2023年9月30日(土) Nong Khiaw/宿👣COULEUR CAFE RESTAURANT👣宿👣船着き場(Cafe)⛴⛴Muang Ngoi-ムアン・ゴーイ
"水路でしかアクセスできない村"ムアン・ゴーイへ、いざ出発進行!?
ゲストハウスに戻ってチェックアウト(鍵を返しただけ)。
小さなスーツケースを転がし、100メートルほど離れた船着き場へ。
その間にも、ぐんぐん青空が広がっていく。
気持ちはいいけど、陽射しは強烈だ。
ちなみに、この日の予想最高気温は35℃だった。
青空の色が鮮やかすぎて、似たような写真を何枚も撮ってしまう。
昨日下見したチケット売り場に着いたのは、ちょうど朝9時を過ぎたあたり。
貼り紙に書いてあった通り男性の係員が詰めており、すぐに乗船券を購入できた。
ちなみに料金は2人合わせて50000キップ(だったような)、日本円ならば250円。
これで1時間の船旅が楽しめるのだから、格安と言うしかない。
無事チケットは確保したが、出発まで2時間以上ある。
外は炎天下で、スーツケース引っ張って歩き回る気分でもない。
ここはのんびり待とうと、すぐ隣のカフェレストランに入る。
川風が吹き込む、気持ちのいいベランダ側テーブルでティータイム。
ムアン・ゴーイ行きボートの船着き場(青い浮桟橋)も見下ろせるので、心配なし。
※このとき接舷している小舟は、別の場所に向かう定期船。
ジンジャーティーとミントティーを頼んだら、生のショウガとミントがどっさり入った
特大マグカップが登場。飲み切れなかったので、空いたペットボトルに詰め替えた。
こちらは2杯合計で30000キープ(150円)。
ぼんやりあたりを眺めたり本を読むうち、溶けるように間に時間は過ぎていった。
そして10時半を少し過ぎたころ、軽快なエンジン音とともに
上流から一艘の細長いポートがすいすい近づき、船着き場に着岸。
1時間ほど前、ムアン・ゴーイを出港した定期船に違いない。
いそいそと会計を済ませ、船着き場へと向かった。
満杯のボートを降りる乗客。総勢30名近くの大部分が、海外からのバックパッカー。
時間的に言っても、このボートが折り返しムアン・ゴーイに向かうのだろう。
そう考え、客の姿が途切れるのを待って船着き場へ。
ムアン・ゴーイ? と船頭に確認しつつ、乗り込もうとする。
だが、ノーノーと首を振られてしまった。
え? この船じゃないの!?
戸惑う我らをよそに、船頭は手早く準備を済ませ船着き場を出て行ってしまった。
無人の船着き場に取り残された、2個のスーツケース。
いったいこれから、どうなってしまうのか?
念のためチケット売り場に取って返し、改めて出発時間を確認することに。
すると「大丈夫、時間通りに船は出る」と請け負ってくれた。
確かに出発予定の11時半には、30分以上あった。
ここは信じて待つしかないと階段の途中に腰掛けていると
中学生?の子供たちが船着き場へと降り、抱えた荷物をよっこらしょと下ろした。
もしやと思って近づき、「ムアン・ゴーイ?」と声をかけると、コクリと頷く。
ようやく現れた同乗者にほっと胸をなでおろし、スーツケースをその横に並べる。
何度となく利用しているのだろう、手慣れた雰囲気の少年少女。
もしかして我々二人だけか?と心細くなっていたので、まずはひと安心だった。
その数分後、下流から軽~いエンジン音が近づいてきた。
見ると、先ほどムアン・ゴーイから来た船より、ふた周りほど小さいボートが
くるりと向きを変えて、船着き場に接舷した。
どうやらこの小舟が、11時30分発のムアン・ゴーイ行きらしい。
なるほど、乗船客の数が多くない(見通し)だったから
燃料代の節約も兼ねて、より小さいポートに変更したのだな。
念のため船頭に「ムアン・ゴーイ?」と尋ねると、今度こそイエスの返事。
手早く荷物を放り込む子供たちに続き、前方に取り付けられた特別席?に腰を下ろす。
目一杯詰めても20人は厳しい小さなボートが、ムアン・ゴーイに行く唯一の手段。
前方の二列三席だけ、飛行機の座席っぽいシートがセットされていた。
後方のロングシート?より快適そうだったので、迷わず占拠する。
あとは、出港時間を待つばかり。
いまのところ乗客は、子供ふたりと我々2名のみ。
果たしてこのガラガラ状態で、出航してしまうのだろうか・・
ではでは、またね。