どうしてこんなに旨いのだ!?  北見&帯広ふたり旅 2022.6.6-9 3日目(3)帯広畜産大学🚗おびひろ縹(はなだ)

2022年6月8日(水)帯広市内&近郊めぐり

 

   帯広の飲食店はどこも良かったけど、カフェのナンバーワンはここで決まり。

 

居心地抜群だったFarmDesignsに別れを告げ

帯広畜産大学の構内散歩へと出発する。

北海道大学の時も感じたけど、とにかく敷地が広い。

自転車で移動する学生が多いのも納得できる。

 

      大学の中とは思えない開放感。それしても、人が少なすぎないか?

 

あいにく空模様は曇りがちだったが

広々としたキャンパスを歩いているだけで、開放的な気分になれる。

学校関係者でなくても自由に移動できるエリアが大半だが

防疫上、家畜(動物)を扱う牛舎や馬場などは一般人の立ち入りが禁止されている。

それでも、映画『銀の匙』の撮影に使われたスポットなどは

部外者でもすぐわかるよう、要所に案内板が立っていた。

実際、それを目当てで訪れる観光客も多いらしく

自転車に乗って通り過ぎる女子大生も、挨拶の声をかけてくれた。

 

     要所要所に立つ案内板。確かにこれがないと迷子になりそう。

   妙にオシャレな建物だと思ったら・・一般企業とコラボした酒蔵らしい。

 

あいにく防疫+新型コロナの関係で、撮影スポットには入ることはできず。

最近作られたという酒蔵の脇を通り過ぎて、駐車場まで戻った。

 

さて、どうしよう?

そろそろお昼時だし、何か美味しいものを食べに行こうか。

事前にリストアップしておいた「カレー」「そば」「豚丼」「パン」の中から

いちばん近いという単純な理由から、日本そばに決定。

スマホのナビに従い、住宅街の中をぐるっと回っていくと

目立つ看板も暖簾も見当たらない、地味~な家の前に到着する。

辛うじて駐車場の表示があり、建物の脇を抜けて奥へ車を進めると

5~6台分ありそうなスペースのほとんどが埋まっていた。

素朴な外見とは裏腹に、なかなかの繁盛ぶりらしい。

 

ともあれ、運良く1つだけ残っていた空きスペースに車を停め

個人の家にお邪魔するような気持ちで、入口の引き戸を開けると

・・・中は立派?なお蕎麦屋さんだった。

忙しく立ち働く店員に声を掛けると、テーブル席はいっぱいらしく

一番奥のカウンター風並び席へと案内される。

ともあれ、待たずに座れたのはラッキーだった。

店内を見渡すと、スーツや事務服に身を包んだ地元の人ばかり。

素っ気ない店構えからも想像できたが、

根っから観光客をあてにした店ではなかったようだ。

 

    絶品の「おろしそば」!!店の方は地味過ぎて撮り忘れてしまった。

 

で、待つこと数分。

注文したおろしそば(だったよな)を、いただく。

・・・・・うまい!!

先日、日光で食べたそばが衝撃的な美味しさだったので

少々採点が厳しめになっていたはずなのだが

豊かな風味の出汁はもちろん、香りも歯応えも申し分なし。

昨夜の炉端焼き同様、帯広は食べ物のレベルが高い土地だと再認識させられた。

なのに、我らに残された「帯広メシ」は、今日の夕食ただ一度のみ。

結局、カレーも豚丼も"次の機会"に回すしかないようだ。

(本日の晩飯は「ジンギスカン」で決定済み。

 明朝は早く出発するためホテル以外に選択肢なし)

 

そんなこんなで、今回も例によって"積み残し"がてんこ盛り。

なんのことはない、行けば行くほど〈行きたい場所〉ばかり増えていくのだった。

 

ではでは、またね。