、面白い!
だけど、どんどんヘビー&マニアックになっていく。
敢えて"メジャー"に背を向け突き進む姿勢が、個人的には大好き。
さ、この後は台湾旅行のスケジューリングだ。
できれば北部山脈をバスで縦断したいのだけど、ホテルが軒並み高そうで不安。
ハチワレのごとく「なんとかなれー!」とモップをふるうしかない。
ではでは、またね。