久高島0円散歩(前編) 沖縄うたた旅 2024.1.28-31 3日目① ホテル🚘安座真港⛴徳仁港/久高島👣外間殿・ピザ浜

2024年1月30日(火) ホテル🚘安座真港⛴徳仁港/久高島👣外間殿👣ピザ浜

"天使のハシゴ"を目指し、フェリーは凪いだ海原を渡ってゆく

 

ちょうど一年前の沖縄旅行で、久米島渡航しようと試みたものの

朝から強い風が吹き、終日フェリー欠航となってしまった。

なので今回はそのリベンジ。

どうせなら朝イチ(8時発)のフェリーに乗ろうと、7時前にホテルを出発。

沖縄南東端にあ出発地・安座間港を目指した。

途中、コンビニに立ち寄っただけ(朝ご飯確保)だったが

渋滞につかまったりして、予想以上に遅れる事態に。

 

出航時間まで残り12分、ようやく目的地?が見えてきた。

出航7分前、駐車スペースに車を停めチケット売り場へと急ぐ

残り5分、なんとか久米島行フェリーくだかⅡ号に乗船

ようやく一年前のリベンジを果たすことができた

定刻8時、アナウンスもなく静かにフェリーは岸を離れた

船内の座席から眺めるのはもったいなかったので

側面に並ぶベンチに腰掛け、寒さに震えながらコンビニおにぎりをぱくつく

幸い出航直後から雲が切れはじめ、朝の陽射しがちらちら射してきた

「神の島」にふさわしく"天使の梯子"が落ちてきた

蜃気楼効果?か、島影が浮き上がって見える

終日曇りという天気予報を裏切り、どんどん青空が広がってゆく

今回の「お天気運」は、なかなかよさそうだ

出発から20分少々で、目指す久高島(徳仁港)が見えてくる

バチに当たることもなく、久高島への上陸を果たす

朝早い便だったので、観光客の数は一桁だった

さて、どうしようかな?

 

とりあえず、高いと噂のレンタサイクルはパス

行けるところまで歩いて巡ろうと決め、集落の中心部を目指した

授業中なのだろう、物音ひとつしない久高小中学校の門前を通過

 

その先に続く農地沿いの道を歩いていたら、地元のおじさんがひょいと現れ

「向こうの砂浜が綺麗だから行ってごらん」と、頼みもしないのに教えてくれた

感謝の言葉を返し、そんなにオススメなら後で行ってみようと

まずは間近まで来ていた「外間殿」へ向かう

正面にたたずむ水色の壁の小さな建物が「外間殿」

島の守護神(太陽・月・竜宮など七つの神様)が祀られている

朝9時前だったが、様々なお供え物が用意されていた

戸口は開けっ放しで、誰でも自由に出入りできる

両手を合わせて礼拝したのち、畏れ多くもデジカメを向けた

奥の祭壇前には、神様に捧げられたお神酒とお弁当?

 

予想していたより"あっけらかん"とした雰囲気に戸惑いつつ、外間殿を後にする

続いて、先ほど住民に教えてもらった砂浜

(フェリー切符売り場で入手した地図には「ビザ浜」とあった)を目指す

左右に樹林帯が延びる人気のない舗装路を歩くこと数分

足元が砂地に代わったと思ったら、目の前は海だった

朝のピザ浜、岩場の向こうに静かな海原が広がる

波の音だけがあたりを埋め尽くす

足跡だけが点々と残る波打ち際、見渡す限り動く者の姿はない・・

・・あ、岩場の先端に一羽の野鳥を発見

そのとき、目の前の雲が切れ、強い陽ざしが降り注いだ

サンゴの砂浜と緑の草叢が、鮮やかな色どりをとり戻す

振り返れば、赤桃色の花が光を放つように咲いていた

なんという心地よい場所なのだろうか・・

相方ともどもサンゴの砂浜に腰を下ろし、しばし緩やかな海風に吹かれる

ーーもう、ここに来れただけで「久高島を満喫した」気分だった

 

ではでは、またね。