ジュネーブ発ボローニャ着 鉄道自由旅行2018 60'sふたり旅Ⅱ

ふと気づけば

東京オリンピックの開幕予定日は過ぎ去り

2020年7月も、残りあとわずか。

つい一ヶ月前、春を迎えたと思ったばかりなのに・・

いくらなんでも時間の進み方が速すぎる!

やはり最大の原因は、「旅に出ていない」ことに尽きるだろう。

そう。以前も書いたが

5月末に出発予定だったアイルランドの旅が中止になったせいである。

 

ここ10年というもの

ほぼ3~4カ月に1回のペースで海外への旅に出かけており

それが、過ぎ去る月日の中で強力な句読点となってくれるおかけで

今回のように何のとっかかりもなく4ヵ月があっさり通り過ぎてしまったのだ。

 

おかげで余りに手持ち無沙汰になり

勢い余ってブログを始められたのが唯一の慰めではあるが

それにしても、ここにきての飢餓感はハンパではない。

連日、稚拙な猿芝居(日本の政局)を強制的に見せられ続け

毎度怒りや失望を書き連ねるのも、いささか疲れてきた。

とはいえ、いまだ海外に出られる状況には程遠く

「GoToジャパン!」というお祭り気分に乗っかるつもりも、毛頭ない。

 

なので、ふたたび過去のふたり旅を思い返し

せめてものバーチャル・トリップにひたることで

〈心のオアシス〉に代えることにした。

 

今回取り上げるのは

2年前の5月29日から6月5日にかけておこなった

スイス/ジュネーブ⇒グリンデルワルト⇒マイエンフェルト⇒イタリア/ボローニャ

という列車の旅である。

このときは、いきなり最初にとんでもないトラブルが発生。

その興奮を引きずったままスイスアルプスの白眉・アイガー山麓に乗り込むという

なんだかトンデモな珍道中だったという記憶が鮮明に刻まれている。

例によって月命日ではないが、今月29日(水)に出発。

日記形式に綴っていくことにしたい。

 

――よしっ!

改めてそういう宣言をすると

それだけで、ウカウキしてくるから不思議なものだ。

なにをさておき、己の心の健康のために、行ってこよう。

 

ではでは、またね。