2022年6月8日(水)帯広市内&近郊めぐり
帯広の飲食店はどこも良かったけど、カフェのナンバーワンはここで決まり。
居心地抜群だったFarmDesignsに別れを告げ
帯広畜産大学の構内散歩へと出発する。
北海道大学の時も感じたけど、とにかく敷地が広い。
自転車で移動する学生が多いのも納得できる。
大学の中とは思えない開放感。それしても、人が少なすぎないか?
あいにく空模様は曇りがちだったが
広々としたキャンパスを歩いているだけで、開放的な気分になれる。
学校関係者でなくても自由に移動できるエリアが大半だが
防疫上、家畜(動物)を扱う牛舎や馬場などは一般人の立ち入りが禁止されている。
それでも、映画『銀の匙』の撮影に使われたスポットなどは
部外者でもすぐわかるよう、要所に案内板が立っていた。
実際、それを目当てで訪れる観光客も多いらしく
自転車に乗って通り過ぎる女子大生も、挨拶の声をかけてくれた。
要所要所に立つ案内板。確かにこれがないと迷子になりそう。
妙にオシャレな建物だと思ったら・・一般企業とコラボした酒蔵らしい。
あいにく防疫+新型コロナの関係で、撮影スポットには入ることはできず。
最近作られたという酒蔵の脇を通り過ぎて、駐車場まで戻った。
さて、どうしよう?
そろそろお昼時だし、何か美味しいものを食べに行こうか。
事前にリストアップしておいた「カレー」「そば」「豚丼」「パン」の中から
いちばん近いという単純な理由から、日本そばに決定。
スマホのナビに従い、住宅街の中をぐるっと回っていくと
目立つ看板も暖簾も見当たらない、地味~な家の前に到着する。
辛うじて駐車場の表示があり、建物の脇を抜けて奥へ車を進めると
5~6台分ありそうなスペースのほとんどが埋まっていた。
素朴な外見とは裏腹に、なかなかの繁盛ぶりらしい。
ともあれ、運良く1つだけ残っていた空きスペースに車を停め
個人の家にお邪魔するような気持ちで、入口の引き戸を開けると
・・・中は立派?なお蕎麦屋さんだった。
忙しく立ち働く店員に声を掛けると、テーブル席はいっぱいらしく
一番奥のカウンター風並び席へと案内される。
ともあれ、待たずに座れたのはラッキーだった。
店内を見渡すと、スーツや事務服に身を包んだ地元の人ばかり。
素っ気ない店構えからも想像できたが、
根っから観光客をあてにした店ではなかったようだ。
絶品の「おろしそば」!!店の方は地味過ぎて撮り忘れてしまった。
で、待つこと数分。
注文したおろしそば(だったよな)を、いただく。
・・・・・うまい!!
先日、日光で食べたそばが衝撃的な美味しさだったので
少々採点が厳しめになっていたはずなのだが
豊かな風味の出汁はもちろん、香りも歯応えも申し分なし。
昨夜の炉端焼き同様、帯広は食べ物のレベルが高い土地だと再認識させられた。
なのに、我らに残された「帯広メシ」は、今日の夕食ただ一度のみ。
結局、カレーも豚丼も"次の機会"に回すしかないようだ。
(本日の晩飯は「ジンギスカン」で決定済み。
明朝は早く出発するためホテル以外に選択肢なし)
そんなこんなで、今回も例によって"積み残し"がてんこ盛り。
なんのことはない、行けば行くほど〈行きたい場所〉ばかり増えていくのだった。
ではでは、またね。