2023年2月14日(火)
小振りながら食べ応え満点! 鹿児島(加治木)の底力をいただく。
今回もまた、自宅から徒歩10分の駅前5時30分発リムジンバスで羽田空港へ。
この"ドア・ツー・ドア感覚"に慣れるにつれ
わざわざ東京都を縦断し成田空港まで移動するのが面倒臭くなってくる。
それでも海外に出る時には羽田発限定なんと言ってられないけど。
ともあれ、例によって6時過ぎには羽田空港着。
すぐに搭乗手続きを済ませ、これまた定番のラウンジでコーヒー&時間つぶし。
鹿児島行きJAL643便は、ほぼ定刻の8時過ぎに動き出した。
低く雲が垂れ込める洋上滑走路を、ゆっくりゆっくり進んでいく。
あれに見えるは、アクアラインの空気取り入れ塔・・だっけ?
離陸後、ゆっくり東京湾をひとめぐり。手の届きそうなところに「海ボタル」が。
南西に進路を取ると、雲海の上に純白の富士が顔を出していた。
遠目にはホワイトチョコのように見える。ちなみにこの日はバレンタインデー。
(機内でも搭乗客にキットカットを配っていた)
南アルプスもまるっと雪景色。半世紀近く前に縦走した北岳連峰はどれだっけ?
約40分?で濃尾平野の上空へ。何度乗ってもジェット機のスピードには慣れない。
南下するにつれ、青空が拡がってくる。昨年秋に訪ねた室戸岬もくっきり。
気が付けは着陸間近。右手には霧島高原らしき山並みが。
ほぼ定刻0950、機体は鹿児島空港へとランディング。
「出水のツル」の取材に訪れて以来、実に40年ぶりの鹿児島空港だ。
空港内には大韓航空機の姿も。少しずつだが"コロナ"が過ぎ去ろうとしている。
本日の予定は「桜島めぐり」。これまで遠くから眺めるだけだった桜島に大接近。
鹿児島湾にそって大隅半島を進みながら、様々なポイントから桜島を眺めるぞ!
ーーなんて思っていたら、あっさり"御本尊"が登場した。
ぶっちゃけ、ここまでくればどこからでも見えるんだよね。
ともあれ時刻はお昼少し前。
ちょうど行く手の姶良市(加治木)に、評判のラーメン店があるみたいだ。
木・日曜以外に不定休とあったが、とりあえず目指してみよう。
ちょっとわかりにくい路地の先に店舗と駐車場が向かい合っていた。
幸い営業中だったので、車を停めていそいそ店内へ。
8割方埋まっていたが、運良く奥まった座敷(テーブル)席が空いていた。
お茶と漬け物(無料)をいただきつつ、ラーメンを待つ。アルミヤカンにホッとする。
魚の出汁が効いた、印象的なラーメン。近くに住んでいたら毎週通いそう。
国分を過ぎると220号線は鹿児島湾沿いへ。左手を見ると、いつもこの雄姿が。
直接島には渡らず、桜島口をさらに南下する。
もう少し走ったところに、桜島の絶景ポイントとして有名な海浜公園があるのだ。
こちらが、旅行雑誌にも載っていた「荒崎から眺める椰子の木越しの桜島」。
確かにキレイはキレイなんだけど・・
噴煙がこちらに向かって流れているおかげで、肝心の桜島がクッキリ見えない。
早い話、風向きが良くなかっただけなんだけど。
それでも沖縄(&宮古島)の時とは違い、現地の天候はほぼ快晴。
適切な角度から眺めれば、必ずや「これが桜島だ!」という絶景が見つかるはず・・
なんて呑気に構えてたらーー期せずして"決定的瞬間"に立ち会うことに。
旅先での我らが悪運の強さは、まだまだ健在だった。
ではでは、またね。