指宿ラーメンと知覧の茶畑 鹿児島ふたり旅 2023.2.14-17 2日目② 道の駅山川港🚘麺屋二郎🚘高塚丘(茶ばっけん丘)/知覧茶畑🚘ホテル

2023年2月15日(水)ホテル🚘Backerei danken🚘池田湖畔🚘開聞岳西麓/花瀬望比公園🚘麺屋二郎🚘高塚丘/茶ばっけん丘🚘ホテル

    斜面に美しい弧を描く知覧茶畑。抹茶スイーツが食べたくなった。

 

定休日だった道の駅を後に、飲食店が多そうな指宿市中心部へと北上する。

相方が運転する横で、スマホのオフラインマップを開き

2時半以降でも営業している店を懸命に捜していく。

すると、のきなみ2時か2時半で昼の営業を終えるラーメン店のなか

一軒だけ16時までやっている場所があった。

しかもポイントを見る限り、店の評判も悪くない。

よし、ここに決めよう!

 

目指す店は街なかの交差点にあり、すぐに見つかった。

だが広い道を挟んだ向かい側の駐車場がわからず、しばらく行ったり来たり。

やむなく店前の空きスペースに一旦停め、店の人に教えてもらう。

そんなわけで、最後までバタバタしたものの

午後3時前には、ふたり揃って店に入ることができた。

・・やれやれ、なんとか昼飯にありつけそうだ。

さすがに15時過ぎの店内は余裕たっぷり。店員さんもまかないタイムだった。

んで、何気なく後ろに貼ってあったポスターを眺めてみたら・・

「V2」「第1位」「NEW YORK」の文字が目に飛び込んできた。

――失礼。きっと地元では誰もが知る超有名店なのだな。

膨らむばかりの期待を胸に、待つことしばし。

オーダーしたラーメンが、やってきた。

迫力満点の指宿ラーメン?。

腹ペコだったことも手伝ってか、思わず唸る旨さだった。

相方が頼んだ一杯は右。こっちも美味しかったらしく、夢中になって食べていた。

 

そういえば、初日の昼に食べたのもラーメンだったっけ。

でも、昨日は魚ベース今日は豚骨ベースとまったく違って、どちらも大満足。

どうやら、今回の「鹿児島の旅」。

ことランチに関しては、ハズレがないっぽい。

・・その分、ディナーがイマイチだけど。

(結局、最終日までこの傾向〈昼飯Good✖夕食Bad〉が続いた)

 

激ウマラーメンのおかげで、すっかり気分も良くなった。

さて、時刻は3時半。

頭上には気持ちの良い青空。ホテルに直行するのはもったいない。

んじゃ、ちょっと知覧の方から回ってみようか。

武家屋敷にはあまり興味ないけど、知覧茶の畑を一望できるスポットがあるらしい。

 

てなわけで、指宿から池田湖の北側を抜けて北西方向へ。

のどかな山間の道は行き交う車もなく、完全フリーウェイ状態。

この気分でスイスイ飛ばしてると、いつ事故ってもおかしくないなぁ。

青い空に白い雲の下、無人の道を走る走る。(制限速度は守ってるよ)

 

40分ほど、気持ちのいい内陸の道をたどっていたら

いつのまにか、こんもりした連なりが左右に広がっていた。

・・・あ、茶畑だ。

とりあえず車を停め、周囲の茶畑にデジカメを向ける。

強い陽射しを力強く跳ね返す、知覧の茶葉。これは必須のお土産だな。

目指す展望台(高塚丘)は、さらに北西に進んだ小高い丘の上にあった。

狭く曲がりくねった農道を登る必要があり、大型車では通行困難。

幸い軽のレンタカーだったので、登り切ることができた。

駐車スペースと東屋が整備された高塚丘からの眺めは、ごらんの通り。

延々と広がる茶畑の向こうに開聞岳。午後の遅い陽射しが、赤みを増す。

数時間前、あの独立峰の右側をぐるっと半周したのだった。

北側に目を転じると、段々になった茶畑が幾何学的な濃淡を創り出していた。

その向こうに小さく尖った頂を見せるのは、兵児岳か。

いつまでも眺めていたい見事な景色だったけど・・いかんせん、風が強い。

しかも夕方になって気温が下がり、上着を羽織っていても寒気がじわじわ迫ってくる。

(寒がりな相方はさっさと車内に戻っていた)

名残惜しいが、このぐらいにしておくか。

15分ほど滞在しただけで、登って来た農道を慎重に降りて・・・

行かなくても、走りやすい道があったのでそちらから展望台を後にする。

 

その後、知覧の中心部に向かうものの

平和記念ミュージアム武家屋敷も閉館(間際)で、そのまま通過。

結局、茶畑を眺めただけで我らの知覧観光は終了した。

(というより、これ以上立ち寄る気力と体力が残っていなかった)

 

暗くなる前に帰りたいと、ひたすら鹿児島市

結局、一度も小休止を挟まずにホテルまで走り通してしまった。

おかげで、部屋のベランダからは「残照の桜島」が。

いつ見ても、飽きることのない雄姿だ。

子供の頃から毎日この景色を眺めていれば、そりゃスケールも大きくなるよなぁ。

 

ではでは、またね。