トケイ浜はプライベートビーチ!? 沖縄うたた旅 2024.1.28-31 2日目⑤ 喜如嘉集落🚘古宇利大橋🚘トケイ浜🚘ホテル

2024年1月29日(月) 

ホテル🚘PLOUGHMAN'S LUNCH BAKERY🚘名護城公園🚘大宜味村芭蕉布会館🚘 笑味の店🚘芭蕉布会館👣喜如嘉集落🚘🚘古宇利大橋🚘トケイ浜🚘ホテル

ティーヌ浜の東に広がるトケイ浜・・人っ子一人いない静けさに時を忘れる

 

芭蕉布の里・喜如嘉を後に、一路南へと走る

ほどなく右手に、本日最後の目的地・古宇利島が見えてきた

左が屋我地島で右が古宇利島、両者の間をつなぐ細いラインが古宇利大橋

ズームすると棒高跳びのバーみたいな橋の形状がよくわかる

 

真喜屋の信号を右に折れ、奥武島屋我地島と渡って北端の美らテラスへ

駐車スペースに車を停めれば、白い古宇利大橋が目の前に

美ら海水族館から回ってきたのだろう、何組もの家族連れで賑わっていた

こんなに天気がいいのだから、橋の上からの眺めはきっと最高だ!

なんて期待しつつ車に戻ったのだけど・・・

 

実際に橋を渡ってみたら、歩道の手すりがず~~っと続いており

動物園の金網越しに鑑賞するタイプの「絶景」だった

大型観光バスの座席など視点が高ければ100バーセント楽しめるのだろうけど

ーーこれなら宮古島の伊良部大橋の方がずっと感動的だったな

(滞在していた4日間はほとんど曇りor雨模様だったけど〉

 

ま、それでも天気は相変わらずの快晴続き

島のビーチに行けば澄んだ沖縄の海が満喫できるはず

と、古宇利島南端から時計回りにぐるっと半周

島の北端・ハート形の岩で有名な「ティーヌ浜」を目指す

 

このあたりかな、と未舗装道路に乗り入れてみれば

そこは広大な駐車スペース

売店や屋台が並び、何台もの車が出たり入ったりしているし

ティーヌ浜へと降りてゆく道は、家族連れやカップルが列をなしていた

どうやら大変な観光スポットに来てしまったらしい

 

とりあえず100円払って車を停めたものの

賑やかな場所には興味がないので、すぐに立ち去ろうかと思ったが

マップを見ると、ティーヌ浜と逆の東方向にも「トケイ浜」というビーチがあった

せっかくここまで来たんだから、そっちに行ってみるか

ハート岩目当ての若者たちに背を向け、誰の姿もない舗装路を東へ歩いてゆく

すると100メートルほど先に、車数台分のスペースが

どうやらこれが「トケイ浜」の駐車場らしい

なんだよ、無料だったじゃん・・・

一台も停まっていない空き地を横目に、さらに進むこと100?メートル

ふいに、目の前が大きく拓けた

トレイ浜、誰もいない美しい水辺の景色が見渡す限り広がっていた

見事なまでに澄み切った水に、夢中でシャッターボタンを押す

左手に伸びる岩場まで歩き、波打ち際を振り返る

文字通り"トケイ浜二人占め"だった(遠くに見える姿は相方)

入り江を囲んだ岩場、溶岩がそのまま固まったようにゴツゴツしている

恐竜(トリケラトプス?)の横顔っぽい、角つきのシルエット

少し沖合の海面からも、ガオー!と岩礁が顔を出す

「トケイ浜」悪くないが、恐竜にちなんで「ダイノ浜」とか名付けたくなった

 

・・・・それにしても、波の音と風の音しか聞こえてこない

浜辺の流木に腰掛け、まるで無人島に流れ着いたかのようなひとときを楽しむ

 

しばらく浜辺でぼーっとしていたが

そういえば右の砂丘を越えて行った相方がなかなか戻ってこない

ちょっと様子を見に行くか

サンゴの砂粒に足を取られながら、広い砂浜のさらに東へと足を進める

・・と、こちらも岩場に縁どられたサンゴの浜辺だった

予想どおり、相方の他には誰の姿も見当たらない

ほとんど縁日状態の「ティーヌ浜」から数百メートルしか離れていないのに・・

青い空と海そしてサンゴの浜・・・とびきり贅沢な時が流れてゆく

 

30分以上過ごしただろうか

子猫を連れた一人の男性が現われパドリングを始めた

岩の上で留守番し、ミーミーと主を呼ぶ子猫の声を聞きながらトケイ浜を後にする

 

それから先は、那覇を目指して一直線

水族館から戻る車で込み合う"美ら海渋滞"に巻き込まれまいと距離を稼ぐ

幸いラッシュが始まる前に通過したらしく、予想より早く帰ることができた

日没直後の国頭方西街道ーーやっぱ沖縄は"晴れてナンボ"だよなぁ

 

早かったとはいえ、ホテルの駐車場に戻ったのは19時半過ぎ

朝からずっと動き詰めだった疲れから、新規開拓に乗り出す余力は残っていない

1年前の夜に訪れた市場中央通り入ってすぐの居酒屋で決め打ち

アーサーのテンブラなど定番の沖縄料理を楽しんだ

 

ではでは、またね。