2023年10月1日(日) Ning Ning Guesthouse👣朝の托鉢/寺院👣ゲストハウス/朝食👣散策~GECKO~散策~VILLAVE👣船着き場🚤ソップチェーム村
川風を浴びて小舟は進む。今回の旅で最も心地よいひとときだった。
朝食後、賑やかになってきた船着き場へ降りてみる。
一日一便の定期便(ノーンキャウ行き)の出航時間が近いのだろう。
昨日同じ船でムアン・ゴーイに来た観光客の半数ほどが、次々乗り込んでいた。
朝の乗船風景。荷物が少ないのは、日常の足に利用している地元の人たち。
ひっそり静まり返るメインストリート。バラつく小雨の中、とりあえず歩いてみた。
縫い物&洗濯屋を発見。黒光りするミシンが看板代わりだ。
軒先で花を摘む子ども。そういや今日は日曜日だったっけ。
行ったことのない脇道に逸れてみる。一気に足元が滑りやすくなった。
50メートルも歩くと、突然草原のような開けた場所に出た。
よく見ると、サッカーゴールっぽい木組みが立っている。
左手の低い建物は・・ひょっとして学校かな?
とはいえ今日は日曜日。子どもの姿は見当たらず、数頭の牛が草を食むばかり。
それにしても、のどかで気持ちのいいところだ。
・・と思っていたら、少しずつ雨脚が強くなってきた。
メインストリートに戻り、雨宿りがてらGECKOというカフェでひと休み。
ヤモリの鳴き声から取った名称と思われる、観光客向けのちょいオシャレな店だ。
(晴れているのは店を出る際に撮った写真だから)
トロピカルドリンクとバナナスムージーをいただく。
見た目はキレイだけど、味はノーンキャウのカフェに及ばなかった。
ともあれのんびりお茶していたら、間もなく雨は上がり強い陽射しが降ってきた。
日傘がわりに雨傘を差し、ふたたびぷらぷら歩き。
季節は一気に真夏へと逆戻り。
どこに隠れていたのか、チョウたちが舞い始める。
目の前を飛び回るものだから、ついつい追いかけてしまう。
あ、この青いヤツがきっとオスだな。
蒸し暑いは苦手だけど、やはり青空は気持ちいい。
とはいえ、長時間炎天下で過すのは・・やっぱり厳しい。
とりあえずバンガローに戻って、濡れた靴などを干してみる。
他に宿泊客がいないから、完全に自宅感覚だ。
そんなこんなでくつろいでいたら、あっと言う間にお昼を過ぎていた。
焼けつくような陽射しが降りそそぐメインストリートへ。
昨夜と同じ店「VILLAVE」に入る。やはりここの料理がピカイチだ。
スープヌードルは晩飯まで取っといて、焼きそば風の麺(パッタイ?)をいただく。
これまた繊細な味付けで、旨し。
投稿者が絶賛していた「バナナ入りのお粥(もち米)」にもチャレンジ。
ほのかな甘みが効いた、優しい味のデザートだった。
というわけで、今回の料理もハズレなし。
さらに店を出ると、空っぽだった路上にわらわらと子どもたちの姿が。
元気に遊び回るこの子らを眺めているだけでも、充分楽しいのだけど・・・
なにせ陽射しが強すぎて、屋外に立っていられない。
日陰に入ればいいのだが、食べたばかりでお茶する気にもなれない。
はてさて。これから日没までの数時間、なにして過ごそうかーーー
"ボートに乗る"
という選択肢が浮かんだのは、その時だった。
確かに川風を浴びていれば涼しいし、船旅自体気持ちいいはず。
そういえば、ネットの情報にも
「ボートをチャーターして川上の村に行くのもオススメと」とあったはず。
さっそく、船着き場そばのツアーオフィスに直行。
「いまから川上のソップチェーム村まで往復したい。舟をチャーターできるか?」
と尋ねると、すぐさま「OK」の返事。
日よけに屋根付きは必須。現地(村)に着いたら30分ほど待ってほしい。
など詳細を確認し、告げられた料金300000キープ=2千円少々を支払う。
いそいそ船着き場まで降りて待っていると・・・
暑いからここで待ってろ、と左上のカフェ兼待合所に手招きされた。
20分ほど待って現れたのは、船頭以外2~3人しか乗れそうにない小さなボート。
デカイ船だと嫌だな~と思ってたので、嬉しいサイズだった。
笑顔の優しい若い船頭に手招きされ、相方とふたり前後に座っていざ出航!
乗船後に撮った一枚。空が青い!水面が近い!
遮るものは何もない・・・ライフジャケットもないスリリングな船旅。
ではでは、またね。