芭蕉布の里・喜如嘉を歩く 沖縄うたた旅 2024.1.28-31 2日目④ 笑味の店🚘大宜味村立芭蕉布会館👣喜如嘉散策

2024年1月29日(月) ホテル🚘PLOUGHMAN'S LUNCH BAKERY🚘名護城公園🚘大宜味村芭蕉布会館🚘笑味の店🚘芭蕉布会館👣喜如嘉散策

ただ歩くだけで心地よい芭蕉布の里・喜如嘉集落

 

島野菜料理をいただいた後は、芭蕉布会館へとんぼ返り

2階に上がって13時から再開した芭蕉布作りの様子を見学・・したものの

入口直後にロープが張られており、遠くから眺めることしかできない

どんな作業なのか判然としないまま、数分で1階フロアに戻った

 

それでも先ほどと同じ親切な女性係員が

芭蕉布作りのビデオ映画を再生してくれたので

一枚の芭蕉布を織り上げるまでどれほど大変なことなのか、知ることができた

八重山の「みんさー織」にも通じる芭蕉布の伝統的な文様たち

 

せっかくのいい天気なので(一年前はほとんど晴天に恵まれなかった)

芭蕉布の里・喜如嘉集落をぶらぶら歩いてみた

芭蕉布会館のお姉さん(職員)に聞いて初めて知ったのだが

この集落の各所で、NHK連続朝ドラ「ちむどんどん」の撮影が行われたとのこと

相方が長年朝ドラを視聴していたので、急遽"プチ聖地巡り"も兼ねてみた

くっきり晴れ渡った青空を従えて雄々しく吠える赤銅のシーサー

まずはお姉さんに薦められた丘の上の展望台を目指す

頂上には伝統的な拝殿が、暖かな日差しを浴びてたたずむ

そして反対側に目を転じると・・・

のびやかな喜如嘉の景観が一望できた

実はこれ、「ちむどんどん」のオープニング?に使われてた・・んだったっけ?

一度も番組を観てないので、"答え合わせ"のしようがない

「朝ドラ大好き」の相方はちゃんと分かっていたらしく

眼下に広がる景色を感慨深げに眺めていた

ともあれ、青い空と海の鮮烈さには目を奪われた

陽当たりがいいのだろう、寒緋桜も五分から七分咲きといったところ

ジャコウアゲハも蜜を吸いにやってきた

もうひとつお薦めだという、七滝を目指す

道は谷合へと続いており、徐々に細くなってゆく

と、路上にラグビーボールのような緑の固まりが落ちていた

なんだこれ、ひょっとしてパパイヤ?

ということは・・視線を上に向けてゆくと

道端にパパイヤの木を発見、完全に"野良"状態だ

てことは、熟したら食べ放題!? なんだか羨ましくなってきたぞ

さらに途中から未舗装になった砂利道を歩くことしばし

どん詰まりに小さな水の流れーーこれぞ喜如嘉のお薦め観光スポット「七滝」

滝つぼ近くから仰ぎ見ると、確かに幾筋かの滝が連なっていた

まあ、七滝っちゃあ七滝だろう

暗い谷あいから再び陽光のもとへ戻り、日向ぼっこ気分でとことこ歩く

そこここでつぼみをほころばせた寒緋桜が、桃色の紗をかける

ふと足元に目をやると、落ち葉の間で妙に白い枯葉が・・

いや、チョウだった

枯葉蝶(コノハチョウ)の仲間かと思って画像検索したが、似たものは発見できず

・・・あとでゆっくり探してみよう。

イトバショウの木もそこいらじゅうにニョキニョキ生えている

これはすごいバナナっぽいんだけど、もしかして食用(実バナナ)なのかな

喜如嘉共同店、集落最大のスーパー(何でも屋)

こちらも店内が「ちむどんどん」の舞台になったらしい

いちおう入ってみたけど、ごく普通の雰囲気だった

再び集落散歩に戻る

とにかく静かで気持ちがいい

見慣れたブーゲンビリアも、透過光を浴びて紅く染まる

家と家の間の細い道を行くと、いたるところにイトバショウの畑?が

芭蕉布の里」ならではの風景が、どこまでも続く

気が付けば、あっという間の午後3時

そろそろ切り上げて出発しないと、古宇利島巡りが夕方になってしまう

せっかくの好天だし、北部の綺麗なビーチもかっちり見ておきたい

後ろ髪を引かれる思いでレンタカーに戻り、一路南を目指した

 

ではでは、またね。