愉しき"停電ディナー"  ラオスうたた旅 2023.9.27-10.5 6日目/ムアン・ゴーイ(Muang Ngoi)⇒ノーンキャウ⇒ルアンパパーン➁ サイナムカン・リバー・ビュー👣Tamarindo👣ナイトマーケット👣Local Restaurant👣ホテル

2023年10月2日(月) 

ムアン・ゴーイ⛴ノーンキャウ🚐ルアンパパーン/北バスターミナル🚐サイナムカン・リバー・ビュー👣Tamarindo👣ナイトマーケット👣Local Restaurant👣ホテル

Tamarihdの「サンプルメニュー」。ルアンパパーン名物を少しずつ楽しめる。

朝から移動続きだったので早めに休もうと、夕暮れの街へ出ていく。

すでに「ラオスの旅は終わり」な雰囲気になっており

打ち上げ気分でナム・カーン川沿いの有名店「Tamarind」に入り

我々としてはややゴージャスなディナータイムを楽しんだ。

これも地元名産、キノコの炒め物。ピンボケでごめん。

ちなみに、飲み物は蜂蜜とライム入りのラオ酒。

ショットグラスのような小さなグラスで、ちびちび舐める感じだ。

突然、あたりが真っ暗になる。地域一帯が停電になったようだ。

食事中の客はざわついたが、よくあることなのだろう。

すぐさま店員がテーブルを回り、手慣れた様子でキャンドルに火をつけていく。

・・・ま、これはこれで、いい雰囲気だった。

 

とはいえ、真っ暗な中で追加の料理を注文する気にはなれず、早々に店を出る。

停電が続き静かになった旧市街をぷらぷら散歩する。

普段なら煌々と照らされている寺院も、この渋さ。

商店の人は困るだろうが、ワビサビ好きの日本人としてはこっちの方が好み。

エアコンがいるほど暑くないし、一晩中暗くても全然オッケーなんて思ってたら・・

30分足らずで復帰し、またキラキラした街が戻って来た。

オシャレな店を覗いてみるも、観光地値段に目が飛び出て早々に退散する。

そのままサッカリン通りを進み、ナイトマーケットを抜けてゆく。

なにやらイベント中なのか、大賑わいの広場に行き当たる。

巨大なテーブル街を取り巻くように、多種多様な屋台が勢揃い。

うーーん、ここで食べた方が楽しかったかも。

そんな風に悔やんでいたら、まっすぐホテルに戻るのがもったいなくなった。

口直しに「アレ」でも飲んでいこうか、と行きつけ?の大衆食堂へ。

旅のはじめに通った、名も無き「ローカルレストラン」だ。

店の近くまで行ってみると、あたりは真っ暗。

もしかして夜間は営業してないのか?

だがテーブルはほぼ満席、厨房でも店の人が調理中。

そう。またもや停電が起きていたのだった。

んじゃ、遠慮することないか。

そのまま店内へ続く階段を登り、ひとつだけ空いているテーブルに座った。

発電機を回しているのだろう、隣の店には裸電球の明かりがついていた。

 

暗がりのなか、やってきた店のお兄ちゃんに

すっかりお気に入りになった「レモンライムシェイク」を注文。

あいにくライムを切らしており、レモンスシェィクで我慢するしかなかった。

ーーーやっぱりライムがないと物足りないなぁ。

歩いたせいか小腹も空いたので、これまたお気に入りのスプリングロールも頼む。

停電から回復した直後、揚げたてのスプリングロールが到着。

カリッカリの皮とホックホクの野菜餡が、ん~~たまらない。

レモンシェイク2杯とこれ一皿で総額60000キープ、450円也。やっぱ安いよ。

飲み切れなかったレモンシェイク(持ち帰り可のラージコップ)を片手に

ようやく満足してくれたお腹を抱え、ナムカーン川の風に吹かれて宿まで歩く。

帰りの飛行機が出るののは、2日後の夕方5時過ぎ。

まだ1日半も自由時間が残っているけれど

ここルアンパパーンに戻った時点で、"終わった"という気分になっていた。

それくらいムアン・ゴーイ&ノーンキャウの旅は、強烈だった。

 

実際、これを書いている今(11月20日夜)なお

ラオスで体験した様々なものごとが、濃厚な余韻を残し続けている。

やはり"海外"の充実感は、国内旅行の比ではないようだ。

 

ではでは、またね。