開聞岳「裏絶景ポイント」発見! 鹿児島ふたり旅 2023.2.14-17 2日目①  ホテル🚘Backerei danken🚘慈眼寺公園🚘池田湖畔🚘花瀬望比公園🚘道の駅活お街道

2023年2月15日(水) アートホテル🚘Backerei danken🚘慈眼寺公園🚘池田湖畔🚘花瀬望比公園🚘道の駅活お街道

             開聞岳は「裏」が最高!!

 

本来この日は、種子島宇宙センターのH3ロケット打ち上げ見学を兼ね

内之浦宇宙空間観測所に行く予定だった。

ところが直前になって翌々日に延び、一日ぽっかり空いてしまった。

そこで「霧島に行こう」と北上するものの、途中で忘れ物に気付いてホテルに逆戻り。

同じ道を引き返すのもシャクだなと、一転南を目指すことに。

すでに10時を回っていたので、朝食を食べようと途中のパン屋に立ち寄った。

「ベッカライ・ダンケン」は、ガラス張りの明るいパン屋さん。種類も豊富。

広いイートインスペースがあり、遅めの朝食をいただく。美味。

 

腹ごなしの散歩がてら、近くの慈眼寺公園へ。

気持のいい青空を眺めながら、谷合の誘導へ降りていく。

有名な「さくら広場」は開花前だったけど、木漏れ日と清流に癒される。

でも"気持ちいいねー"なんてのんびりしてたら、お昼間近に。

急いで車に戻り、指宿目指して一直線。

錦江湾越しの桜島。今日も元気に噴煙をなびかせている。

 

その後、指宿の手前を右折し薩摩半島へと分け入ってゆく。

スムーズに走れたおかげか、1時間少々で池田湖のほとりに到着した。

池田湖の向こうに聳える薩摩富士・開聞岳

しかし期待していたほどの絶景ではなく

そこにあった観光施設(レイクグリーンパーク)も、いまひとつ。

 

もっと雄大開聞岳を堪能できるスポットはないものかと、池田湖から南進。

登山口に位置する公園にも立ち寄ったのだが、今度は近過ぎるのか展望が良くない。

こうなると、意地だ。

そのまま、反時計回りに開聞岳の麓を一周してみた。すると・・

開聞岳の西側に進むと一気に視界が開け、右手には広々とした畑が。

そして左手には、迫力満点の開聞岳がドンと聳えていた。

中途半端な観光施設ではなく、野原(畑?)に屹立する山の姿がカッコイイ。

 

さらに、そこからほど近く。

開聞岳から10時の位置にある海岸沿いの「花瀬望比公園」が、すごく良かった。

第二次大戦中の比島(フィリピン)戦没者慰霊碑が建つ祈念施設なのだが

その海岸を降りた浜辺が、握りこぶし大の石ころだらけ。

波が打ち寄せるたび、ゴロゴロゴロゴロ・・・と転がる石の音があたりを埋める。

あたかも、一時も休まず回転し続ける巨大なマニ車のように。

無人の海岸に、絶え間なく響く「ゴロゴロゴロゴロ・・」。一聴の価値あり。

望比公園からピラミッド型の開聞岳を仰ぐ。青空に踊る雲が美しい。

 

その後も、反時計回りに開聞岳の麓をぐるっと半周。

途中、6時地点から先は路上のあちこちに落石が転がる、要注意道路。

さらに4~3時地点の間は、車一台がやっと通れる狭い狭いコンクリートのトンネル。

100メートルごとに1カ所の頻度で退避スペースが設けられていたものの

"もし対向車が来たらどうしよう・・"と、ビビリながらの数分間だった。

※デジカメを構える余裕もなく、壮絶な狭小トンネル画像を撮り損ねてしまった。

 

ともあれ、5~6分は続いた(心理的時間としては)狭い狭いトンネルは

途中で対向車に出くわすこともなく、無事に通過。

時計の針は14時を過ぎており、とにかく昼飯だ!

と、一番近い道の駅「山川港活お街道」をへと直行する。

おいしい海鮮丼があるというので、本日のランチスポットに決めていたのだ。

14時半、道の駅活お街道(いおかいどう)に到着!

ところが・・・

入り口に立ちはだかる、朱いコーン。そう、なんと定休日(毎週水曜)だったのだ。

普段から確認するよう心がけているのだが・・急な予定変更で失念していた。

仕方ない。威勢よくカツオが飛び跳ねるトイレだけ使わせてもらい

なんとか昼ご飯にありつける店を探さなれければ。

――だが実際、この辺りの飲食店はどこもかしこも14時閉店(夕方再開)。

空きっ腹を抱え指宿市街地へ向かうふたりに、"ランチの神"は微笑んでくれるのか!?

 

ではでは、またね。