絶景灯台&特大焼きニシン 小樽3泊ふたり旅 2023.5.23-26  1日目② 恵庭渓谷🚘祝津パノラマ展望台🚘民宿 青塚食堂

2023年5月23日(火)  羽田空港🛫新千歳空港🚘道の駅えにわ🚘恵庭渓谷🚘

祝津パノラマ展望台🚘民宿 青塚食堂

 

恵庭渓谷でフレッシュな空気をしこたま取り込み

身も心も"北海道モード"へとチェンジ。

その後は、国道453号と合流し札幌市内へ。

街中を避け道道82号で大回りした後は、一路小樽市を目指す。

このまま運河沿いのホテルに入ってもよかったが

多くの観光客でにぎわう小樽の中心街に到着したのは、13時過ぎ。

チェックインの15時まで2時間近くあるし、なによりお腹が空いてきた。

観光と昼飯の一石二鳥を狙い、鰊御殿で有名な祝津をへと向かう。

 

青一色に染まった海を右手に見ながら走ること、十数分。

閑散とした遊園地とおたる水族館に挟まれた道をぐるっと登ると

三方を海に囲まれた祝津パノラマ展望台だった。

見事な青空に誘われてか、10台前後の駐車スペースのほぼ半分が埋まっており

まばゆい陽射しと爽やかな潮風を浴び、カップルや家族連れが三々五々楽しんでいた。

断崖絶壁、透き通るような海の色、海獣ショーで賑わう水族館など

どっちを向いても"絶景"揃いだったが

特に目を引いたのが、高島岬の突き当りに立つ紅白ストライフの建造物。

日和山灯台だった。

 

    パノラマ展望台から日和山灯台を臨む。デジカメのズームが力を発揮。

     こちらが普通サイズ。鰊御殿・水族館・大海原との四重奏だ。

 

よし・・昼飯の後は、あそこにいってみるか!

ひとり勝手に予定を組んで、祝津の展望台を後にした。

 

来た道を引きかえすこと数分。

祝津マリーナに面した海岸通りへ突き当り、すぐ右に曲がって車を停める。

ちょうどその角に、古びた木造二階建ての民家があり

何かを焼く煙がうっすらと立ち上がっていた。

多くのガイドブックに掲載されている有名店・民宿青塚食堂だ。

 

すでに時刻は2時を回っており、ランチタイムとしては少々遅れ気味。

外から眺めただけではあまり人の気配が感じられず

ひょっとして休業日だったっけ!?

と一瞬あせったが、正面の引き戸をガラリと開けて入ってみると

「いらっしゃい!」と元気な声が返ってきた。

 

        店に入るといきなり"焼き場"に迎えられた。     

 

店内は広く、頑張れば100人ぐらいは座れそうだが

中途半端な時間ゆえか、先客は二桁に満たない。

これ幸いと右手の畳敷きに上がり、足を伸ばして座り込む。

いい感じにお腹も空いてきたし、さっそく注文だ。

旬を迎えたというウニ丼も気になったけど

ここは店の名物「特大ニシン焼き定食」と「ホッケ焼き定食」で

まずは軽くウォーミングアップだ。

 

     ニシンが焼けるまでの間、店内の達磨絵?を眺めたり。

    噂に違わぬ特大ニシン。登場した瞬間、思わず「おおっ」と声が出た。

 

しかし、実際目の前にドンと置かれた「定食」は

ウォーミングアップなどという可愛らしいシロモノではなかった。

とにかく、デカい。

長さ30センチ以上もある丸々と太ったニシンが、香ばしい匂いを上げているのだ。

(ホッケのほうはそれほどでもなかった)

それでも、気合を入れて食べ始めると・・・うまいうまい。

ふっくらして、しかもたっぷり脂の乗ったニシンは、まさに絶品!

ではあったのたが、なにせ量が半端ない。

なんとか半身を食べ終えた時点で、"もう充分"と腹が天を仰ぐ。

相方の「ホッケ」と交換し目先を変えて、やっとこさっとこ完食したけど

もう当分、ニシンやホッケ(の焼き魚)はノーサンキューの気分だ。

なにはともあれ、評判通りの味とボリュームに大満足だったことは間違いない。

 

    店を出たのは三時半。さすがに客足はぐんと減り、網の上も寂しげだ。

 

ではでは、またね。

 

    食後に撮った一枚。ニシンとホッケの食べ過ぎでお腹が苦しい・・