"場外"も楽しい真鍋庭園  北見&帯広ふたり旅 2022.6.6-9 3日目(4)おびひろ縹(はなだ)🚗真鍋庭園

2022年6月8日(水)帯広市内&近郊めぐり

 

   つい"お持ち帰り"したくなる、「ガーデンセンター」のキュートな仲間たち

 

美味しいお蕎麦をいただき、幸せな気分で店を後にする。

昨日と違って、朝からずっと薄曇りが続いていた。

晴れていればぜひ訪問したかった「ナイタイ高原牧場」はとうに諦めていたが

もうひとつの候補地「真鍋庭園」は帯広市内という近さもあり

常に空模様をチェックして、雲が切れたらすかさず直行するつもりだった。

しかし、すでに時刻は13時。

これ以上待っても太陽は顔を出しそうになさそうだったので

とりあえず、下見を兼ねて行ってみることに。

 

         真鍋庭園へと続く緑豊かなエントランス。

 

まっすぐ南へ走ること5~6分。

住宅街の一角に広い駐車場が現われたと思ったら

その向かい側が、真鍋庭園の入口だった。

森林っぽさを漂わせる、思ったより質素なたたずまいに、まずは一安へと心。

入って20メートルほど進んだ右手に、受付が設けられていたが

施設全体が植木屋さんを兼ねているらしく

その先にある「ガーデンセンター」や「カフェテラス」までは

自由に出入りできるようだった。

実際、別に設けられた庭園のゲートに向かう人よりも

屋外に数多く並ぶ草花を買いに来た地元客のほうが、はるかに多かった。

 

  観光客相手かと思ったら、所狭しと鉢植えが並ぶ地元密着のプランツショップ。

           いずれも帯広ならでは?の品揃え

 

しかもこの時期は、お得な"特別展示"が行われていた。

朝方訪ねた「道の駅おとふけ」と同じように

朝ドラ『なつぞら』撮影に使われた家屋の一部が、展示されていたのだ。

目ざとくそれを見つけた相方が、さっそく近寄っていく。

相方の説明によると、画家志望の若者がアトリエにしていた馬小屋なのだとか。

内部に並んだ作品やイーゼルを嬉しそうに眺める相方。

これを見るだけでも、充分に来た甲斐があった。

 

         『なつぞら』に登場した馬小屋(アトリエ)

        相方に言わせると、内部も"そっくりそのまま"だとか。

       向こう側に建つ小屋も、『なつぞら』のセット・・らしい。

 

たくさんの植木や草花が並ぶ広場の向かい側にも

なつぞら』関連の小屋が建っていた。

こちらもまた、同じ若者が住んでいた実家?らしい。

後で気づいたのだが、「ガーデンセンター」の中にも『なつぞら』コーナーがあり

ここでは彼(若者)メインに据えた展示が行なわれているようだった。

 

      「ガーデンセンター」内にも充実の『なつぞらコーナー』が。

        でも"朝ドラ音痴"には、こっちのほうが興味津々。

      こういう小物なら邪魔にならないし・・などなど、心が揺れる。

 

通常の施設にあたる「ガーデンセンター(ショップ)」も、なかなかの充実ぶり。

地元の名産・特産品などを活かしたオリジナル商品や

セレクトショップはだしのセンスのいい品揃えに、ついつい手が伸びる。

いわゆる「土産物」に対しては、すっかり財布のひもが固くなっていたはずなのに

この店に限っては、誘惑に抗し切れず

「十勝てぬぐい」と「北海道花暦(日めくりカレンダー)」を買い求めた。

ちなみにいま、目の前に置かれた「北海道花暦」の7月18日は

『イワガラミ』(ユキノシタ科の落葉木本)だったりする。

 

結局、入口周辺の無料エリアを行ったり来たりすること、およそ一時間。

肝心の庭園内には足を踏み入れぬまま、見学を終えることに。

正直"手前"のところだけで、充分綺麗だったし気持ちもよかった。

それ以上に、昨日の"快晴体験"が余りに強烈だったので

〈青空の下でとことん庭園を堪能したい〉、という願いを何としても叶えたかった。

これはもう、帯広&真鍋庭園を再訪するしかない!

・・なんだか、旅をするたびに"リベンジスポット"が増えてくなぁ。

 

あと、駐車場へと戻る森?の途中で、エゾリスを発見。

すばしこいヤツをなんとか写真に残そうと、懸命に追いかけたものの

あっというまに走り去っていった。

 

                エゾリス発見!

       あっという間に走り去り、ジャンプして敷地の奥へ・・

 

庭園の中に入っていれば、もっと楽に会えたんだろうな・・。

やっぱり「カレー&豚丼」とセットで、リベンジ旅行が決定だ!!

ばんえい競馬が開催される週末スケジュールで)

 

          "次回"は絶対、半日かけてゆっくり楽しむぞ。

 

ではでは、またね。