旅が"残存体力との競争"になってきた件

4日間にわたる小樽ベースの旅から

昨夜遅く戻ってきた。

今回は、小樽市内の観光地はろくに訪ねず

レンタカーでのドライブがてら

神仙沼/ニセコ有珠山/洞爺湖畔、神威岬/積丹半島

3大ウォーキング・ツアーに挑んだ。

ちなみに各歩行時間は、神仙沼が50分✖2(訳あって二往復)

有珠山が120分、神威岬が60分といったところか。

 

しかしその結果、否応なく痛感させられたのだ。

ーーもはや、昔のようにはガンガン歩けなくなってしまった、という現実を。

今回こそ、最長だった有珠山外輪山(ロープウェイ山頂駅と奥の展望台を往復)では

数百段続く階段にも負けず、なんとか踏破することができた。

だが、やっとこ山頂駅に戻ってきたときには

相方も含めて、文字通り"いっぱいいっぱい"の状態で

脚も腰もへたり切っていたのである。

 

    "貸し切り状態"の神仙沼エリア。なんという贅沢!(5月24日)

 

夫婦そろって(途中からは娘二人も連れまわし)

国内外を問わぬ旅行三昧の日々に突入して、はや40余年。

50代なかば過ぎから、少しずつ体力の衰えを自覚しはじめ

還暦を迎えると、「体力のある今のうちに行けるだけ行っとこう」が合言葉に。

折からのコロナ禍&全国旅行支援をきっかけに

格安の国内旅行を探し出しては、可能な限り旅を重ねてきたが・・

どうやらここにきて、いよいよ"体力の限界"を認めざるを得なくなった。

 

ま、だからといって

「旅」が読書と肩を並べる"人生最大の喜び"という事実は、ピクリとも揺るがない。

今後も、静かにそして確実に衰えゆく体力とじっくり向き合いながら

"その時々に最大限可能な旅"を、続けてゆくつもりだ。

もちろん、己の掘った墓穴に転がり落ちぬよう、細心のケアを心がけつつ。

少なくとも、連日発生する悲惨な事件や事故を賢しげに分析したり

泥沼化したウクライナ情勢に知ったかぶりの素人論評をまくしたてることで

旅に出られぬ鬱憤を晴らす・・なんて"八つ当たり"だけは絶対に避けたい。

(実際、この3年で何度となく同じ愚を犯している)

 

  ハート形の雲に見守られ、誰もいない有珠外輪山を歩く歩く(5月25日)

 

そんなわけで、繰り返しになってしまうがーー

今後はより一層、体力と健康に配慮し(痛風の再発予防も必須)

相方の休みと財布の紐が許す限り、旅から旅の綱渡りを続けてゆきたい。

とりあえず、次は・・来週!!

相方の実家訪問を兼ねた、娘家族✖2組と合同の石川&富山ツアー。

大人6人と孫5人(1歳~小学2年)がやらかす、"プチ民族大移動"だったりする。

なんやかんや、あわただしい人生だなぁ。

 

ではでは、またね。