"ミシュランそば"、一時間で完売す  小樽3泊ふたり旅 2023.5.23-26 4日目② 神威岬🚘きむら🚘新千歳空港🛫羽田空港🚌自宅

2023年5月26日(金)

小樽/ホテル🚘亀十🚘神威岬🚘きむら🚘新千歳空港🛫羽田空港

         「きむら」の"そばがき"。そば粉しか使ってないのに、じんわりと甘い。

 

心ゆくまで神威岬を堪能し

残るは小樽を通って新千歳空港を目指すだけ。

とはいえ、時刻はようやく10時半を回ったあたり。

ここは旅の〆として、人気の店でお昼ご飯をキメたいところだ。

迷った末、今回まだ食べてない日本蕎麦をいただくことに。

旅行前に調べた「美味しい店リスト」に

小樽で人気ナンバーワンというそば屋「きむら」が載っていたので

とりあえず、そこを目指した。

 

小樽の中心地からやや外れた住宅街に暖簾を出す「きむら」に到着したのは

開店時刻の11時30分を10分ほど過ぎた頃だった。

開店前から行列が出来ていたのだろう、早くも店内には順番待ちらしき人影が。

それでも幸いにも数名だったので、さほど待たず席につくことができた。

一般住宅を改装したらしきフロアには、四人掛けのテーブル席が4つほど。

先客も10名に満たない、こじんまりした店内だ。

さあて、何を注文しようか。

実は、我らのすぐ後に並んだ男性が常連らしく

オススメを訪ねたら「ぜひ、そばがきを食べてほしい」とのことだったので

まずはその「そばがき」を。

あとは、それぞれ食べたいメニューを選んだ。

 

料理を待つ間、店内の調度品などを少しばかり撮ってみる。

壁に掛かっていたレトロな電話機が、なにげにオシャレ。

 

待つこと数分、まずは「そばがき」が登場。

そば粉を練っただけ?のシンプルなものに、醤油と薬味をつけて賞味する。

二人で分け合えるよう、お箸も二膳用意してくれた。

 

もっちもちの食感と、ほんのりと感じる甘味が、なんともいえず

相方とふたり目を丸くして、新鮮な味覚を楽しんだ。

 

んで、待つことしばし・・・真打登場。

蕎麦好きには邪道かもだが、暖かい汁物を食べたかったので とろろそば。

いかにもソバだ!といった自己主張(香りとか)の強さはなく

めちゃめちゃ口当たりと喉ごしのいい、なんだかホッとする味だった。

うわ~~おいしいな~・・と思っていたら、あっと言う間に食べ終えていた。

いっぽう相方は、暖かい汁に浸けて食べる「カシワそば」だったような・・

 

グルマンではないので細かい表現は出来ないけれど

食べ終えた時には、なんだかとっても幸せな気分になっていた。

 

店に入ってすぐガラス張りの向こうに、そば打ち?用の巨大な容器。

なぜカラなのか・・理由は直後に判明する。

 

でも、本当に驚いたのは、その後。

おいしかったね~💛 と、言い交わしながら店を出ると

さっきまで並んでいた人の姿が、きれいさっぱり消えていた。

そういえば、自分たちより後に入ってきた客は数人止まり。

え~~こんなにおいしいのに、意外と人気ないんだな。

などと深く考えず、店先を振り返ると・・

なんと入口に「営業終了」の札が! おい、まだ12時半だぞ!?

驚くなかれ、開店からわずか1時間で「売り切れ」とのこと。

ということは、1日20人分程度しかソバを打たない、ってことなのか。

なぜそんなに少ないのか、さっばりわからなかったけど

とにかく"凄い"ことだけは、否応なく伝わってくる。

なんにせよ、門前払を食らわずに美味しいソバを食えたのはラッキーだった。

 

てなわけで、「小樽3泊ふたり旅」は終了。

最後に、帰りの飛行機から見えた雲海の夕陽を紹介したい。

何十回撮ったかわからないけど、きっと次も"窓外の絶景"に心奪われるのだろう。

 

ではでは、またね。