"最後のご褒美"は眼下のスイスアルプス ジュネーヴ発ボローニャ着 鉄道自由旅行2018 5/29-6/5 7日目 ふたり旅60'

2018年6月4日(月)

 

旅立つ前に、井上ひさしの『ボローニャ紀行』を読んで

行きたいところや見たいスポットをチェックしておいたのだが

ラヴェンナへの日帰り観光を選んだため

食べ歩き以外に関しては”また今度ね!”ということになってしまった。

 

この日も、Bologna空港10時35分の飛行機に乗るため

早めに起きて先に荷造りを片づけ、

オープン直後のカフェラウンジで朝食を摂る。

トイレと最終確認を済ませ、7時30分には駅に向かう。

朝から力強く降り注ぐ陽射しを避けつつ駅前バスターミナルに着くと

すぐに空港行きバスが滑り込んできたので、運転手に6ユーロ払って乗車。

30分足らずで、ボローニャ・グルエルモ・マルコーニ空港に着いた。

 

以後、手荷物&身体チェック、出国審査など、いつもどおりの段取りを踏み

さすがに復路までドタキャンなどのトラブルに遭うこともなく

Bologna10時35分⇒12時35分Copenhagen

ほぼ満席だったのでどちらも隣席は埋まったものの

ラッキーなことに、飛行機の窓から

今回の旅で巡ったスイスアルプスの峰々を眺めることができた。

最後に遊覧飛行のようなオマケを楽しみ

わずか2時間後には、思い出深いコペンハーゲン空港に到着する。

 

f:id:utatane-do:20200806202344j:plain

            山また山のスイスアルプス

 

乗継便の離陸まで、およそ3時間。

小腹も空いてきたので

軽食カウンターで一番安いフードボックスを購入するが

これ1つと飲み物だけで、25ユーロ支払うことに。

北欧諸国の物価も、かなりのハイレベル。

決してスイスに負けてなかった。

 

あとは、うわー高い!とため息をつきつつ、空港内の店を見て回り

Copenhagen15時45分発の飛行機に搭乗し、一路成田へ。

幸いこちらの便は空席の方が多く、ふたりともゆったりくつろぐことができた。

往路とは段違いに快適だったスカンジナビア航空の旅。

でも、次も乗りたいか? と訊かれたら

やっぱ「う~~ん、どうしよっかなぁ」と考え込みそうな気がする。

⇒09時35分(翌日)TokyoNarita

 

それにつけても、――旅に出たい!!

今年の1月に航空券を購入した

11月下旬発リスボンin バルセロナoutのバス&鉄道旅も

だんだん絵に描いた餅に思えてきたし・・

少なくともこの先数年は

手放しで海外旅行を楽しめなくなったりして。

この秋のパスポート更新手続きも

ちょっと延期したくなるような、どんよりした雲行きである。

  

さて、能天気な旅の想い出も、ここまで。

明日からはまた、責任を負うおそれのない外野席から

コロナ下で無為無策をさらし続けるオカミに、怒りの鉄拳だ!!

 

ではでは、またね。