安旨旅行のシメは、"台湾ラーメン"だ!  北見&帯広ふたり旅 2022.6.6-9 4日目 帯広ホテル🚗道の駅りくべつ🚗麵屋創介🚗女満別空港🛫成田空港

2022年6月9日(木)帯広⇒道の駅りくべつ⇒麵屋創介⇒女満別空港⇒成田空港

             青空は続くよ、どこまでも・・

 

帰りの飛行機が、女満別空港1540発。

帯広市内から空港(レンタカー会社)まで3時間以上かかるので

今日はあまりのんびりできない。

朝8時前、ホテル1階でシンプルな朝食を摂り、9時すぎには出発した。

 

        車窓からこの手の写真ばっかり撮っていた。

 

皮肉なことに、朝から天気は見事な快晴。

余裕があれば真鍋庭園に立ち寄るところだが、ぐっと堪えてまずは足寄方面へ。

見渡す限り広がる畑の真っただ中を1時間ほど走り

道の駅あしょろ銀河ホール21で、最初の小休止。

 

   手前は普通の「道の駅」だが、奥の白いビル(半カケ)はほぼ"松山千春館"。

  

やたら立派な建物の中は、松山千春の歌声が響き渡る。

地元出身のシンガー・松山千春の記念館が併設されていた。

たぶん出資者なのだろうけど、ファンはもちろん興味も関心もないので

売店などをぐるっとひと回りして、トイレに寄っただけで出発する。

 

  道の駅りくべつ前の風景。余りに空がきれいなので、反対側を撮ってしまった。

ますます緑と青空が色濃くなる道を北へ40分ほど走り

少々早いが、「オーロラタウン93りくべつ」という道の駅で二度目の休憩。

足寄のそれとは違い、手作り感あふれるローカルな雰囲気に無条件で好感を抱く。

農産物直売所を兼ねた売店のレジでは

地元のおばちゃんたちが世間話に花を咲かせていた。

 

 「なつぞら」サイン色紙コーナー。連ドラの力は絶大だ。ちなみに右下がスピッツ

 

見ると、目立つ壁の一角に

NHK連ドラ「なつぞら」出演者たちのサイン色紙が、何枚も貼ってある。

知らなかったが、この辺りもロケの撮影で使われたとのこと。

見学に来たのだろう、主題歌を歌った(相方に教わった)スピッツのサインもあった。

 

    トイレ(男子)のステンドグラス。開町90周年を記念したものらしい。

         おそらくこれは「冬場の超低温」がモチーフ。

 

観光客向けのお土産品と一緒に、手作りの品が多く並んでいたり

トイレ(男子)の窓も地元の風景を取り入れたステンドグラス(風)だったり

細かなところに工夫が凝らされていて、なんだか居心地のいい場所だった。

 

   よく見ると「銀河鉄道999」じゃないか!・・乗ってみたかったなあ。

 

あまり長居はできないからと、車に戻る途中で電車(一両)と駅のホーム?を発見。

そういえば足寄(道の駅)の中にも、鉄道駅っぽい一角があった。

後日調べると、ふるさと銀河線りくべつ鉄道という路線があり

年に5回だけ(4往復)運航するのだという。

 

そうか・・昔はJR(国鉄か)の路線があったんだっけ。

残念ながら、40年近く前に青春18きっぷで北海道一周をしたときは

今回車で走った足寄~陸別間には乗らなかったけど

その代わりに、昔の鉄道旅行のことが次々頭の中に蘇ってきた。

年末年始にかけて急行の夜行列車で青森まで。

青函連絡船で函館に渡ってから、鈍行また鈍行を乗り継ぎまくった。

除夜の鐘を合図に真っ白な雪に包まれた松前神社にお参りしたり

吹雪の中の浜頓別駅でひたすら乗り継ぎ列車を待ったり

朝五時に紋別から乗ったガラガラ列車で網走を目指したり・・

とんでもなく懐かしい情景が、脳内再生されてゆく。

    

    事故多発ルートっぽい十勝オホーツク自動車道を、ひた走る。

 

あ、いや、大昔の思い出話じゃなくて、2か月前の旅記録だった。

道の駅を出発し、遅れを取り戻すべく十勝オホーツク自動車道に乗って北見を目指す。

最近、事故のニュースでこの道の名を何度か目にしたけど

とても走りやすく、スピードが出せそうな(だから事故るのか!)ルートだった。

 

       「麵屋創介」入口。店内の撮影は丁重に断られた。

 

予定通り12時過ぎには、北見市内のラーメン店「麵屋創介」前に到着する。

ここで提供される「台湾ラーメン」を、ぜひとも食べたかったのだ。

運良くテーブルが一台空いており、すぐに注文することができた。

 

       名物(のひとつ)台湾ラーメン。舌の記憶に残る味。

 

味のほうだが・・

ずっと運転してきた疲れから口数が少なくなってた相方が

一口すすって、思わずつぶやいた。

――おいし~い。

かなりスパイシーで辛みが強い。

しかしその辛さが重さに結び付かず、楽々と食べれてしまう。

なるほど、確かに台湾っぽい、"ライトな辛さ"だ。

口に出してこそ言わなかったが

なんでわざわざ北見まで来てラーメン食べるの?

というオーラを発散していた相方が

食べ終わる頃には、すっかりゴキゲンになっていたのだ。

 

そんなこんなで今回の旅は、ホテルの朝食(無料で付いていた)を除けば

〈食事〉に関しては、ほぼほぼ100点満点をつけられそうだ。

ビアファクトリーの地ビールや、安くて旨い"帯広二連発"は言うまでもなく

セイコーマート豚丼に至るまで、うまいうまいの連続。

これじゃ、近いうちにリベンジするっきゃない!

 

            さらば北海道! また来るね。

 

・・と思っていたら、10月下旬に旅の予約を入れてしまった。

今度のルート、帯広インの女満別アウト。

でもってホテルは旭川三連泊だ!

―――ていうか、一番安いセットを探したらそうなっただけ。

追加料金ゼロのホテルは旭川市内の3軒だけ、とか・・。

旅費は今回よりも4000円ほど高いが、羽田発着なのでよしとする。

 

ではでは、またね。