2023年5月24日(水)
🚘ホテル👣Caf'e 色内食堂👣ホテル🚘三島さんの芝桜庭園
ドリンク料金+100円でこの朝食!!・・って凄すぎる。
朝から快晴に恵まれたドライブ日和。
めいっぱい時間を使うべく、朝7時に起床。
毎週水~日曜に「朝ラーメン」が食べられるという
「自然派ラーメン 麻ほろ」に向かった。
だが準備中らしき店の女性に"朝ラーメン金土日だけ"と言われ、ガックリ。
やむなく早出を諦め、開店5分後の9時5分
ホテル至近の喫茶店「Caf'e色内食堂」でモーニングセットをいただく。
大きな看板はなく、目印はこれだけ。気を付けないとスルーする。
店舗は2階。一瞬、登っていいのかな、と思ってしまう。
"昭和レトロ"というクサい言葉がピッタリ。ちなみに右手の窓辺で戴いた。
すると、これが大当たり。
昔の建物を活用した雰囲気満点のたたずまいも気に入ったが
なにより格安で大充実のモーニングサービスに驚いた。
ドリンク(コーヒー紅茶ほか色々)料金に100円上乗せするだけで
サラダ・トースト・オムレツなどの朝食一式がついてくる。
おまけに当然のように付いてくるバター、ジャム、蜂蜜のトリオが
みな口に入れただけで"ホンモノだ!"と納得の、旨さ&濃厚さだったのだ。
厳選した(としか思えない)トーストの味も含めて
どう考えても100円程度で提供できるような内容じゃなく
これは赤字覚悟でやってるのだなーーと、ひとり勝手に納得する。
店主ひとりで切り盛りしている。時間に余裕のない方は諦めよう。
そういえば、開店直後に入ったのに、店内にはふた組の先客が席を占めていた。
つまり、それくらい人気(+コスパ)の高い店なのだろう。
実際、我々の後を追うように2、3組が来店。
9時半を過ぎた頃にぞろぞろ入って来た家族連れに
「今から注文を受けても、提供まで1時間近くかかってしまいます」と
一人で切り盛りしていた店主が、事実上の"門前払い"を発していた。
小さな子供が騒がしく店内の静寂を乱していたことも
理由の一端だったように思われる。
(ちなみに大声で中国語しゃべる6~7人のグループだった)
朝の店内。席はたくさんあるけど、実際には十人前後で"満席状態"に。
ともあれ、結果的に終始静かで落ち着いた雰囲気のなか
心ゆくまで極上の朝食を味わえたのは、予想外の幸せである。
難を言えば――こちらの選択ミスなのだが――オーダーしたドリンクが
チョコレート系の甘い飲み物で、自慢の本格コーヒーを味わえなかったのが心残りか。
(翌朝リベンジしたかったが、残念ながら定休日だった)
そんなこんなで、出発時刻こそ大幅に遅れたものの
そのぶん、ゆったのりんびり気分で朝のひとときを過ごすことができた。
こうなったら、焦って急いでもろくなことにはならないだろう。
とりあえず車は西へ。
余市の手前でフルーツ街道に逸れ、そのまま国道5号を南下してニセコ方面へ。
道沿いに果樹園が続く「フルーツ街道」を走る。
西の空に残雪を被った山々が見えてきた。
小型の富士山を連想させる羊蹄山が見えてきたあたり
倶知安駅の少し手前を右に曲がれば
本日最初の目的地である「三島さんの芝ざくら庭園」。
元農家の三島さんが大切に育てた個人庭園で
毎年5月下旬から6月上旬に見頃を迎えるということなので
ーーこれは観るしかない!――と予定に組み込んだ。
(入場&駐車料金無料というのも大きかった)
目的地の少し手前に、大きな駐車スペースがあり
そこに車を入れようかとも思ったけれど
もうちょっと、もうちょっと、と欲張って進むうちに
気が付けば、満開の芝ざくら庭園の真中を貫く道に侵入していた。
芝ざくら庭園を横断する道路に侵入してしまった。
まずい!入り過ぎたか!?と後悔したものの、後の祭り。
未舗装の道は細く、Uターンどころか方向転換もままならない。
楽しようとした俺らが悪かったんだ、とあっさり諦め
車窓から景色を眺められただけで満足しようと、そのまま直進することに。
残念だけど、このまま通り過ぎるっきゃなさそうだ。
すると、庭園を50メートルほど過ぎた路肩に
5台ほど停められる駐車スペースを発見。
しかも、そのうち2台分が空いていた。
ラッキー!!
すぐさま「通過」から「停車」へと方針を変更。
多くの観光客で賑わう芝ざくら庭園へと、取って返すのだった。
ではでは、またね。
悪運強し! 今が旬の芝ざくら庭園を、心ゆくまで散歩する。