今年最初の"お花見"は、名護岳の寒緋桜 沖縄ふたり旅 2023.1.22-25 2日目② HOTEL AZAT👣のうれん市場(丸安そば)/🚘名護青少年の家👣名護岳(途中)👣青少年の家🚘天上展望台

2023年1月23日(月) HOTEL AZAT👣のうれん市場(丸安そば)🚘名護青少年の家👣名護岳(東屋)👣青少年の家🚘天上展望台

 

昨年後半からほぼ月イチのペースで出かけていた国内旅行だったが

旅行支援の実質的な終了を受けて、先月の「札幌+美瑛」でいったんお休み。

来月末の海外旅行(ラオス)までしばらく時間ができたので

4月11日で中断していた「沖縄旅(1月下旬)記録」の続きを書くことにする。

 

名護岳のふもとで仰ぎ見る満開の寒緋桜。青空にピンクが似合いすぎ。

 

1カ月前に訪れた宮古島では

3泊4日の旅行期間中、数時間しか拝めなかった青空(大半は帰りの空港内!)が

一杯に広がったものだから、テンションは嫌でも上がる。

しかもこの日は、沖縄初の「ハイキング」に挑むつもりだったので

まさに"天に味方してもらった"気分で

ハイキングコースの入口となる「名護青少年の家」駐車場に車を停めた。

 

とはいえ、運が良かったのもここまで。

詳しい地図やコース状況などを教えてもらえると期待していた青少年の家は

ちょうど月曜とあって、定休日。(公共施設だからね)

結局、ネットで入手した「動植物観察ガイド」一枚だけが頼りとなった。

とりあえず、「ハイキングコース入口」と書いてある地点①から

谷に沿って登っていくことに。

幸い、要所に案内板が設置されていて、すぐ「Aコース」に入ることができた。

 

昼なお暗い、うっそうとしたジャングル。湿度が高いのだろう、シダだらけ。

見上げると、巨大なシダがいっぱいに枝を伸ばし、ドームのような葉を広げていた。

ゼンマイっぽく丸まった枝先。✕✕星人の顔(目玉)みたいだ。

 

じめじめしたシダの森を歩き続けること、30~40分。

頭の上に青空が広がったと思ったら、舗装道路に出ていた。

なんだ、こんな高いとこまで車で上がれそうじゃん・・とあたりを見回すと。

そこここに、鮮やかなピンク色の粒々が。

日本で一番早く咲く桜のひとつ、寒緋桜が咲き誇っていたのだ。

 

名護岳の緋寒桜。1月23日時点で、ほぼ満開を迎えていた。

ひとつひとつの花は丸まっこく、一見すると梅のようにも思える。

やや下向きにふたつずつ花をつける姿は、サクランボっぽくもある。

相方も背伸びをして撮影に熱中。

確かに花が下向きだから、見上げて撮影するには最適なのだった。

 

しばらく舗装道路を進むと小さな広場があり、小さな東屋が建っていた。

(バイクで来たらしい一人の若者がギターを弾いていた)

ペライチの「観察ガイド」を見ると、この脇から「沢コース」が始まり

さらに名護岳の登山道へと続いているようだ。

本来なら、多彩な蝶に逢えるという「沢コース」が第一目標で

その先、余力があれば名護岳の山頂を目指すつもりだったが

残念ながら、二人ともこの時点ですでにバテバテ。

沢歩きも山頂へのアプローチも、とうていチャレンジできる状況ではなかった。

しばらく東屋で休んだ後、別のルートで出発地点へと引き返すことにした。

 

行きよりも少し明るい真っすぐなルート。ウチワのようなシダも陽射しに輝く。

森の中を行ったり来たりしただけだったけど。誰にも会わず、気持ちいい道だった。

どこか動物っぽいシダ類の芽は、とてもチャーミング。

 

結局、名護岳の中腹を1時間半ほどかけてぐるっと回っただけで

車を停めた名護青少年の家まで戻る。

そこから車に乗って尾根をひとつ越えた先にある、ビジターセンターへと移動。

天上広場のはずれにある展望台に登ってみた。

 

展望台のすぐ脇から名護岳に向かって伸びる、一本の舗装道路。

なんのことはない、この道を車で登って行けば

一番歩きたかった「沢コース」の入口へ直接乗り付けることができたのだ。

まさかそんな上まで車で入れると思わなかったのは、大失敗。

くそーーっ、次は絶対「沢コース」と「名護岳山頂」を踏破してやるぞ!

・・・リベンジポイントが、またひとつ増えてしまった。

 

展望台から眺める名護の町。この頃から、厚い雲が広がりはじめた。

あんなに集まって何してるんだろ? 沖合に浮かぶ何隻もの船が気になった。

クレーンが設定されてるから・・浚渫船かな?

 

なにはともあれ、シダの森を歩き回ったおかげで、お腹はペコペコ。

時計を見れば、あっという間の14時ちょい前。

天気も下り坂になってきたみたいだし

ここはのんびりランチタイムを楽しむことにするか。

・・・てなわけで、迷わず決めた"昼飯処"は

地元で人気のランチスポット「ピザ喫茶 花人逢」だった。

 

ではでは、またね。