ゆで卵が嬉しい昔ながらのモーニングセット 神戸・京都ふたり旅 2023.4.17-20 1日目① 羽田空港✈神戸空港🚟三ノ宮駅~喫茶セブン

2023年4月17日 羽田空港神戸空港🚟三ノ宮駅👣喫茶セブン

 

         午前5時40分。日産スタジアム近くを通過。

 

毎度おなじみ5時30分市が尾駅発のリムジンバスで羽田空港へ。

6時過ぎには第一ターミナルに到着したので

早々にチェックイン&保安検査を済ませ

これも毎度のPOWER LOUNGEでコーヒーを一杯。

ほとんどくつろぐ間もなくゲートに向かい、7時過ぎに搭乗開始。

定刻7時20分より前にタキシングが始まり、15分後には羽田上空と離陸。

前回の岡山よりさらに内陸寄りの、ほぼ真東に飛び続けてくれたので

行きのバスから眺めた日産スタジアム

自宅付近エリアを真下に眺めることができた。

 

   各国の旅客機が並ぶ第三ターミナル。ようやく「コロナ前」に戻ってきた。

      眼下には、2時間ほど前に車窓から眺めた日産スタジアム

 

その後機体は、岡山行きの便同様、富士五湖上空を通りまっすぐ琵琶湖を目指す。

残雪が白く輝く南アルプスも綺麗だが

折角の窓側席なのに富士山を鑑賞できなかったのは、やはり痛い。

沖縄・九州・四国行きに乗った際は、いつも進行方向右側に見えていたので

西行きの往路は進行方向右側の窓際シート」と決めつけ

3月の岡山と同じく、富士山が見えない側を予約してしまったのだ。

なにはなくとも"富士山見えてこその空の旅"。

眩しい朝陽を浴びようとも、関西・中国地方行きは「進行方向左側」に座らねば。

 

       南アルプスも綺麗だけど、富士山には遠く及ばない。

  瀬戸内海を時計回りに反転し、淡路島に掛かる瀬戸大橋上空を通過する。

 

飛行機の座席のことだけで長々並べてしまったが

肝心の飛行機は、わずか1時間足らずで大阪湾に到達。

そのまま淡路島上空を時計回りにぐるり半周し

あ、瀬戸大橋!・・と眼下に見とれるうちに、神戸空港タッチダウン

飛行時間、1時間少々。

新幹線も速いけど、やはり飛行機のスピードは"別格"だ。

ふだんなら完全に布団の中にいる朝8時半過ぎには

スーツケースを転がし、三ノ宮行きポートライナーに乗り込む。

結局、旅先でホテルを出る9時過ぎには

二人分のスーツケースを駅のコインロッカーに放り込み

通勤ラッシュの余韻が残るJR三ノ宮駅の雑踏の中に、つっ立っていた。

 

        青空広がる神戸港。今回の"天気運"は上々かも。

     「二宮温泉」と記された、年代物の商店街を抜けてゆく。

 

さっそく、余裕で時間内のモーニングサービスをいただくべく

昔からの商店街が残る三ノ宮駅の北西部へ。

ガイドブックに載った「にしむら珈琲店」など"絵になるカフェ"は敢えて避け

美しい鉢植えが店先を飾る、昔ながらの喫茶店「セブン」の戸を開けた。

 

      旅行1日目の朝食は、「喫茶セブン」のモーニングセット。

       学生時代に通った大学近くの喫茶店を思い出した。

        明るい窓際の席で、朝ご飯の到着を待つ。

 

古びたレンガ造りの建物の中に一歩足を踏み入れると

今では懐かしい煙草の匂いがふわっと鼻をよぎる。

入ってすぐ左に、明るい陽射しが差し込む4人掛けのソファ席がふたつ。

奥の方は、ラテンアメリカらしき言葉を喋る若い女性が二人。

空いていた手前のシートに身を落ち着け、それぞれモーニングセットを注文する。

(ホットドッグセットとピザトーストセット、どちらも600円)

店の奥には、ややお歳を召したらしき男性店員(店主?)。

余計な愛想は振りまかず、言葉少なにテキバキ応対してくれる。

 

     シンプルながらも充実のモーニングセット。カフェオレも旨かった。

 

ほどなく目の前に置かれたホットドッグ、コーヒー、ゆで卵をぱくつきながら

この後の予定を相方と決めていく。

「昼飯を神戸で食べてから京都へ移動する」という概略は立てていたが

当日の天候との兼ね合いもあり、他はほぼ白紙状態だったのだ。

幸い、朝から晴れ模様の散歩日和になってきた。

とりあえず、坂を上って近くの観光スポット「北野異人館」をぐるっとめぐり

その後は、ツツジが見頃だという庭園「相楽園」へ。

昼時を待って中華街あたりに足を延ばし、美味しいランチを探そうか。

 

   北野へ続く道端には、春を告げるチューリップ。どんな花に逢えるかな。

 

改めて記憶をたどれば、前回神戸を訪れたのは40年以上昔のこと。

阪神大震災が起きるなんて、誰も予想していなかった頃だった。

ともあれ、晴天に恵まれた神戸の街歩きに出発しよう。

 

ではでは、またね。