"まねき雲"と"ハート雲" 小樽3泊ふたり旅 2023.5.23-26 3日目② 有珠山ロープウェイ山頂駅👣外輪山遊歩道(展望台)👣山頂駅🚡山麓駅

2023年5月25日(木) ホテル🚘キロロリゾート🚘名水の郷きょうごく🚘サイロ展望台🚘有珠山ロープウェイ山麓駅🚡山頂駅👣有珠外輪山遊歩道👣外輪山展望台👣山頂駅🚡山麓

                            「💛雲」が迎える道の先は・・・

 

歩き出してすぐ登り続きっだったのでキツく感じたけれど

ものの5~6分で火口原展望台に到着する。

目の前に広がる360度のパノラマに、息を呑む。

           噴火湾越しに室蘭方面を遠望する。

         右端ににゅっと突き出た岩峰が有珠山の頂上。

     大火口を右手に見ながら、いよいよ外輪山ウォーキングに出発。

 

と、いきなり最初の難関が目の前に立ちはだかった。

それが、こちら。なんと600段の階段を一気に下ってゆくのだ。

   数十段下ったあたりで、登って来る観光客2名とすれ違う。

   その後、火口原展望台に戻るまでの1時間半余り

   無人の外輪山遊歩道をふたりで歩き通した。

   なんとも贅沢な"貸し切りハイキング"!

   しかも階段を降りきって、火口の縁を歩く平坦な道へと出ると・・

   目の前の青空に、不思議な形の雲が。   

 

      これって飛行機雲? まるで空から手招きされてるような・・。 

      少しずつ形を変えながら、1時間あまり空に漂っていた。

   外輪山遊歩道の途中から大火口を眺める。ハワイのキラウエアを思い出した。

         30分近く、歩きやすい快適な道が続いた。

   登山道との合流点(小屋)を過ぎ、展望台まであと一息(10分ほど)だ。

      ついに無人の展望台に到着!洞爺湖の向こうに羊蹄山

     聞こえるのは、かすかな風の音だけ・・・なんて心地良い場所なのか。

    まだ先に道が続いてるようだったので、ダメ元で行ってみると・・

          残念、やっぱり「立ち入り禁止」だった。

             それにしても、いい天気だ。

         小有珠の山腹から白い煙が立ち昇っていた。

    いつまでも居たかったけれど、ロープウェイに乗り遅れたら大ごとだ。

    後ろ髪を引かれる思いで、展望台を後にする。

    すると、歩き出して数分後。

    洞爺湖方面からパラパラパラという音が近づいてきた。

    いったいナニゴト!? と空を見上げると・・一台のヘリコプターが。

 

    遊覧飛行のヘリ。さっき通ったサイロ展望台から離陸したのだろう。

     気持ちよさそうだけど、個人的には自分の足で歩くほうが好きだ。

     上空をぐるっと回って帰って行くヘリコプターを見送り

     二本の足を踏みしめて、ロープウェイの山頂駅を目指してゆく。

     すると目の前に、ハートのような形をした雲が。

    

  さっきの"手招き雲"が姿を変えたのだろう。それにしてもユニークな形だ。

  その間にも、少しずつ陽射しは傾き、岩峰に濃い影落としていった。

 

       夕方近くなり、有珠山は険しさを増したように見える。

            いつかこの頂にも登ってみたいな。

       いよいよ最後の難関、600段を一気登りだ!!

    火口展望台まで戻ってきた。ここからは昭和新山洞爺湖がよく見える。

           夕陽を浴びた山頂に別れを告げる。

     結局最終便の2つ?前のロープウェイに乗ることが出来た。

         片道6分の空中散歩を堪能し、山麓駅へ。

      最大乗員96人の大型ロープウェイは、乗り心地も抜群。

       最後に地上から、残照を浴びる昭和新山を一枚。


山麓駅まで降りたのは、すでに17時過ぎ。

施設や売店は軒並み閉まっていたけど

そんなことより、頂上駅から火口原展望台経由で外輪山の展望台まで

自分たちのペースで自由に歩き通せたのが、最高だった。

これだから、"きまま旅"はやめられない。

 

ではでは、またね。