"名前しか知らない村"へ行く ラオスうたた旅 2023.9.27-10.5 5日目/ムアン・ゴーイ(Muang Ngoi)② ゲストハウス👣散策~GECKO~散策~VILLAVE👣船着き場🚤ソップチェーム村

2023年10月1日(日) Ning Ning Guesthouse👣朝の托鉢/寺院👣ゲストハウス/朝食👣散策~GECKO~散策~VILLAVE👣船着き場🚤ソップチェーム村

川風を浴びて小舟は進む。今回の旅で最も心地よいひとときだった。

 

朝食後、賑やかになってきた船着き場へ降りてみる。

一日一便の定期便(ノーンキャウ行き)の出航時間が近いのだろう。

昨日同じ船でムアン・ゴーイに来た観光客の半数ほどが、次々乗り込んでいた。

朝の乗船風景。荷物が少ないのは、日常の足に利用している地元の人たち。

ひっそり静まり返るメインストリート。バラつく小雨の中、とりあえず歩いてみた。

縫い物&洗濯屋を発見。黒光りするミシンが看板代わりだ。

軒先で花を摘む子ども。そういや今日は日曜日だったっけ。

行ったことのない脇道に逸れてみる。一気に足元が滑りやすくなった。

50メートルも歩くと、突然草原のような開けた場所に出た。

よく見ると、サッカーゴールっぽい木組みが立っている。

左手の低い建物は・・ひょっとして学校かな?

とはいえ今日は日曜日。子どもの姿は見当たらず、数頭の牛が草を食むばかり。

それにしても、のどかで気持ちのいいところだ。

・・と思っていたら、少しずつ雨脚が強くなってきた。

メインストリートに戻り、雨宿りがてらGECKOというカフェでひと休み。

ヤモリの鳴き声から取った名称と思われる、観光客向けのちょいオシャレな店だ。

(晴れているのは店を出る際に撮った写真だから)

トロピカルドリンクとバナナスムージーをいただく。

見た目はキレイだけど、味はノーンキャウのカフェに及ばなかった。

ともあれのんびりお茶していたら、間もなく雨は上がり強い陽射しが降ってきた。

日傘がわりに雨傘を差し、ふたたびぷらぷら歩き。

季節は一気に真夏へと逆戻り。

どこに隠れていたのか、チョウたちが舞い始める。

目の前を飛び回るものだから、ついつい追いかけてしまう。

あ、この青いヤツがきっとオスだな。

蒸し暑いは苦手だけど、やはり青空は気持ちいい。

とはいえ、長時間炎天下で過すのは・・やっぱり厳しい。

とりあえずバンガローに戻って、濡れた靴などを干してみる。

他に宿泊客がいないから、完全に自宅感覚だ。

そんなこんなでくつろいでいたら、あっと言う間にお昼を過ぎていた。

焼けつくような陽射しが降りそそぐメインストリートへ。

昨夜と同じ店「VILLAVE」に入る。やはりここの料理がピカイチだ。

スープヌードルは晩飯まで取っといて、焼きそば風の麺(パッタイ?)をいただく。

これまた繊細な味付けで、旨し。

投稿者が絶賛していた「バナナ入りのお粥(もち米)」にもチャレンジ。

ほのかな甘みが効いた、優しい味のデザートだった。

というわけで、今回の料理もハズレなし。

さらに店を出ると、空っぽだった路上にわらわらと子どもたちの姿が。

元気に遊び回るこの子らを眺めているだけでも、充分楽しいのだけど・・・

なにせ陽射しが強すぎて、屋外に立っていられない。

日陰に入ればいいのだが、食べたばかりでお茶する気にもなれない。

はてさて。これから日没までの数時間、なにして過ごそうかーーー

 

"ボートに乗る"

という選択肢が浮かんだのは、その時だった。

確かに川風を浴びていれば涼しいし、船旅自体気持ちいいはず。

そういえば、ネットの情報にも

「ボートをチャーターして川上の村に行くのもオススメと」とあったはず。

 

さっそく、船着き場そばのツアーオフィスに直行。

「いまから川上のソップチェーム村まで往復したい。舟をチャーターできるか?」

と尋ねると、すぐさま「OK」の返事。

日よけに屋根付きは必須。現地(村)に着いたら30分ほど待ってほしい。

など詳細を確認し、告げられた料金300000キープ=2千円少々を支払う。

いそいそ船着き場まで降りて待っていると・・・

暑いからここで待ってろ、と左上のカフェ兼待合所に手招きされた。

 

20分ほど待って現れたのは、船頭以外2~3人しか乗れそうにない小さなボート。

デカイ船だと嫌だな~と思ってたので、嬉しいサイズだった。

笑顔の優しい若い船頭に手招きされ、相方とふたり前後に座っていざ出航!

乗船後に撮った一枚。空が青い!水面が近い!

遮るものは何もない・・・ライフジャケットもないスリリングな船旅。

 

ではでは、またね。