2002年初夏の前回訪問時は家族写真(娘ふたり)ばかり撮っていた。
毎年4~5回海外に出かけてた頃も北海道と沖縄は別格扱いで
2年に1回程度は旅していたが
新型コロナで移動が難しくなってからは、毎年複数回訪問するようになった。
今回も昨年10月以来、ほぼ半年ぶりの北海道となる。
ところが、小樽を訪れるのは実に21年ぶり。
宿泊に至っては、長女が1歳児だった30数年前まで遡ってしまう。
帰路に立ち寄ったのは余市駅前の食堂で、小樽は通り過ぎただけ。
どうしてそこまで小樽を避けるのか?
理由は簡単、旅慣れてきた30代の頃から年々重症化していった。
「ザ・観光地アレルギーⒸ」のお陰である。
有名観光地ならではの、あの際限ない雑踏と喧騒が、どうにも耐えられないのだ。
(今年3月の岡山旅行でも、倉敷の市街には立ち寄らなかった)
そんな観光地アレルギーの持ち主が、なぜ小樽メインの旅を決意したのか。
この理由も、いたってシンプル。
大好きな道東・道北方面で手頃な価格のツアーが見つからなかったため。
あてにしていたLALの女満別行きの格安チケット(バーゲン)が
サーバーダウンのため確保できなかったのが大きい。
そのため、羽田⇔新千歳空港便ツアー以外の選択肢が消え
昨年泊ったばかりの札幌を除外したら、たまたま「小樽泊」が残ったーー
という、限りなく後ろ向きな結末なのだった。
そんなわけで、小樽の街そのものには使用時期、あまり期待していない。
だが、食べ物は別だ。
まずは、旬のグリーンアスパラ。
そしてウニ、タラバガニ、シャコなどなどの海産物。
もちろんホッケやニシンも、外せない。
要するに、ここ数年の北海道旅行で"食べ損ねた旬の味覚"を
とことん追求してみたい。
・・・あくまで、財布の中身と相談しながらだけどね。
それから、昨年秋に積丹半島を一周した際
気づかずに通り過ぎてしまったニセコ・神仙沼と
定休日のため入れなかった積丹温泉の"ダブルリベンジ"も果たさねば。
そうやって数え上げていくと、やりたいことが次から次へと浮上してくる。
これらの"ついで"に、3連泊する小樽市内をあちこち巡ってみて
なにか掘り出し物に行き当たれば、言うことなし。
往々にして、"期待し過ぎないほうが結果的には吉と出る"ものだから
ダメモト気分で(失礼な言い方だ)、のんびりいくさ~。
明日は、早朝5時に出発。
例によって戻りは4日後だから、ブログ再開は27日あたりかな。
ではでは、またね。