2023年5月26日(金) 小樽/ホテル🚘亀十🚘神威岬
早起きは三文の徳!! 人影まばらな神威岬を存分に愉しめるぞ。
相方ともども、なぜか朝六時ごろに目が覚めてしまい
せっかくだから朝イチで出発し、2日目に回れなかった神威岬に行ってみよう!
ということに決定する。
そそくさと支度をし、早朝から店を開いているパン屋「亀十」に立ち寄り
朝飯用にできたての総菜パンを購入(メチャクチャうまかった!)。
そのまま一路、積丹半島を西へ車を走らせた。
小麦香るふかふかのパン生地とジューシーな総菜に感激。また食べたい!
天気予報は午後から下り坂。青空が広がるうちに神威岬に行かねば。
小樽から走ること1時間、特徴的な岩塊が見えてきた。
朝8時過ぎ、神威岬駐車場に到着。広い駐車場に4台目の車を停めた。
当然、日中は観光バスで混雑することは確実だ。
なのでワガママ旅人コンビの我らは、観光客で混雑する前の時間帯を選んだ。
幸い予想はズバリ的中。
ほとんど人とすれ違わない、夢のような神威岬観光を満喫できた。
さっそく右手のススキ斜面を登っていくと・・。
緑したたる断崖絶壁のはるか下には、"積丹プルー"の海。
どこか「仁淀ブルー」を思い出させる、青く澄んだ海の色。
西に目を転じると、彼方に小さく神威岬&神威岩が。
どっちを向いても絶景ばかり。似たような写真を何枚も撮ってしまう。
女人禁制の門をくぐって、神聖なる岬へGO。
北アルプスを縦走したときの尾根道を思い出す。
南の水平線には、青い空と白い雲。
振り返れば、目に染みるような新緑の斜面。
確かにこれは・・どこから見ても「絵になる景色」だ。
中間地点にベンチがあったので、ひとやすみ。
小樽で買った総菜パンをパクつき、あまりの旨さに笑ってしまった。
思ったより起伏に富んだ道。だが、その上り下りがいちいち楽しい。
強い海風に吹かれながら、一歩一歩、足を踏みしめていく。
ゴールまであとわずか。だんだん惜しくなってきた。
駐車場からまっすぐ歩けば20分ほどの道のりを
寄り道したり写真を撮ったり(パンも食べた)しながら
30分ちかく掛け岬の先端にたどりつく。
遮るものがなく、四方八方から強風が吹き付けてくる。
金属製の手すりに共鳴するのか、キンキンという風音が常に鳴っていた。
岬の突端に到着。記念写真代わりにオブジェのような神威岩をパチリ。
一羽のカモメが、海面すれすれを軽やかに横切ってゆく。
何度も振り返りながら、来た道を戻ってゆく。
"積丹ブルー"も、これで見納め。
遊歩道の脇には、ポツリポツリと紅い花。
バイバイ、神威岬!!
駐車場まで半分ほとの道のりを過ぎたころ
反対側から観光客の行列が大挙してやってくるのが見えた。
時刻は9時半過ぎ。
やはり、朝一番でここに来てよかった。
駐車場からススキの丘を見上げる。手前のベンチで残ったパンを食べていたら・・
"おねだりカラス"が近寄ってきた。愛嬌があったので、パンをお裾分け。
開店したばかりの土産物屋に入ると、ウニのゆるキャラがお出迎え。
さて、あとは新千歳空港まで一直線!
―――いやいや、レンタカーの返却時刻は16時。
もうひとつ、特筆すべき"ランチタイム"が残っていたのだ。
ではでは、またね。