絶品「野菜カレー」と「白扇の滝」でリフレッシュ 小樽3泊ふたり旅 2023.5.23-26  1日目① 自宅🚌羽田空港🛫新千歳空港🚘道の駅花ロードえにわ🚘恵庭渓谷

2023年5月23日(火)  

自宅🚌羽田空港🛫新千歳空港🚘道の駅花ロードえにわ🚘恵庭渓谷

 

      輝くような新緑。これがあるから北海道の旅はやめられない。

前回、旅行支援なしで神戸&京都を旅したけれど

地域によっては7月の10日過ぎまで利用可能だったので

"月1国内ツアー"の締めくくりとして、北海道2連発を予約した。

その第一弾が、5月下旬の「小樽3泊旅行」。

 

昨年初夏の北見~帯広がすごく良かったので

本音では、道東あたりでのんびりしたかったのだが

今年は手頃な価格のツアーが見つからず

泣く泣く?羽田⇔新千歳往復+小樽3泊を選んだ。

ここ数年、毎年のように泊っている札幌市内を避け

小樽市内の観光地も二の次にして

洞爺湖羊蹄山積丹半島など自然満喫のエリアをレンタカーで巡る計画だった。

 

まずは、いつものように朝一番(530発)の直通バスで羽田空港へ。

予定より早い6時過ぎ、第一ターミナルに到着したけど

予約したJAL503便は7時20分発なので、余裕はない。

それでもいつものラウンジでコーヒーを一杯、朝の空港をしばし眺める。

搭乗30分前には切り上げ、そそくさとゲートに向かった。

 

  雨が残る羽田空港に以前乗ったジンベエザメジェットの姿が。やっぱ沖縄行き?

 

例によって機体は10分ほど遅れてタキシングを開始。

さらに10数分後には離陸し、上空から東京湾を見下ろしていた。

今回も、座席指定は万全。

ふたりそろっての"窓側スキー"ゆえ、主翼後方の窓側席をタテ並びの2席で確保。

(もちろん朝日が射さない西側で)お手軽な遊覧飛行を満喫した・・・

と言いたかったが、残念ながら関東地方は曇りがち。

青森近くに北上するまで、ひたすら雲海の上を飛ぶばかり。

それでも青森湾から下北半島、亀田半島など北海道側は見事に晴れ渡り

若葉色に染まる大地を眺めながら、旅への期待を高めるのだった。

 

      青森付近で雲が切れる。眼下には綺麗な弧を描く青森湾か。

         見るからに活火山。ひょっとして恵山(亀田半島)?

        ウトナイ湖付近? やっぱり北海道は緑が深い。

 

定刻の朝8時50分、新千歳空港に到着。

相方ともども寝不足でボケボケの頭を抱え、レンタカー営業所で車をゲット。

まずは肩慣らしと、直近の道の駅「サーモンパーク千歳」を目指すが

到着したのは営業開始前。

そのまま車内で待つのもシャクだったので

朝9時スタートの「花ロードえにわ」へと進路変更。

新千歳を利用するたび立ち寄っており、確かおいしいパンが食べられるはず。

軽くお腹を満たすにはもってこい――と思っていたのたが

建物に入ると、どこからともなくカレーのいい匂いが漂ってきた。     

脇を見ると、地元野菜をふんだんに使った「野菜ゴロゴロカレー」の立て看板が。

朝っぱらからカレー? なんて迷いも浮かばず揃ってカレーをオーダー。

一面緑の庭に面したカウンター席で、おいしくいただいた。

 

         気が付くと、目の前には恵庭の緑が広がり・・

     スパイシーな「野菜ごろごろカレー」が湯気を上げていた。

       調子に乗って十勝小豆の大福も購入ーーう、旨い!!

 

ともあれこれで、腹ごしらえは万全。

さて、ここからどうやって小樽を目指すか。

一番速いのは、札幌市内を通り抜ける直進ルートだ。

だけど、それだと周囲の風景は、自宅付近の幹線道路と大して変わらない。

せっかくの北海道だから、可能な限り「大自然」に触れたいところ。

結局遠回りを承知で、まずは恵庭渓谷へ向かう道道117号を西へ。

さらに支笏湖と札幌市内を結ぶ国道453号を通る"森林ルート"を進むことにした。

 

道の駅に面した幹線道路を外れ、漁川沿いの道に入ると

たちまちあたりは緑一色へと変貌。

これぞ北海道!と叫びたくなるような、心地良い新緑のなかを走り始める。

 

     青い空と白い雲、そして新緑。この景色に逢いたかったんだ。

 

30分もたった頃だろうか。

恵庭渓谷を示す案内板が現われ

ほどなく、「白扇の滝」を見学できる駐車スペースがあったので

ひと休みをかねて、途中下車することに。

車のドアを開けるなり、ウグイスの鳴き声とせせらぎの音に包まれた。

なにより透き通るような青空の下、四方八方から降り注ぐ新緑が目に眩しい。

 

     綺麗に写らないことを知りつつも、近くの新緑にレンズを向ける。

       人影まばらな恵庭渓谷・白扇の滝は、このすぐ先だ。

      誰も見ていなくとも、白扇の滝は滔々と流れ落ちる。

       別の展望台から。新緑の中を落ちる滝も美しい。        

 

メジャーな観光地ではないのだろう、他の車は1、2台のみ。

いくつかの展望スポットをのんびりと巡って

透き通った渓流や滝、また光り輝く新緑を、思う存分楽しんだ。

・・・つくづく、北海道の自然は別格だよなぁ、と改めて感じ入った次第。

(厳しい冬の現実を知らないからこんな呑気なコト言えるんだけどね)

 

なにともあれ、野菜ゴロゴロカレーと

恵庭渓谷(白扇の滝)のお陰で、上々の滑り出しとなった小樽3泊旅行。

天気予報を見る限り、この先2日ほどは晴天が続くみたいだし

――この調子なら、雨に祟られた宮古島&沖縄旅行のリベンジができそうだ。

 

ではでは、またね。

 

      小樽近郊パノラマ展望台から、祝津の日和山灯台がくっきり。