17時オープン!宮古そばの隠れ人気店 宮古島ふたり旅 2022.12.12-15 1日目 羽田空港⇒下地島空港⇒Blue Cove Terrace/伊良部島⇒大和食堂/宮古島⇒伊良部島

2022年12月12日(月)

羽田空港下地島空港⇒Blue Cove Terrace/伊良部島⇒大和食堂/宮古島

          伊良部大橋の絶景は、明日以降のお楽しみ?

沖縄本島はもちろん、石垣、西表、竹富島などの先島諸島も何度か足を運んでいたが

両者の中間に位置する宮古島は、今回が相方ともども人生初の訪問だった。

それだけに澄み切った青空、多彩なブルーに輝く海、満天の星空など

海外を含むこれまでの"南の島旅"を超える大自然体験を思いっきり楽しもうと

わざわざホテルも夕食時の不便を承知で

繁華街から遠く離れた伊良部島の畑の中?を選び、気合たっぷりで臨んだ。

・・・はずなのだが、こんなときに限って空模様がよろしくない。

直近の天気予報を見るかぎり、滞在中の4日間通して「曇り、または雨」という

普段の"ピーカン自慢"には似合わぬ、残念な天気が待ち受けていたのだ。

 

     羽田へ向かうリムジンバスから、夜明け前の川崎湾岸を眺める。

           羽田空港は、朝からいい天気。

     思わず富士山にズーム・・・おっ、ブリティッシュエアウェイズだ!

      離陸後まもなくの眼下。この快晴が宮古島まで続いてほしい。

       ・・・やっぱ曇りか。それでも珊瑚の海は美しい。

 

皮肉にも、出発地の羽田空港は朝から綺麗に晴れわたり

いつものラウンジからも、雪化粧をほどこした富士山がくっきりと見えていた。

しかも搭乗機は、スカイマークが誇る「ポケモンジェット」。

珊瑚礁に浮かぶ南の島を訪問するには、これ以上ないお膳立てだった。

もしかして、いつもの悪運がスーパーパワーを振り絞り

向こうに着いたら、予報を裏切りるドピーカンだったりして・・

などと都合のいい夢を抱いてみたものの。

1105羽田空港スカイマーク613便で

定刻の1435分を20分ほど遅れて到着した下地島空港

予想に違わず、小雨がパラつく曇天に塗り潰されていた。

 

    たまたまの「ピカチュウジェット」。機内放送でもピカピカ喋ってた。

      降りてからド派手な機体に気づく。これはちょっとハズいかも。

    明るい下地島空港の施設。どことなく「スタバ」のような雰囲気だ。

 

それでも気を取り直し、予約していた格安レンタカー会社(なんと屋外)で

手続きを済ませ、年季の入ったオンボロ車に乗り込み、いざ出発。

まずは、すぐ隣の伊良部島にとった宿(Blue Cove Terrace)を訪ねてチェックイン。

ウィークリーマンションのような使い勝手の良さに、ひとまずホッとする。

いっぽう、旅の最初に食べようと目論んでいた宮古そばの名店は

16時の閉店時間に間に合わず、泣く泣く断念。

伊良部大橋を渡って宮古島に移動し、夕方早めに開いている店を探すことにした。

 

       ホテルの裏手は一面の緑、ここはいったいどこなんだ・・

     タッチの差で宮古そばを食べ逃した「海の駅いらぶ大橋」。

    とにかく宮古島に渡ろうと、強い横風の吹く伊良部大橋を渡る。

 

伊良部島の南東ある「海の駅」にちらりと立ち寄り

(遅い昼食を探すがここも終了。昼間から夜まで通しで営業する飲食店が少ない)

抜けるような青空・・とはいかぬ曇天の下、"海中道路"と呼ばれる伊良部大橋を渡る。

確かに、絵に描いたような美しさではないが、こんな天気でも充分に美しい。

一度でいいから晴れ渡った空をバックに走り抜けてみたいものだ。

 

それはともかく、腹が減って仕方がない。

橋を渡った先に広がる宮古島の中心街へと車を乗り入れ

宮古島版道の駅「島の駅みやこ」に立ち寄ってみたが

これまた食堂部門は16時で閉店。

どうやら宮古のメシ屋は軒並み早仕舞いらしい。

昼夜両方で営業する店も、必ずと言っていいほど夕方の2~3時間は休んでいる。

さすがにハンバーガー店などファストフードショップは開いているが

しょっばなから入る気にはなれない。

うーん、どこかやってないものか――と

グーグルマップで付近の食堂を手当たり次第に当たってみると

一軒だけ17時開店という宮古そばの店が見つかった。

嬉しいことに、店の評価も4点以上だ。

よし、ここに決めた!

 

すぐに車を島の駅から出し、住宅街をぐるっと回ること数分で

目指す大和食堂の看板が見えてきた。

時刻を見ると、17時には5分ほど早い。

しかし、すでに店に灯りは点いていて、営業中の気配。

おまけに、そんな様子を見ている間にも、1台2台と車が駐車場に入っていく。

地元の人たちが、待ちかねたように次々来店していたのだ。

ならばと我らも遠慮なく車を停め、暖簾をくぐって店の中へ。

 

         開いててよかった! 困った時の大和食堂!?

    ハラペコだったせいだろうか、めったやたらと旨かった記憶が。

 

いらっしゃい、の暖かい声に迎えられ

ゆっくりできる畳のテーブルで

この旅最初の一杯(宮古そば+チャンプルー)を、おいしくいただいた。

 

予想していたよりあっさりした味つけながら

しっかり魚の出汁が効いていて

さすがは地元の人々に愛されている大衆食堂なのだった。

(その後はすぐ伊良部大橋を渡り返してホテルに戻り

 ひと風呂浴びてから、島の駅などで買っておいたお酒&軽食で小腹を満たした)

そんなわけで、空模様はひとまず置いといて

食い物に関しては、まずまずの滑り出しだったかな。

 

ではでは、またね。