ラオスのホテル、こんなに安くて大丈夫??  MakeMakeの旅じたくⅢ

9月末から10月初めにかけて

実に3年半ぶりの海外旅行(ラオス・9日間)が決定した。

現在までに

①航空チケット 成田⇒ハノイ乗り換え(5時間半待ち)⇒ルアンパパーン

        ルアンパバーンハノイ乗り換え(6時間待ち)⇒成田(+1日)を

        総額14万2千円(2人分)で購入。

➁1&2日目と6&7日目の宿泊を、ルアンパパーンのホテルで予約。

 ※リバービューツインルーム4泊合計で、総額1万5千円少々(キャンセル不可)

    ーーというところまで確保済みだった。

 

残る未確定部分は、3日目以降の3泊4日でどこに行く(何をする)かだ。

要するに、ルアンパパーンを起点・終点にした「ラオス北部の小旅行」になるが

交通網の発達していないラオス国内を

バスや船などの安い公共交通機関を使って移動するとなると

おのずとルートは絞られてくる。

 

真っ先に浮かび上がった「候補」は

ルアンパバーンから反時計回りにぐるりと一周。

最終日にバークベンから定期船に乗り

8時間かけてメコン川を下ってルアンパバーンまで戻る、というもの。

地元の人と一緒に朝から夕方までのんびり船旅できるのが、最大の魅力だった。

(観光客向けのクルーズ・ツアーもあるが、まったく興味なし)

 

しかし、その「メコン川下り」をラストに組み込んで予定を立てると

2泊3日の旅程で事足りてしまう。

そこでもう一箇所、"ルアンパバーン奥座敷"とも称される

ひなびた田舎町ノーンキャウに1泊するコースを考えた。

 

ところが、ここで悩ましい情報が目に入る。

その田舎町ノーンキャウから、さらに川を遡ること1時間。

ボートでしかアクセスできない秘境?「ムアン・ゴーイ」という集落があったのだ。

おまけに、ノーンキャウとムアン・ゴーイを結ぶ船便は1日1往復のみ。

たとえ朝一番(8時)のバスでルアンパバーンを出発しても

ノーンキャウに到着するのは、早くてもお昼過ぎ。

1130ノーンキャウ発ムアン・ゴーイ行きの船には、間に合わない。

 

要するに、ムアン・ゴーイを訪れたかったら

最低でもノーンキャウとムアン・ゴーイに、それぞれ1泊する必要があり・・

残された1泊で、「メコン川8時間の船旅」を叶えねばならないのだ。

しかし、ムアン・ゴーイで2泊目を費やし

3日目の朝イチで船に乗ってノーンキャウまで戻り

そこからバスを乗り継ぎメコン川下りの街バークベンまでは

最低(待ち時間ゼロ)でも7時間以上かかってしまう。

おそらく途中の町から車をチャーターすることになるだろうけど

その場合でも、明るいうちに到着するのは、まず無理と考えたほうがいい。

 

――ということは、今回の"3泊4日ラオス北部の旅"では

よほどの強硬策を取らない限り

「秘境ムアン・ゴーイ」か「8時間メコン川下り」のいずれかを選ぶしかないのだ。

ルアンパバーンの宿泊数を減らす、いう対処法もあるにはあるが

 あいにく4泊分すべてが"キャンセル不可"で支払い済み。

 自分の中では、すでに決定済みのスケジュールなのだった)

 

てなわけで、3泊4日を延長したり

3日目を強硬策で乗り切る、という"出たとこ勝負"に関しては

体力(年齢)的にも金銭的にも、即座に却下。

となれば、残る選択肢は以下の2つだ。

 

【A案】

1日目ルアンパパーン⇒(バス4時間)⇒ノーンキャウ

2日目ノーンキャウ⇒(バス3時間+乗り換え待ち)⇒ウドムサイ

3日目ウドムサイ⇒(バス4時間)⇒バークベン

4日目バークベン⇒(定期船8時間)⇒ルアンパパーン

 

【B案】

1日目ルアンパパーン⇒(バス4時間)⇒ノーンキャウ

2日目ノーンキャウ⇒(船1時間+α)⇒ムアン・ゴーイ

3日目ムアン・ゴーイ滞在

4日目ムアン・ゴーイ⇒(船1時間)&(バス4時間)⇒ルアンパパーン

 

何度も頭の中でシミュレーションしたり

1日ごとの充実度(満足度)を検討してみた結果

最後まで残ったのは―――【B案】だった。

 

往復とも同じルートになるのは、ちょっと不満だけど

何が起きるか分からない海外の旅先だけに

無理なスケジュールや不確定要素は、可能な限り減らしておきたい。

気がつけば、ふたり合わせて130歳になろうという"前期高齢ペア"なのだから。

(ちなみに【B案】でも4日目の船が欠航になったら・・)

 

でもって、旅程が決まれば即ホテルの予約に移りたい。

人気の観光スポットなのか、ノーンキャウの宿は半分近が予約済みだった。

残り少ない宿泊施設のなかから、評判とコスパのいいところを素早く押さえる。

一日一往復の船でしか行けないムアン・ゴーイのほうが空いており

無理なく老舗のゲストハウス(バンガロー)を連泊で決めることができた。

 

・・それにしても、宿泊費が安い!!

3泊合わせて総額7600円で済んでしまったよ。

(全部ツインルーム料金、しかもムアン・ゴーイの2泊は朝食付き)

円安の影響で「海外はどこも割高」とか聞いていたけれど

少なくともラオス(ルアンパパーンあたり)では、心配せずに済みそうだな。

3年半ぶりの海外旅行が、ますます楽しみになってきたぞ!

 

※試しにレートを調べてみたら、ここ半年ラオスの通貨(キープ)は大暴落中。

 10000キープが73円で買えてしまう。

 5年前の「地球の歩き方」は10000キープ≒133円だったから

 ほとんど半額だよ。

 なーんも考えてなかったけど、ひょっとして今ラオスって"行きどき"!?

 

ではでは、またね。

 

  ひと晩限りだったナイトバザール。来月はたっぷり楽しむぞ。(2018.11.30)