癒しのパワースポット・岩内神社 内房&札幌ふたり旅 2022.9.26-29 3日目(2)札幌市内⇒中山峠⇒綺羅街道⇒ニセコビュープラザ⇒岩内神社 

2022年9月28日(水) 

札幌⇒中山峠⇒綺羅街道⇒ニセコビュープラザ⇒岩内神社

             綺羅街道から羊蹄山を臨む。

 

朝9時10分前、まずは羊蹄山を目指して走り出す。

頭上を覆っていた雲は徐々に薄れていき

定山渓温泉を過ぎるころには、綺麗な青空に変わっていた。

途中、中山峠にある道の駅望羊で最初の小休止。

名物の「あげじゃが」は前回食べたので、揚げまんじゅうを購入。

誰もいない2階の展望テラスで、美しい羊蹄山の景色をサカナにいただく。

 

      道の駅の前で披露していた「猿回し」。この顔も"芸"のひとつ。

      道の駅2階からの羊蹄山。"蝦夷富士"の名に違わぬ美しさ。

 

その後、国道230号線を喜茂別町まで進み

どんどん近づいてくる羊蹄山の威容に見とれながら

ニセコへと続く綺羅街道をのんびり進んでゆく。

 

   少しずつ大きくなっていく羊蹄山。このワクワク感、クセになりそうだ。

 

お昼前、道の駅ニセコビュープラザに到着。

ハロウィンが近いせいか、そこいらじゅうにカボチャの軍団が。

地元の買い物客でにぎわう農産物直売所をぶらつき

昼食代わりに、正面の店で茹でトウモロコシを買い食いする。

めちゃ甘いとウワサの白いスイートコーンもあったので

普通のヤツと一本ずつ購入し、食べ比べてみた。

・・たしかに甘いが、ミルクが入ったお菓子みたいで、個人的にはイマイチ。

関東人としては、ノーマルの方も塩ゆでじゃなく醤油を塗って焼いてほしかった。

 

      ハロウィン・・というよりカボチャ祭り、なのか?

        とにかく、カボチャ、カボチャ、カボチャ・・

        カボチャに負けじと、"豆軍団"も揃い踏み

           ここでも貫禄充分の羊蹄山

 

ともあれ、腹ごしらえを済ませて再出発。

ニセコ連峰を超えて日本海に面した岩内へと降りていく

ニセコパノラマラインをルートに取る。

9月末とあって少々時期は早いが、標高を稼ぐにつれ色づいた木々が目立ってくる。

 

        道沿いに展望台を探すが、なかなか発見できず

    ニセコアンヌプリをチラ見しただけで、痛恨の"スルー"をやらかす。

 

どこか、眺めのいい展望スポットはないものか。

稜線上を走り始めてからは、それらしき駐車場を探すものの

出会う駐車スペースは、どれも木々に囲まれており、見通しの悪い場所ばかり。

それでも、下り始めたところに数十台の車が停まっているエリアを発見。

いったん車を乗り入れたものの、やっぱり完全に森の中。

ここもダメか・・一時停車もせず、そのまま車道まで戻ったところで

目の前の「神仙沼⇒」という案内板に気づく。

そうか、展望台じゃなくて、名所「神仙沼」の駐車スペースだったのか!

だからこんなにいっぱい車が並んでたんだ。

 

ちょっと、今のとこ戻れないかな?

再びスピードを上げて走り出した車の中、あわてて相方に頼んでみたが

「えー、Uターンするのぉ!?」と、面倒くさそうな声。

・・・・じゃあ、いいよ。

結局、ニセコ山系では一度も車を停めることなく、通り過ぎたのだった。

 

それから、さらに走ること20分余り、

疲れたからどこかで休みたいと、こぼしはじめた相方をなだめすかし

どうにか岩内町のはずれにある岩内神社付近まで到着。

相方にはそのまま車内で休んでいただき、ひとり裏道を抜けて岩内神社へ歩いてゆく。

 

         予想外(失礼!)に心地よかった岩内神社

       何でもない木の葉に、思わずデジカメを向けてしまう

       赤とんぼも気持ちいいのか、石段でひなたぼっこ。

      本殿前では、地元の車が「お祓い」を受けていた

 

暖かい午後の陽射しのお陰もあり、神社の境内は心洗われる雰囲気に満ちていた。

ここに立ち寄った理由は、ただひとつ。

「えぞみくじ」をゲットすること。

本殿の脇にある社務所は閉まっていたが

境内の外れに、住居に附属した出店っぽいところを発見。

呼び出しボタンを押して、無事「スケトウダラのえぞみくじ」を手に入れる。

箱に入った数十匹のスケトウダラ(みくじ)を小さな釣り針で釣りあげるという

ミニゲームつきで、売店のおばさん(多分神社の方)が愛嬌たっぷりで教えてくれた。

他にも工夫をこらしたお守りが多数並んでいて、眺めるだけでも興味深かった。

美しい魚のお守り(真紅)を見つけたので、それも土産代わりにいただく。

 

    お目当ての「たら福みくじ」。引き当てたのは「超大吉」・・って何!?

        次の北海道旅行では、どれをゲットしようかな・・

 

30分ほどかけて車に戻ると、復活した相方がトイレを使いたいというので

もういちど岩内神社まで往復する。

天気がよかったお陰もあるけど、パワースポットとでもいうのか

とにかく気持ちのいい場所だった。

曲がりかけた相方のヘソも、行きそびれた「神仙沼」のショックも

いつのまにか治まっていた。

 

    車を停めた場所へと戻る途中で。フツーの風景が、いちばん綺麗かも。

         せっかちな紅葉にも出会えたし

 

ともあれ、なんとか積丹半島の南側にたどり着いた。

いよいよここから、本日のメインともいえる"半島周遊"が始まる。

 

ではでは、またね。