大衆食堂で"家庭の味"を 沖縄うたた旅 2024.1.28-31 1日目② 糸満漁民食堂🚘百名ビーチ🚘ホテルサン・クイーン👣お食事処三笠👣宿

2024年1月28日(日) 羽田🛫那覇🚘糸満漁民食堂🚘百名ビーチ🚘ホテルサン・クイーン 👣お食事処三笠👣宿

南部の絶景・百名ビーチ、日曜午後ながらほぼ無人

 

沖縄旅行の初日は、昼ご飯だけで十二分に満たされてしまった

とりあえず、車で数分の道の駅糸満をひとめぐり

道の駅で出会った「沖縄ナッツ軍団」、端から順に食べてみたい。

 

農産品市場でバジル、パクチーレモングラスなどを買い込んだものの

時刻はようやく午後1時を過ぎたあたり。

このままホテルに行って部屋でひと休み、という選択肢もあったが

15時まで待たなければチェックインは無理

 

せっかくのいい天気だし、日曜午後で混んでるかもしれないけど

30分ほど行ける南海岸のビーチでのんびりするか。

なるべく混雑してないところがいいかな

と、商業施設が少なそうな百名ピーチを目指す

 

南部の丘陵地帯をくねくね走り

農道らしき細い脇道を下ってしばらく進むと

数台の車が路肩に停車している場所に行きついた

前方に目をやると、鉄柵が立って行き止まりになっている雰囲気

どうもこのあたりからビーチまで歩いて行けるようだった

こちらもレンタカーを路肩に寄せて停車

鉄柵付近まで近づいてみると、右方向に踏み分け道が伸びており

その先に、白い浜辺と青い空が広がっていた

間違いない、こっちが百名ビーチ

傘の代わりになりそうな巨大な葉に見とれつつ踏み分け道を歩いてゆくと

100メートルも進まぬうちに、目の前の情景が一気に開けた

こちらが百名ビーチ、開花シーズンではなかったのかお花畑はどこにもなく

白いサンゴの浜辺には、緑色の海藻らしきものがべったり。

ちょうど干潮時間だったので、水面下のもろもろが露出していたようだ。

ちょっと見アオノリのような海藻が石の表面を覆う・・ひょっとして食えるのか?

 

「絶景ビーチ」という前評判が刷り込まれていたので

正直なところ期待外れの気分で、もう少し沖の方を眺めてみた

でも、よく見ると水はきれいに澄んでおり

沖に向かうにつれて海の色も黄色から水色、水色からマリンブルーへ彩を変える

ーーさすがは沖縄の海だ

ちょうど一年前に訪れたときは、ほとんど曇りか雨だったので

"晴れ渡った沖縄ならではのビーチ"を満喫することができなったのだ

 

日向ぼっこでもしながら、のんびり過ごすか

木陰を見つけサンゴの浜に腰を下ろした相方をよそに

何か生き物はいないかと、ときおり強い陽ざしが注ぐ波打ち際を行ったり来たり

浅瀬に顔を出した岩場、見ようによってはネッシーのような

雲が切れて太陽が顔を出すと、青い空と白い雲が一気に輝きを増す

1月下旬でも、沖縄の陽射しはかなり強烈だ

30分ばかり滞在しただろうか、徐々に雲が広がってきたので退散することに

短い間だったが、美しいビーチでゆったり過ごすひとときは格別だった

 

その後、1時間ほどかけて国際通りの先に地位するホテルへ移動

今回はエアーチケット+ホテル+レンタカーという3点セットだったので

ホテル自体は可もなく不可もなく、といったところ

客の大半が外国人(中国か韓国)なのはいつものことだが

今回、ホテルの専用駐車場を予約したのは、ちょっと失敗だったかも

専用と言いながら、実際はホテル脇の路地に作られた従業員用の駐車スペース

5台ほど並べて入れることはできるが、とにかく狭くて停めにくい

入口が近い分、荷物の搬入・搬出には便利だけど

車の前後左右をこするのではと、心配しっばなしだった

また泊まる機会があったら、近隣の格安駐車場に鞍替えしたい

 

ともあれ、部屋に入った時点で4時少し前

その後しばらくはベッドに寝ころびひとやすみ

晩御飯を食べに出かけたのは、すっかり暗くなった6時過ぎ

 

さて、なにを食べようか

とにかく昼の地魚料理が大満足だったので、海鮮はパス

定番の伝統的な沖縄料理といきたいところだが、正直まだあまり空腹を感じない

この半端な腹加減で名物料理を攻めると、食べきれずに苦労するかも・・

よし、ここは軽く「大衆食堂」にチャレンジしてみよう

 

ホテルが立つ国際通りの東端をスタートし

牧志駅前~市場通り入口~ブルーシール前まで一直線

その先を右に折れて久茂地橋を渡ることしばし
20分弱の時間をかけて、目指す大衆食堂へとだどりつく

地元客でにぎわうお食事処 三笠、大衆食堂なのに夜9時まで営業している

安くて旨いとの前評判通り、到着時(18時30分)にはご覧の行列

最後尾につきながら「こりゃ1時間は覚悟するか」と覚悟するも

長居する客が少ないのか、30分少々で店内に案内された

 

とりあえず瓶ビールを注文して、お疲れさま!の乾杯

だが、酒のつまみになりそうな料理はメニューに並んでおらず

沖縄そば以外は、みなライスとみそ汁がセットになった「定食」ばかり

なるほど、ここは"酒を楽しむ店"じゃなく"ご飯を食べる処"なのだな

気を取り直し、ぞれぞれ700円程度の格安定食を注文した

相方が頼んだのは、ひき肉を使ったかつ丼?っぽい定食

こちらは確か豆腐と肉の炒め物、だったような記憶が・・

どうせすぐに忘れるんだから、メニューを撮っとけばよかった

お茶碗二杯分あろうかというごはんに

"ここは食欲旺盛な人向けの食堂なのだな~"と納得

そういや、若い男の一人客がやたら目についた

(ちなみに相方は完食できず・・)

 

もちろん、味の方も高水準

ただし、味付け自体にさほど驚きはない

観光客が喜ぶような、いゆわる"沖縄料理"とは異なる

ほんとうに、地元の人々が通う昔ながらの大衆食堂なのだ

店内の雰囲気も含め、普段着の沖縄を体験するには格好のスポットじゃないかな

 

ではでは、またね。